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    今回のゲストは米盛国際法律事務所の創設者で弁護士・ニューヨーク州弁護士の米盛泰輔氏である。著名な国際弁護士事務所に長年勤め、大手企業の役員も歴任してきた米盛弁護士が独立したということで、これまでのライフステージとゴルフの絶妙な関係をうかがった。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2019年6月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <h2>せめてゴルフくらいやっておかないと</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まずはゴルフをはじめたきっかけから教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> 司法修習生の時に、周りの友達がやっていたから一緒に打ちに行ったのが始まりです。その時は大して練習もせずに回っていたので、スコアもボロボロで130とか叩いてました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> アメリカのロースクール時代もゴルフを? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> 一度もやっていません。オーガスタ・ナショナルなどの名門コースでやっていれば話も盛り上がるのでしょうけど(笑)。アメリカでは、ひたすら勉学に励んでおりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 勤勉な米盛さんのイメージ通りです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> 弁護士として働きはじめてからも仕事に追われる毎日で、10年くらいゴルフをやる機会がなかったのですが、2011年に再開しました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 再開したきっかけは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> 尊敬する長年の友人から勧められたため、再開したところ、すっかりハマってしまいました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフを再開する良いきっかけがあったのですね。ご友人から何と言って勧められたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> 彼は外資系で鳴らした金融マンですが「俺たち今は飲み会に明け暮れてるけど、いつまでもこんな生活できないぞ。せめてゴルフくらいやっておかないと、歳とった時に人生の楽しみがなくなる」と言われてまして(笑)。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 先見の明をお持ちのご友人ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> そうですね。実際にこの歳になってみると、友人の言っていた通りだなとつくづく思います。 <h2>理論的なゴルフスタイル</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフ再開後は、レッスンにも通うようになったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> はい。真面目に取り組むようになりました。これまで数々のレッスンを受け、両手で数え切れないほどのコーチからご指導を受けてます。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> パターの時にエイムポイントを取り入れてますよね? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> よくご存知で。エイムポイントの講習を受けてから、パッティングの精度が向上しました。毎回ラウンドする度にデータを取っているのですが、パッティングの値だけ突出していいです。そもそも、アベレージで90〜100くらいの実力でエイムポイントを取り入れている人ってほとんどいないのじゃないかな(笑)。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 確かに。テレビの向こうでしか見たことがありませんでした。実際に見たのは米盛さんが初めてです(笑)。 ところで、エイムポイントを取り入れた頃は仕事のお付き合いでゴルフに行くこともあったのでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> 独立する前は、仕事でゴルフをやるという機会は特になく、もっぱらプライベートでした。腕を磨くためにKOSHIGAYA GOLF クラブのメンバーになり、足繁く通ってました。東京からアクセス良好で、スループレー出来るコースなのでとても便利でした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> KOSHIGAYA GOLF クラブはコンセプトもいいですよね。ホットドッグ片手にコースに出て、ラウンド後にはバーベキュー。クラブハウスもアメリカ西海岸を彷彿させる外観でお洒落。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> バミューダグリーンを採用しているのも、関東のコースとしては珍しいと思います。 <h2>おもてなしの心</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 米盛さんが仕事でゴルフを活用するようになったのは独立してからでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> そうですね。独立してからは、コンペに参加したり、大手企業のお偉いさんと一緒に回ることで、顧問先の開拓や仕事の受任に繋がるようになりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 奥様との馴れ初めもゴルフですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> はい。鹿島さんも一緒だった潮来カントリー倶楽部でのゴルフが初めての出会いです。