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ドライバーの適切な長さは?

(2010年06月18日09時30分)

米国カリスマゴルフ用品評論家、フランク・トーマス氏は、あるスコットランドのティーチングプロからの質問に答えて、ドライバーの長さについてアドバイスをしている(トーマス氏サイト、franklygolf.comのQ&Aより):

 
(質問):最近多くのアマチュアが、プロでさえも、4、5番のフェアウェイウッドに比べてドライバーで悩んでいるのに気が付いた。これはドライバーが長くなりすぎて扱いが難しくなったためではないか?
かつてドライバーの長さは43.5インチ程度だったが、今は46インチのものまである。
アベレージゴルファーに進める最長または最短のドライバー長さはあるだろうか?
 
(回答)
ドライバーの長さもこれまで幾度と無く、飛距離を伸ばすというもっとも効果的なゴルフクラブの宣伝用具として使われてきた。
今日の軽量で強い素材、高慣性モメント(MOI)、反発係数(COR)の増加、そして先端フェース設計は、10年前より、より効果的に使われており、1960年代にニクラウスが使っていた42 3/4インチ長のドライバーよりも明らかに効率的になっている。
 
この効率はゲームやゴルファー自身にとって良いことだが、ドライバーの長尺化は、ハイテク素材を使ったドライバーの利点の一つを失うことが増えてきている。
 
多くのゴルフコーチが経験してきたように、46 1/2インチ長までになり、3ウッドの43 1/2インチより3インチも長くなると、設計上の全ての利点はあってもコントロールが難しくなってくる。
 
我々は、ゴルフクラブメーカーの多くの世代を通し、そして何百万ものゴルフラウンドを通して、ヘッドのロフトが3度代わる毎に、クラブの長さは約1/2インチで繋がることを学んできた。それはドライバーからフェアウェイウッド、ロングアイアンまでに至る。
 
ドライバーも長い間この方式に従ってきたわけだが、現在、我々は飛距離を伸ばそうとするあまり正確性とコントロールを犠牲にしていると言えるのだ。
私のアベレージゴルファーに対する強いアドバイスは、自分がコントロール出来る範囲で新しい技術の恩恵を受けるべきということだ。
 
ジャック・ニクラウスもより長いドライバーを使う機会はあった。しかし前述のように彼は42 3/4インチを選んだのだ。タイガー・ウッズには43 1/2インチのドライバーがベストだ。そして現在PGAツアーにおける平均ドライバー長さは44 3/4インチだ。
従って、貴方が長尺ドライバーを使ってよりよいゲーム、よりよいスコアを得たいなら、世界最高のプレーヤーに従うべきだと思う。
 
この考え方は多くのゴルファーを救うことになるし、またアベレージゴルファーのために技術の粋を尽くしては無駄にされているクラブメーカーにさえも影響を与えることになるだろう。(フランクリーゴルフ 6/9)
 
つまりアベレージゴルファーが飛距離アップだけを目指して極端な長尺ドライバーを選び、コントロール性や正確性を失うようではナンセンスだということを示唆している。

 


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TOM河北プロフィール

福岡県出身慶應義塾大学商学部卒後、大手タイヤメーカーに就職、系列ゴルフ用品メーカーに転籍後、海外事業、広報部門を担当。退職後、ゴルフ関連フリーライターに転身。 日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

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