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ゴルフの日焼け対策に朗報 プロが開発に協力したUVクリームの効果とは?

 2017/08/03 注目記事
この記事は約 5 分で読めます。 2,956 Views

この10年で、紫外線の増加率が+4.8%(観測地点:つくば、2017年5月30日付の気象庁発表)の実態をご存知ですか。真夏のゴルフは超ヤバイ。紫外線による肌老化や皮膚ガンなどを気にするゴルファーも増加中。

そのため近年はゴルフのUVケア商品が増えていますが、今回は猛暑によるパフォーマンスと集中力の低下に着目し、これを防ぐことを科学的視点で考えた商品「アフェクタス ゴルファーズプロテックUV」(3334円)を紹介します。ゴルフ業界では聞きなれないセプテム総研という会社が商品化したものです。

開発までの道のり

セプテム総研は〝人間が健康であろうとする元々の力を引き出して、肌を綺麗にしよう〟を開発コンセプトに、和漢植物を配合した会員制スキンケア化粧品を開発・製造する会社。その技術は医療機関にも定評があるとのことで、2010年以降は医療機関でしか入手できないSPプラセンタ(保湿剤・ブタ由来)配合美容液と、ハイドロキノン配合クリームを医療機関と共同開発しているそう。

2011年にはオーストラリアに同社の研究所を立ち上げて、南半球に自生する植物の研究に本腰。また、何万種類もの植物サンプルを保有している現地の大学の一室を借りて、日々研究に励んでいるという。

その研究過程で、同社のスタッフはオーストラリアやニュージーランドで活動するプロゴルファーやキャディに出会ったという。研究生産担当取締役 開発研究所の石神政道所長がこう話す。

「オーストラリアは紫外線予防大国にも関わらず、彼らは使用感の悪い低品質のUVクリームを使っていました。そこで、日本のUVクリームを贈ったところ非常に喜ばれた。その後、彼らから様々な要望が出ましてね、それを商品化しようと開発チームの魂に火が付ついたのです」

セプテム総研が発見したコト

アフェクタス研究開発チームはまず、陽射しの強いゴルフの後に疲労感が溜まり、眠くなる現象に着目。この時、体内で起きている現象や紫外線が肌に及ぼす影響を、京都大学・奈良女子大学と共同研究を行った。で、わかったことは?

紫外線を浴びると、インターロイキン-6(IL-6)という神経伝達物質が体内で上昇し、これが大量放出されることで、精神面(集中力の低下)・運動能力(計上認識能力の低下)に悪影響を及ぼすことが知られていたという。そこで研究開発チームは、背中に丸い穴を空けたTシャツを学生に着用させ、3時間ほど日光浴。その後、血液検査や計算テストの結果等を用いて、集中力など精神面への影響を臨床実験。

ここからが同社の真骨頂だ。約200種類の植物から、紫外線の影響で上昇したIL-6の抑制に有効な「アルニカ花エキス」を探し当て、今回の「ゴルファーズプロテックUV」に配合した。この研究成果は専門学会でも発表するなど、学術的な成果もある。

ゴルフ後の身体の疲れは「紫外線を浴び過ぎたので体を休めなさい」というサイン。それを抑制するアルニカ花エキスを同研究開発チームが発見した。

その後、研究は次のステップへ進む。それはUVクリームの使用感で、プロゴルファー達に〝UVクリームを塗って困ること〟を聞いてみた。

「ベタベタしているのも嫌だし、サラサラし過ぎても嫌だな」
「紫外線をしっかりブロックしてほしいけど、石鹸で簡単に落ちないのは面倒」
「クリームを塗ったあと、ギアにクリームが付いてしまい、グリップやグローブの劣化につながる」

このような声を参考にして〝クリームを塗っている感はないがプロテクトしてくれる〟〝クリームを塗った手をさっと拭けばグリップが握れる使用感〟を追及。

試行錯誤を繰り返し、独自の処方で、ベタつかない、きしまないクリームの粘度に辿り着いたという。また、ウォータープルーフタイプでありながら、石鹸で簡単に落とせるのも特筆事項だとか。

全てのアスリートに最適

「この研究所では、肌の測定から容器開発まで一貫しておこなっているんですよ」石神所長(左)、長野さん(右)

完成した「ゴルファーズプロテックUV」は、ゴルフ競技だけではなくスキーやフィッシング、ロードバイク等、グリップを重視するスポーツを中心に広がっているという。同社は現在、ゴルフショップへの営業に大きな力を注いでいないというが、商品名に〝ゴルファーズ〟と付けたのは、開発段階でプロゴルファー等の協力があったから。当初は、ゴルフ市場に特化してマーケティングや販促を行うつもりはなかったという。

「スキンケア商品の中で、UVクリームは小さな市場です。さらにゴルフ市場となると、シェアはかなり小さいはず。ですから今回の商品は、研究を突きつめたら結果的に良いものが生まれたという感覚ですね」(石神所長)

そんなわけで同社は、プロアスリートとのスポンサー契約も積極的ではなく、プロゴルファーやキャディの口コミ、SNSを通じて徐々に広がっているという。ホームページに登場している田島創志プロも開発協力者の一人だとか。

「現在の販売構成比は、ECサイト8割、ショップ・ゴルフ場で2割ほどです。ECサイトは、ユーザーが商品を探し出す導線にもなりますが、実際に試して頂きたいですね。そのためにも販売店が増えて、年々ファンが増加してくれたらと思います。様々なUVクリームを試したひとが〝最後に出会えた理想のUVクリーム〟みたいになってほしいです」(同社 新規事業開発室アフェクタス事業部 長野悦子さん)

「アフェクタス ゴルファーズプロテックUV」は3334円。UVクリームにしては少々高めといえるかもしれないが、研究コストを考えれば「適正価格」と説明する。使用中のプロゴルファーからは、スプレータイプやリップタイプの開発が求められているのだとか。使用者の立場になって開発するセプテム総研の開発姿勢が、あなたを真夏ゴルフの疲労から救ってくれる?

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平野 世紫美

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