その後も数回ラウンドを重ね、旅行でアンコールワットに行った時も一緒にゴルフを楽しみました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> もはや仲人はゴルフですね。素晴らしいご縁が生まれるのもゴルフの魅力の1つだと思います。私と米盛さんも、かつて同じマンションの住民同士で、なおかつゴルフという共通点があったからこそ定期的にゴルフに行くようになり、親睦が深まったと思ってます。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> そうですね。よく言われていることですが、ゴルフは1日いっしょにいて色々な話をするから親密になりますし、人と人を引き合わせる時も、同じ組で回ってもらえば済む話なので、ビジネスにおいても使い勝手がいいと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> では、新たに総武カントリークラブの会員になったのもビジネスが影響しているのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> それはあります。お偉いさんの方々からいいコースに呼んで頂くことが多いので、たまには自分がメンバーのコースに来ていただき、おもてなししたいなと。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 自分で楽しむだけでなく、相手にも楽しんでもらう。おもてなしの心ですね。私も見習いたいと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛</strong></span> 鹿島さんからのお誘い、楽しみに待ってます(笑)。 <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2021/01/S__21569541.jpg" alt="" width="788" height="443" class="aligncenter size-full wp-image-65733" /> 今回ご登場いただいた米盛さんは、デビュー当時からPINGを愛用しており、つい最近もPINGのG410を購入したとのこと。 そこで、米盛さんのG410を拝見したところ、グリップエンドにArccos CADDIE(以下、アーコス)が装着されていた。アーコスはGPSを内蔵した小型の装置で、クラブに装着することで、ドライバーからパッティングまで、ショットデータを自動でアプリに登録する優れたデバイスだ。アーコスについて米盛さんは、こう語る。 「裁判もゴルフも情報とエビデンスが大事です。集めたエビデンスをもとに戦略を練ることで、いい結果に繋がりやすくなりますね」 米盛さんのロジカルシンキングは、令和を迎えてもブレない。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島永悟</strong></span>(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>米盛泰輔</strong></span>(TAISUKE YONEMORI) 弁護士・ニューヨーク州弁護士。1996年慶応義塾大学法学部、2006年ハーバード・ロースクール卒業。柳田国際法律事務所パートナー、アルパイン(株)社外監査役、(株)ベルシステム24HD理事・法務コンプライアンス部長等を歴任。2018年に米盛国際法律事務所を開設し、国内外の企業に対して国際取引、M&A、コンプライアンス等に関するアドバイスを提供している。ベストスコア88。
    (公開)2021年01月24日
    今回のゲストはコーポレート・ベンチャーキャピタル・ジャパン株式会社の冨田賢社長である。ベンチャーキャピタリストとして日本経済の発展に貢献する傍ら、ゴルフとビジネスに造詣が深い大学教授としてゴルフ外交などの政治問題についてもメディアで発信する冨田社長が、これまでどのようにゴルフを嗜んできたのか伺った。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2019年5月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <h2>ビジネスマンにゴルフは必須?</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まずは冨田さんがゴルフを始めた時期について聞かせてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> 会社経営を始めてちょうど2年後の2010年にゴルフを始めましたが、厳密に言うと、大学3年生の時にゴルフスクールに通っていましたので、その時がゴルフデビューになります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 大学の時は本格的にゴルフを? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> いえいえ。大学の時は就職活動で忙しく、まったくゴルフをやる機会がありませんでした。近所のゴルフスクールに半年くらい通ったかな。その後20年近くゴルフをしていませんので、ゴルフを本格的に始めたのは2010年頃になります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> なぜ就職活動で多忙な時期に、ゴルフスクールに通おうと思ったのでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> スクールに通った動機は、ビジネスマンにとってゴルフは必須だろうと思ったからです。語学などと同じで、必要に迫られてから始めるよりも、先手を打って準備をしておくほうがいいと思い始めたものの、いざ就職してみたらゴルフをやる機会は全くありませんでした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 冨田さんのファーストキャリアである外資系の投資銀行では、ゴルフをバリバリやってそうなイメージですが。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> 私もそう思いスクールに通ったのですが(笑)。外資系投資銀行の後は、ベンチャーキャピタルや日本の信託銀行にも勤めましたが、ゴルフとは全く縁がありませんでした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフ場に行くと金融機関主催のコンペをよく見るのですけどね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> 支店や営業部門ではやっていても、私の所属していた部門(資金運用部門)ではゴルフをする機会はありませんでしたね。