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テーラーメイドとUSGA、新製品ウェッジで不協和音

(2009年11月13日11時16分)

USGAはテーラーメイド社新製品TPウェッジ(xFT=フェース交換可能技術)を公認したけれども、テーラーメイド社に対してUグルーブを持つ交換用フェースを販売しないように通告している。USGAによれば、2010年PGAツアー仕様の小さめのグルーブのフェースであればOKだが、(新ルールに反する)大きめのグルーブは認めないとしている。

 
これに対してテーラーメイド社は直ちにUSGA決定に抗議し、主任技術担当役員のベノイト・ビンセント氏は10月、USGA本部(ニュージャージー州ファーヒルズ)に出向いてその内容を説明している。ビンセント氏の話では、11月9日以降打ち合わせを行う予定で、その時に結論が出る予定だとしている。

>>【関連記事】テーラーメイド、フェース交換可能ウェッジを発売
 
このTPウェッジはロフト50度から60度で、来年早々発売が予定されている。フェースプレートは、同社ドライバー用に設計された同じレンチを使って、数分で取り外せ交換出来るのが特長。
USGAに対する用具に関する主張のヒヤリングは年に3回、定期的に行われる役員会及び用具標準委員会を通して行われることになっている。
 
テーラーメイド社の主張は単純で、クラブメーカーは大きめの現グルーブを有したウェッジの販売を2010年一杯許されており、その期間は同じグルーブを有するフェースプレートの販売は許可されるべきだとするもの。2011年1月1日以降は、それらのグルーブを有するいかなるクラブも製造販売を禁止されている。
 
PGAツアープレーヤーのローリー・サバティーニは、このxFT機能を持つ新製品ウェッジの一つを10月のトーナメントで使用していたが、USGAのチェックを受けた結果違反をしていないことが認められている。
USGAシニアテクニカルディレクター、ディック・ラギー氏は、この大きめのグルーブのフェースプレートを販売禁止する決定について「このような件には一切コメントしない。質問は企業にして欲しい」とコメントを拒否している。(ゴルフウィークビジネス 11/3 記者ブログより)
 
テーラーメイド社は近々国内でもこれらの新製品を発表する予定だが、この結論がどうなるかでウェッジ事業に与える影響も考えられ成り行きが注目される。


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TOM河北プロフィール

福岡県出身慶應義塾大学商学部卒後、大手タイヤメーカーに就職、系列ゴルフ用品メーカーに転籍後、海外事業、広報部門を担当。退職後、ゴルフ関連フリーライターに転身。 日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

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