ミュアフィールド、女性会員を容認。全英オープン開催コースに復帰

メンバーズ・オブ・ザ・オナラブル・カンパニー・オブ・エジンバラ・ゴルファーズ(HCEG)が正式名称の世界最古のゴルフクラブの一つ、ミュアフィールドの会員は、クラブへの女性会員入会を容認する票決を行った。

投票した会員の2/3以上を占める大多数は、即座に変更を要求することに投票している。メンバーの郵送及び個別投票による電子計算による集計結果は、498票(80.2%)が変更を可とする者、123票(19.8%)が反対とする者。総数621票は全体会員の92.7%を占めていた。

ミュアフィールドHCEGのキャプテン、ヘンリー・フェアウェザー氏は「これは1744年に創立された当クラブにおける明らかな結論であり、我々は女性メンバーを歓迎したい。そして彼女達からのメリットも享受したい。これはこの特別なクラブにとって歴史的な出来事だ」とこの決定を歓迎している。

R&Aのチーフエグゼクティブ、マーティン・スランバー氏は「本日のクラブの決定に基づき、R&Aとしてはミュアフィールドが再び全英オープン開催コースのひとつに返り咲いたことを確認する。ミュアフィールドは全英オープンの歴史において長く重要な歴史を持っており、本日の発表でそれが継続されることとなった」と話している。

そして「世界で最高のイベントが行われるコースが女性メンバーを容認していることは非常に重要だ。ミュアフィールドは実に代表的な全英オープン開催コースであり、我々は全英オープンが再びここで行われることに期待している」と話している。

ちなみに現在のミュアフィールドメンバーのウェイティングリストは、男性も女性も会員になるために、二、三年以上待ちになっているそうだ。

ミュアフィールドのこれまでのゴルフ界におけるポジションは、全英オープンを始めとするメジャー大会の会場がメンバー制に男女差別のあるクラブを除外するという方針が反映されていたもの。(英国ゴルフビジネスニュース 3/14より)

欧米のゴルフ近代化に伴うクラブ運営近代化の運動は急速で、これまで古い伝統を重んじてきたスコットランドの名門コースも相次いで過去のメンバー制度における男女差別撤廃に進んでいる。米国を含めこの波は現代ゴルフ界のトレンドとして世界で急速に進んでおり、今回、東京オリンピック2020のゴルフ競技予定コース、霞ヶ関CCのメンバー制度に関するIOC要望もこの流れの一環であることが推測できる。

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