個人的にやられている方はいたと思いますが。 <h2>ビジネス交流会では出会えない 人脈と繋がることができる</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 会社経営を始めてからゴルフの接待が増えたのでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> ゴルフの接待というよりも、様々な方と交流を深めるためにゴルフコンペや個別のゴルフを活用しました。経営コンサルティング事業の新規顧客を増やすために、どうしたらいいだろうかと考えを巡らしている時に、ゴルフコンペに参加するという解決策が頭に浮かんだのです。 それで、20年ぶりにゴルフスクールに通い始め、コンペに積極的に参加するようになりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 実際にゴルフがきっかけで取引が始まったケースもあるのでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> おかげさまで良いご縁が沢山ありました。ある時は、ゴルフの最中に雨が降ってきて、一緒に雨宿りしていた方と仲良くなり、お取引が始まりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それはゴルフならではですね。コンペ以外でもビジネスシーンでゴルフを活用することがあるのでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> コンサルティング先企業の社長さん同士で、アライアンスが組めそうな場合は、ゴルフにお誘いさせて頂くこともあります。 社長さん同士を会食で、引き合わせをすることもありますが、ゴルフで引き合わせをした方が良いケースもあるんですよ。大事なのは1つのやり方に固執するのではなく、数多くの解決策を用意しておくことですね。その中の1つとしてゴルフという選択肢は間違いなく有効です。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ビジネスマンはゴルフをやるべきですね。 <h2>戦国武将にとっての槍と馬</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> 若い世代のビジネスマンからは、ゴルフは道具やプレー代にお金がかかるから取り組みづらいというネガティブな声を聞くことも多いのですが、絶対にゴルフのメリットにも目を向けるべきです。 普通のビジネス交流会では出会えない人脈を築いたり、お客様と年に1回のゴルフコンペで良好な関係を維持したりできるわけです。ビジネスマンにとって英語とゴルフは、戦国武将にとっての槍と馬だと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それは面白い捉え方ですね。まさに強力な武器ですね! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> 私にとってゴルフは、スコアは伸びないものの(笑)、武器であり、仕事の1つです。ですが単なる仕事ではなく、日頃、海外出張にタイトな日程で多数行ったり、大学教授として多数の講義をしたりする中で、お付き合いのある方々と一緒にゴルフを回らせて頂いて、リレーションを構築しつつ、運動にもなる貴重なリラックス時間でもあります。 その一方、ゴルフは難しいスポーツなので、思い通りにプレーできず、リフレッシュどころではなくなる時もあります。それが原因で過去に何度も何度も引退の危機が…。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフとビジネスに造詣が深い大学教授&ビジネスマンとして、生涯現役でプレーしてください(笑) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> ゴルフからの引退は半分冗談ですが、ゴルフをこれまで続けている理由の1つはビジネス面の実利があるからです。 実は、私は乗馬もするのですが、乗馬は仕事のプラスになることはほとんどないです。そこが、ゴルフと他のスポーツとの違いですね。それから高齢になっても続けられるスポーツというのもゴルフを続けている理由です。70歳代の方とでも一緒になって楽しく回れるというのは凄いことだと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 適度な運動になるから健康増進にも繋がりますね。最後にお気に入りのゴルフ場を教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田</strong></span> 武蔵丘ゴルフコースと久邇カントリークラブが好きです。池袋駅からレッドアロー号で飯能駅まで行き、そこからタクシーで10分。交通の便が抜群にいいです。駅前にホテルもあるので前泊で行くことが多いです。それから埼玉県にある平成倶楽部も好きです。平成倶楽部は好スコアが出やすいので接待向きです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 引退の危機が訪れた時は、平成倶楽部で好スコアを出してきてください(笑)。本日はありがとうございました。 ■私のNEWギア速報 今回ご登場いただいた冨田さんは、年間でいくつものアイアンセットやドライバー、パターを買い替えるほどギア好きで、〝練習しなくてもうまく打てるクラブこそが、自分に合った良いクラブ〟というのがモットーだという。 「過去にはクラブを複数購入して、すぐそのままゴルフ場に持っていったこともあります。打つ時にビニールの梱包を解いていたら、同伴者の方が驚いた様子でこちらを見ていました」と、冨田さんは柔和な表情で語る。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/g400_2.jpg" alt="" width="650" height="650" class="aligncenter size-full wp-image-65374" />  一方で、冨田さんは自分に合わない道具に対しては素早くシビアな意思決定でクビにする。ハーフラウンドで見切りをつけたアイアンやパターもあるとのこと。そんな冨田さんが最近購入したのはピンのG400ドライバー。 