ハンター・メイハンの(一種の)新製品ピンウェッジ
ピン社の契約プロ、ハンター・メイハンは、ウェイストマネージメント・フェニックスオープン優勝時にはオリジナルのピンEye2ウェッジは使っていなかった。彼が使用していたのは59度の2010年適合グルーブを持つ「Eye2ドット」ウェッジだった。
この「ドット」ウェッジは、1990年4月1日から1990年9月の間、Eye2+が発売されたときに作られたものだった。
1990年4月1日より前に造られた全てのオリジナルEye2ウェッジは、USGA(R&Aは除く)により使用する既得権を与えられてきたが、Eye2の後継モデル、Eye2ドットは既得権を得て居らず、プロツアーで使うためには新グルーブ仕様の必要がある。
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そこでピン社の技術者は、Eye2(ドット無し)のロブウェッジヘッドを使い、それに新使用のグルーブを刻むことによりメイハンのウェッジを作った。更にピン社マスタークラフトマンのルー・ビービー氏は、ウェッジのソールに金属の塊を溶着し、メイハンのためにソールを削っている。その目的は、バンスに3度を加えて15度にすることだった。このバンス増加は、新グルーブによってボールがフェース面をロールアップする傾向を相殺することに役立ち、古いグルーブほどはボールをグリップしないとのことだ。
なお、フェニックスに勝ったメイハンは、彼のピンiWi D66パターにも1度のロフトを加え4度にして使用したそうだ。(ゴルフウィーク 3/2)
優勝者の用具をリポートしているウィナーズサークルには、メイハンがEye2を使用したと出ていたが、彼が使ったのはオリジナルEye2では無かったことが判明したわけだ。このことはピン社側にも妥協の兆しが出てきたということだろうか?それとも性能面でメリットがあったのだろうか?真相はわからない。
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福岡県出身慶應義塾大学商学部卒後、大手タイヤメーカーに就職、系列ゴルフ用品メーカーに転籍後、海外事業、広報部門を担当。退職後、ゴルフ関連フリーライターに転身。 日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

