ブリヂストンゴルフ、米市場にTour Bシリーズ新発売

タイガー・ウッズとゴルフボールの契約を結んだブリヂストンスポーツ米国子会社、ブリヂストンゴルフ。

明らかに2017年度に向けての積極性が伺われるが、同社は1月19日、米国市場に向けて新しくTour Bシリーズのドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド及びアイアンの発売を発表。同社特約小売店を通じてこの春に期間限定発売される。

発売されるドライバーは3モデルで、XD-3、XD-5そしてXD-7。それぞれのモデルはシルバーつや消し仕上げ、8段階のフェース角/ライ調整が可能なアジャスタブルホーゼルが装着されている。

  • XD-3:455ccヘッドで中間打ちだし角度を生むディープフェースの丸型ヘッド
  • XD-5:460ccヘッド。平らなシャローフェースで高めのハイドロー打ちだしを生む設計。
  • XD-7:445ccヘッド。クラシックな梨型ヘッドで低めのフェード打ちだしを生む設計。

同社によれば、それぞれのドライバーはヘッドに安定性及び衝撃吸収性が出る独自のフレックス・アクション・スピードテ・クノロジー(FAST)設計とパワーリブを備えている。フェースには独自のパワーミリングが施してあり、これがインパクト時にボールを安定させ、インパクトの効率を上げ、フェース上の滑りを防ぐのだそうだ。

全てのモデルは、交換可能なウェイト(2、4、6、8、10、12グラム)のセットを備えており、プレーヤーはそれにより好みの弾道やショットの傾向を調整することが出来る。加えて標準シャフトには、三菱ディアマナ、フジクラ、USTマミヤ、アルディラ(300ドル以上プラス)からのシャフト種類が揃えられている。

ブリヂストンゴルフ社クラブマーケティング担当のザック・カッパーブッシュ氏は「当社としては今年、本当に特別の何かをやりたかった。そして最新の技術改革の粋を集めた最高のラインからなる超高級(ウルトラハイエンド)の製品を出すことを決定した」と話し「この製品を発売するために、当社はこのクラブを顧客のニーズに合わせてフィッティングする選別された公認フィッターと共に働くことになるだろう。(このクラブをフィッティング出来る場所の情報は近日中に発表するだろう」と、このシリーズ発売の経緯を語っている。

このシリーズのXD-F、フェアウェイウッドはシャローフェースを特徴とし、ロフトは15度、18度が用意されており、XD-H、ハイブリッドは18、21、24度が揃えられている。フェアウェイウッド、ハイブリッドの双方ともに、ドライバーのモデルと同様の技術的な特徴を備えている。

ブリヂストンゴルフは同時に、2017年度モデルとして、キャビティーバックのX-CBと、伝統的なX-Bladeアイアンセットも発売する。両モデル共に1020遠藤製作所鍛造及び15種類の高級シャフト選択肢、最小オフセットを特徴としている。加えて両モデル共に、フィーリングとレスポンスを良くするために、インパクトゾーンの後ろに鍛造のマス(塊)を戦略的に配置してある。

X-CBは、突っ込みを防ぐために広めのソールが採用してあり、一方X-Bladeは、多くのツアープレーヤーに好まれる、多様なショットに応えるために、薄目のソールとなっている。

ブリヂストンゴルフ2017年度新製品のこのドライバー価格は1本699ドル(米国標準小売価格)フェアウェイウッドとハイブリッドはそれぞれ399ドルと249ドル。アイアンについてはX-CB、X-Blade双方共にセット1,200ドル(4-PW)と設定されている。(GolfBiz.net WSG Daily Pulse 1/18)

日本国内における親会社ブリヂストンスポーツ社の同名(Tour B)シリーズの製品は、既に昨年8月に発表され、同10月21日に国内発売されている。(ドライバーの価格はシャフトによって異なるが、1本72,000円~87,000円+税)

ブリヂストンスポーツ広報に、今回米国で発表された物との違いを問い合わせたところ、

  • 米国発売のドライバーにはアジャスタブル機能がついている。
  • 製品の色が若干異なる。
  • 米国の場合、公認フィッターによるフィッティングを伴う限定期間販売。(従ってシャフトは全てカスタム)

と、基本的な技術特徴は同じでもその販売方法で日米に違いがあるようだ。このような日米共通モデルを展開するゴルフ用品メーカー各社のグローバルマーケティング戦略は2017年、一段と進んでいきそうだ。

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