アンカーリング禁止って何?Q&A

中長尺パターのアンカーリング禁止に関する具体的方針が、近くR&AとUSGAから示される見込みだが、このアンカーリング規制についてのQ&Aがゴルフウィーク誌サイトに掲載されたので紹介する。

 
Q1:USGAとR&Aは、相変わらず規制方針を続けているのか?
A1:検討は続けているようだ。USGAとR&Aの代表は、先月スコットランドとトルコで(この件に関する)ミーティングを持ったそうだ。
 
Q2:そもそもアンカーリングって何?
A2:アンカーリングとは(パターに限らず)、ストロークの際ゴルフクラブの一部を身体に固定することをいう。アンカーリングが禁止されれば、クラブはアドレスの際、目的を持ってクラブを支える手以外は、身体の一部に固定できなくなる。アンカーリングの定義では、どのクラブ取り巻くものでも実際に身体に接触できず、手又はこぶしが間に入ることも禁じられる。
 
Q3:どのようにして中長尺パターに対するストローク適用が禁止されるのか?
A:中長尺パターを使用するほとんどのゴルファーは、身体にパターを固定する。グリップのバットエンドは通常、中尺(ベリー)パターの場合、腹の部分に固定され、長尺(ロング)パターの場合はこぶしと共に胸の辺りに固定される。しかしながら、アンカーリングを使用しなければ、中長尺パターは使用することが出来る。協会からの発表は、パッティングの方法としてのアンカーリング禁止であり、中長尺パターの使用禁止ではない。
 
Q4:これはプロもアマチュアも対象になるのか?
A4:そうだ。他のゴルファー(アマチュア)より先にプロが禁止されるかどうかは不明だが、両方に適用され、どのようにルールが採用されるか次第だ。
 
Q5:いつからこの禁止は有効になるのか?
A5:これには二つの可能性がある:
(1)アンカーリング禁止条項は2016年1月1日より正式にルールブックに記載されることになり、これはプロもアマチュアも全てのゴルファーが対象になる。ゴルフルールは4年に1度改訂され、2016年は次回の改訂の時期だ。
(2)USGAとR&Aの承認があれば"競技の条件"として発効し、プロのツアーではアンカーリングが禁止されることがあり得る。アマチュアに対しては一定の余裕期間が与えられるが、いずれ全ゴルファーに適用されることになる。
 
Q5:結局何が禁止されることになるのか?
A5:中長尺パターを使っているほとんどのゴルファーは、パッティングの方法を換えるか、さもなくばパターを換えざるを得なくなる。パターのシャフトとグリップを前腕に固定するプレーヤー(例:マット・クーチャー)も新しい方法を適用せざるを得なくなる。サイドサドル法も影響を受けることになる。
ゴルファーは、ストロークの際、手またはこぶしを顎、肩、胸に固定することも出来なくなる。しかしながら、USGAとR&Aは、肘または脇腹(ビリー・キャスパー法)への抱え込みは禁止しないようで、アンカーリングの対象は手ということだ。
 
Q6:この解釈はグリーン面以外からのチップショット、ピッチショットなど他のショットにも適用されるのか?
A6:そうだ。これはゴルフストローク(ルール14)に定義されるものが対象になり、クロケットやビリヤードのストロークの様な、昔からゴルフストロークに反するものとして見なされたものと同様だ。
 
Q7:アンカーリングという言葉に対する禁止とは如何なるものか?
A7:これは非常に微妙な部分だ。誰も不注意によるペナルティーを受けたり又は失格になることを好まない。この用語は最初に条項が示されたらプレーヤー達の間で議論になるだろうが、明白にされなければならない。
 
Q8:長尺パターで一般的に胸に固定することは、20年以上も許されてきたが、何故今になって禁止するのか?
A8:最初に、当時は主に年輩のプレーヤーによって様々なシニアツアーで使われたが、競技場の利点は認められなかった。2000年代の始め協会によるアンカーリング禁止の考えは却下されていた。
 
Q9:アンカーリングをするプレーヤー達がメジャーに勝ち始めたからなのか?
A9:キーガン・ブラッドリー、ウェブ・シンプソン、アーニー・エルスが、最近4メジャーの内3勝をあげた。この事実が見直しを促進したものだ。

(ゴルフウィーク 11/22)

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