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全英オープンで使われたタイトリスト910モデル

(2010年07月29日10時12分)

昔から「ドライバーはショーのため、パターは稼ぐため」と言われてきたが、今は「ドライバーは稼ぐため」と言えるだろう。
全英オープンの初日、平均飛距離311ヤードを飛ばし、9アンダーの63を出したローリー・マキロイにはこの言葉が当てはまる。

 
タイトリストは最近プロツアー向けに、新製品910プロトタイプドライバーを発表したが、マキロイはこれまでそれをテストしたことがなく、全英オープンではこれまで使ってきた909D2(ロフト8.5度)を使っており、何故それを使うかとの質問には「それが気に入っている」と答えていた。
 
>>【関連記事】ツアープロ絶賛の『909』
 
一方、皮肉にも同じ質問をされたデイビス・ラブⅢからも同じ答が返ってきたが、ラブは2週間前、AT&Tで発表されたばかりの910D3ドライバー(ロフト8.5度)を使っており、平均飛距離316.5ヤードを飛ばしていた。ラブは「自分はこのクラブが好きだ。世界中のゴルファーが好きになると思う」とコメントしている。
 
今年の全英オープンではデイビス・ラブIII、オメーラ、ジェフ・オギルビー、アダム・スコット等を始めとする16人のプレーヤーにこの910ドライバーは使われていた。
 
この急速な910への移行は、多くのプレーヤーがその調整可能な構造に興味を示したことを反映している。タイトリストはこのドライバーにSureFit Tour Hoselというホゼル構造を採用したが、これにより様々なセッティングの選択肢にレンチ1本で変更できるようになった。
 
このドライバー、D2とD3のバージョンがあり、一般消費者の手には11月後半にわたる予定とのこと。
910D2は、910D3に比べてやや低めで深めの重心位置を持ち、それがよりストレートで高めのティーショットを生むように設計されており、一方のD3はスピンが少ないランの多い球筋を生むように設計されている。
 
この910、両方のバージョン共に重心をやや下げるために、909に比べてやや薄く軽めのクラウンになっている。ソールの7グラムのウェイトは交換可能になっており、重め、軽めのウェイトが用意されている。
 
このドライバーは調節可能で、フェース角は1.5度のオープンから0.5度のクローズドまで変更可能になっているけれども、標準フェース角は両バージョン共に0.5度のオープンにしてある。クラブフェースを左、または右へ調整する過程で、ロフトは2.25度程度変化する。
 
標準ロフトは7.5度、8.5度、9.5度、10.5度。この910シリーズには最終的にはセットとなるフェアウェイウッドとハイブリッドも含まれる予定。
この910シリーズドライバーの小売価格は未だ発表されていないが、マキロイが使用した909と同様のドライバーは1本299ドルで購入できる。(ゴルフウィーク 7/16日記事)
 


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TOM河北プロフィール

福岡県出身慶應義塾大学商学部卒後、大手タイヤメーカーに就職、系列ゴルフ用品メーカーに転籍後、海外事業、広報部門を担当。退職後、ゴルフ関連フリーライターに転身。 日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

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