米国ゴルフコース建設は依然低調

この程、NGFが発表した2016年度末現在の米国ゴルフ施設総数は総計15,014コースで、18ホールに換算すると、14,117.5コースが現在オープンし営業していることが明らかになった。この数値から最終的な2016年度のゴルフコース減少は171コースとなり、2015年度と比較すると1.2%の減少となっていることが判明した。

2016年度においては最終的に閉鎖したコースが211.5コース、新たにオープンしたコースは15.5コース、95コースがコースの改造をし再オープン、11.5コースがコース改造更新のため一時的にクローズしたことになっている。

2006年以来、オープンするコースよりクローズするコースが多いという状況が続いているが、その間の累積合計コース減は5.9%、それ以前20年間のコース建設ブームによる44%増とは比べるべくもなく、世界のゴルフコース市場の45%を占める米国では、未だに過去の供給過剰を調整する局面が続いていると見られている。

ちなみに2016年度のコース数純減(コース閉鎖-コースオープン)も約1%との結果が出ている。

この統計を発表したNGFのチーフ・ビジネスオフィサー、グレッグ・ネイザン氏は「NGFの見解としては、1986年から2005年の間に起きた4,000コースを超える新コースオープンへの経済反応としての米国ゴルフコースの緩やかで着実な減少は依然続いている。この緩やかな減少は需要と供給の健全な自然バランスであり、(NGFとしては)もう数年続くものと予想している。

米国ゴルファーは既に15,000以上のゴルフコースを持っており、プレー頻度からみると過去2年間は増加傾向にある」と、現在のゴルフ施設減少傾向を需要とと供給がバランスするまでの自然現象としてとらえているようだ。(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 3/27)

ちなみに、現在、日本には約2,300のゴルフコースがあるが、この数値も毎年減少傾向にあり、このところ新規オープンはほとんどなし、閉鎖や転用による減少が続いているそうだ。(ゴルフマネジメント誌談)

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