アイゼンハワー元米大統領が世界ゴルフ殿堂入り
元米大統領のドワイト・D・アイゼンハワー氏(1890-1969)は、6/26日(金)、世界ゴルフ殿堂入りをする最初の米国大統領として選出された。
アイゼンハワー元大統領のゴルフに対する熱意が、第二次大戦以降のゴルフ大衆化を助けたとして、殿堂入りに推挙されたもの。同氏は今年11月2日、殿堂入りをする最初の米国大統領として、ワールドゴルフビレッジで世界ゴルフ殿堂入りをすることになっている。
アーノルド・パーマーは「彼(アイゼンハワー)は大統領である以上に、単に米国だけではなく世界中にゴルフを広めた人物だ。彼のゴルフに対する熱意を伴う注目度は、何百万の人々にかつてない影響を与えた。それらのゴルフに対する関わりは、大きな功績として讃えられる」と話している。
アイゼンハワー氏はオーガスタナショナルGCのメンバーであり、ボビー・ジョーンズと共にマスターズを創設した故クリフォード・ロバーツとも親しい友人だったことで、今もなお、元大統領の影響は毎年4月のマスターズで感じられている。17番ホールのティーショットを難しくしているティーから200ヤード先左側の高い松の木(樹齢約100年)は"アイゼンハワー・ツリー"と呼ばれている。
また同氏が大統領に選出された1952年以後、クラブメンバー達は、大統領警護のシークレットサービス用の施設として、アイゼンハワー・キャビンと呼ばれる特別な小屋も建てている。
更にパー3コースにある池にも「アイクの池(Ike's Pond=アイクはアイゼンハワー大統領のニックネーム)」と名付けられており、クラブの歴史によれば、アイゼンハワー氏はコース土地東側の林を散歩していて、「フィッシングに最高のスポットを見つけた」とクリフォード・ロバーツに話したとの故事が伝えられている。
同氏はオーガスタナショナルへ45回訪れており、5回は大統領選出前、29回は大統領在任中(1953-1961)、そして11回は大統領二期を務め退任後とのこと。
ゴルフをした米国大統領について書かれた本"First Off The Tee"によると、1953年、アイゼンハワー氏が第34代大統領に就任した時に米国ゴルフ人口は320万人だったが、彼が退任した時、その数値は倍になっていたそうだ。
R&Aのチーフエグゼクティブ、ピーター・ドーソン氏は「アイゼンハワーの功績は米国だけに留まらず、世界の自由主義社会に及び、世界第二次大戦中、彼のリーダーシップは当時本当に必要だった希望をもたらした。そのような人物がゴルフの大衆化に貢献をしてくれ、ゴルフの威信を築いてくれたのだ」と話している。
アイゼンハワー氏は、二度のマスターズチャンピオン、ホセ・マリア・オラサバル、元全米プロチャンピオン、ラニー・ワドキンス、クリスティ・オコーナー等と共に、この秋殿堂入りを果たすことになっており、選手以外で殿堂入りをしているボブ・ホープとダイナ・ショアの仲間入りをすることになっている。(USA Today 6/27)
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福岡県出身慶應義塾大学商学部卒後、大手タイヤメーカーに就職、系列ゴルフ用品メーカーに転籍後、海外事業、広報部門を担当。退職後、ゴルフ関連フリーライターに転身。 日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

