米国ゴルフ振興策"Get Golf Ready"が目標突破
一年前にスタートした全米ゴルフ産業振興活動"Get Golf Ready"は、現在全米約1,100コースで実施されており、当初計画されていた初年度目標700コース以上を60%近くもオーバーしている。
予算重視のプログラム、特にコースへ連れて行くことを優先する100ドル以下のグループレッスンが、この厳しい経済環境下、ラウンド数を維持するために、コース経営者により積極的に実施された。カリフォルニア州サンノゼのロスラゴスGCのジェネラルマネージャーは、「私の意見は、特にゴルフの仕事を5年、10年続けたいのなら、ジュニアに力を注がなければいけない」と話している。
人口横ばいの状況は、もう10年以上も業界の悩みとなっており、コース過剰は業界の健全性を更に悪くしているだけだ。この危機状態は、ビジネスリーダー達が様々なゴルフ振興戦略に着手することに拍車をかけ、最終的に"Golf Get Ready"へと進展させている。
このプログラムの目的は、Golf Get Readyを監督しているWGFのCEO、スティーブ・モナ氏によれば、いかにゴルフを始めるかという方法を変更することで、古くさい観念を捨て、何を着るか、どのようにしてスタート時間(ティータイム)を予約するか、ルールの理解や、実際の生活でのコース経験など、実際のゴルフトピックに取り組むことで、彼等の新しい環境として新人を歓迎することにあるのだそうだ。
WGFは既に、約65社から1コースに対して、初期費用として1,000ドルづつ提供することにより、約260万ドルの資金を調達しており、2013年までには5,000施設を登録することを望み、その累積によりゴルファー70万人、約580万ラウンドの追加となることを目的としている。
"Golf Get Ready"の重要な節目は、2010年末、投資者がこのプログラムを引き続き財務的支援を行うかの判断を打診される時にやってくるだろう。第一段階(2009-2011)は3,000施設を予定しており、第二段階には更に2,000施設の参加を予定している。
モナ氏(前出)は、「この経済環境は多くの企業に良い条件ではないので、より多くを望むのは困難だ。我々はこの2年、3年基金募集を行う」と話している。
しかしながらモナ氏は、この活動に取り組んだコースの初期報告からは、卒業生の高いパーセンテージが定期的にプレーするようになっている事を考え、支援が継続されることに楽観的だ。加えて同氏は間もなく参加者のオンラインリンクも計画している。
モナ氏は「我々は常にこれが単に地域的で、成人プレーヤー開発プログラム以上になることを望んできており、ゴルフ界のより広くまで個人導入が達することを望んできた」と話している。
テキサス州のあるゴルフクラブのプロは「我々が現在行っていることは教えながらのマーケティングだ。パブリックコースの90%は未だに古いスクール、練習場でのスイングで教えている」と言う。それに対して「レッスンの最初からコースへ出て、パットをし、それからチップショットをし、100ヤードからプレーし、そしてティーグラウンドに立つようにする」のがこの方法だ。
前出、ロスラゴスGCのジェネラルマネージャーは、初年度参加者の継続率は約80%だと報告している。彼は2004年からGet Golf Readyを行っており、毎年100人のゴルファーを送り出しているが、「彼等はいつも私のコースでプレーする必要は無いし、それでOKだ。我々はお互いにゴルファーを取り合うこと以上の仕事をしなければならない」と話している。(ゴルフウィークビジネス 10/26より)
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福岡県出身慶應義塾大学商学部卒後、大手タイヤメーカーに就職、系列ゴルフ用品メーカーに転籍後、海外事業、広報部門を担当。退職後、ゴルフ関連フリーライターに転身。 日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

