グルーブ新ルールのツアーへの影響
去年12月、ザック・ジョンソンはシェブロン・ワールドチャレンジで、2010年度はグルーブ新ルールに合わせて調整が必要だと話していた。
今年のPGAツアー開幕戦、前年度優勝者だけによるトーナメント、SBS選手権(ハワイ・カパルア)は、PGAツアープレーヤー達が、新ルールへの対応の見本にはならなかった。
出場28選手のこのトーナメントは、大部分が穏やかな設定で、軽いラフとフェアウェイ幅は40、50、60、70ヤードそして100ヤードも幅があり、プレーヤー達は伸び伸びとティーショットを放ち、大きなグリーンへアプローチをしていた。
優勝者のオギルビーのフェアウェイキープ率は72%で出場選手中16位、パーオン率は85%の10位だった。
しかしながら、やはり新グルーブルールが影響をもたらした出来事もあったようだ。
オギルビーは「確かに違いはある。特にバミューダ芝ラフからの脱出だ。自分は左のラフから10番のグリーンを狙ったが、それはかなり良いライだった。古い(グルーブの)クラブだったらロブウェッジを使ってのショットで、スピンをかけるのに自信があった。(今は)ロブウェッジではボールがフェースをロールアップする。少なくともこのバミューダ芝ラフでは、これはスピンのかかり過ぎていた自分には良いことだ。他の芝ではどの程度違うかわからない。ラフからはスピンがかからなくなるだろう」と話している。
ザック・ジョンソンは「いくつかの例はあったが、ラフだけが問題ではない。どの程度ボールがクラブから飛び出すか、どの程度のロールアップ効果があるのかを認識する必要があり、そこに調整が必要だ」と話している。(USA Today 1/12)
SBS選手権に出場していたタイトリスト契約選手の中で、新しい小グルーブの主なウェッジ組合せは、60度のロブウェッジと54度のサンドウェッジだった。この60度と54度の組合せをボーケイウェッジに採用していた選手の中にはスティーブ・ストリッカー、ニック・ワトニー、マイケル・ブラッドレー、トロイ・マテソン等が含まれていた。優勝したジェフ・オギルビーのウェッジ組合せもそれに近く、60度、55度二本のウェッジを使用していた。
ちなみに全米オープン優勝者、ナイキゴルフ契約のルーカス・グローバーは、ナイキVRウェッジで同じ60度-54度戦略に従っていた。(ゴルフウィーク記者ブログ 1/12より)
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福岡県出身慶應義塾大学商学部卒後、大手タイヤメーカーに就職、系列ゴルフ用品メーカーに転籍後、海外事業、広報部門を担当。退職後、ゴルフ関連フリーライターに転身。 日本ゴルフジャーナリスト協会会員。

