ワールドトピックス

事件・アクシデント関連

中国ゴルフの問題点

(2009年11月29日10時07分)

中国が有望なゴルフビジネスチャンスであると同時に、この地域が抱えるリスクも存在する。つまり中国には偽物文化を容認する傾向も存在している。ロレックス、グッチなど様々な有名ブランドが、度々中国で偽造され問題になっており、これはゴルフクラブについても同様だ。

 
アクシネット(タイトリスト、フットジョイ、コブラ)、キャロウェイゴルフ、クリーブランドゴルフ/スリクソン、ナイキゴルフ、ピン、そしてテーラーメイドゴルフにより編成されている米国ゴルフメーカー対偽造ワーキンググループ(The U.S. Golf Manufacturers Anti-Counterfeiting Working Group)は、北京の地方裁判所が、この4年間で8人に刑務所行きの判決を下したことを発表している。
 
これら偽造犯被告の主犯二人、TIAN YuとTIAN Zhongへの判決は3-4年の刑となっている。対偽造ワーキンググループ代理弁護士事務所のWan Hui Da氏によれば、これらの判決は中国における知的財産侵害に対する刑としては大変厳しいものだそうだ。なお被告人は控訴しないだろう。
 
10,000点近い偽造ゴルフ用品が押収され、その中には740本以上の完成品ゴルフクラブ、1,500個以上のクラブヘッド、4,700本以上のグリップ、2,300本以上のシャフト、280個以上のヘッドカバー、そしてタオル、バッグ、ウェアなどその他のゴルフ用品も含まれていた。この押収された製品の全ては、グループメンバー各社製品の不法模造品だった。(GolfBiz.net WSGR Vol.12 #45 11/23)
 
中国のゴルフブームを期待すると同時に、これら知的財産管理を始めビジネス倫理、そして当然ゴルフルールやエチケット等、末端までの基本的教育がなされることも非常に重要だろう。
 


前の記事 « ウェッジのカリスマ、ロジャー・クリーブランド氏と一問一答

次の記事 最後のゴルフ未開地 »


その他の記事


ワールドトピックスランキング

ニュース更新情報

回覧板更新情報

TOM河北サイト

TOM河北プロフィール

福岡県出身慶應義塾大学商学部卒後、大手タイヤメーカーに就職、系列ゴルフ用品メーカーに転籍後、海外事業、広報部門を担当。退職後、ゴルフ関連フリーライターに転身。 日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

ワールドトピックス月別アーカイブ

ワールドトピックス年別アーカイブ

ゴルフ業界の求人情報
ゴルフ関連 企業モール