「これを使うと飛距離はそれほどではないが、テレビドラマのドクターXの大門加奈子のように“私、失敗しないから…”になれます(笑)」と好感触。購入直後にビンタン島でラウンドしたところ、ベストスコアを更新したのだとか。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島永悟(</strong></span>EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>冨田賢</strong></span> (SATOSHI TOMITA) 慶應義塾大学大学院・後期博士課程修了、博士号(Ph.D.)取得。京都大学大学院経済学研究科修了、経済学修士。経営コンサルティング会社を東京・青山にて、10年以上経営し、200社以上の実績。また、東証1部上場企業の複数のコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンドを複数、受託運用を行う。2017年4月~立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(MBA)・教授に就任。カリフォルニア大学サンディエゴ校・客員研究員も兼務。 2019年3月、社名を、コーポレート・ベンチャーキャピタル・ジャパン(株)(CVC JAPAN)に変更し、大手・中堅企業のCVC運営に注力。 ベストスコア93。
    (公開)2021年01月17日
    今回のゲストは株式会社アドメディカの川村和裕社長である。同社は「正しく常に新しい情報が、必要な人に届いている世界の実現」をビジョンに掲げ、医師・専門家が多数登録してサービスを展開する「ドクターズミー」の運営や、インターネット広告事業を展開している。 これまで一切報じられることのなかった川村社長とゴルフの関係について伺った。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2019年4月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <h2>ゴルフ好きのビルオーナー</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフについてメディアで語るのは今回が初めてになりますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 初めてです。語れるほどの内容ではないかも知れませんが。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 本邦初公開ということで、まずはゴルフを始めたきっかけから教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 社会人1年目、22歳の時に事業用不動産の店舗仲介をする会社で営業をやっておりまして、ビルオーナーと仲良くなるために始めました。私のお客様は都心の駅前にあるビルのオーナーの方々でしたので、ほとんど全員ゴルフ愛好家でした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフのきっかけは仕事だったのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> はい、完全に仕事です。当時はバリバリの営業マンでしたので、ゴルフの最中も周りの方に楽しんで頂くことだけを考えていました。狭いコースだろうがショートホールだろうが、ぜんぶ渾身のマン振り。すると左の池に向かって飛んで行った球が(スライスが酷かったので)フェアウェイに戻ってくるのですよ(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> その頃のスコアは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 初心者ながら、100~120くらいのスコアで回っていました。 <h2>シュールなコースマネジメント</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> スライスしながら100~120で回るには練習が必要ですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 仕事としてやるからには最低限の技術が必要だと思い、休日はひたすら打ちっ放しに行き、毎回500球は打ち込んでいました。あの頃は(長年続けてきたテニスの癖が抜けずに)フェースを開いたまま打っていたので真っ直ぐ打つことは諦めてましたね。いかに曲がり幅を安定させ、どれくらい左に打てばいいのかを練習していました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> スライスを前提としたコースマネジメントをしていたのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> そうですね。今は左にも行くけど、当時は全部スライスだったのでコースマネジメントも楽でした(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それ、よくわかります。私もスライスしか打てなかったので常に左向いて打っていました。上級者の方からは「めっちゃ左向いてますよ」とアドバイスを頂いていました。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> それ今考えるとかなり面白いですよね。どう考えても「左向き過ぎ」なのに、本人は真面目に計算してアドレスしているのですから。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> シュール過ぎますね(笑) <h2>お客様ファースト</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> コースではお客様に楽しんでもらいつつ自分も楽しんでいたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> それなりに楽しませて頂きました。でも、基本的には仕事の一環としてゴルフをやっていましたので、お客様がティーショットを打ったら真っ先にティーを探し、お客様のバンカーショットの後はすぐに砂を均し、自分の打つ時は素振りなしですみやかに打ってました。 いかに周りの方に気持ちよくプレイして頂くか。それだけを考えていました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> すごいですね。初心者でそこまで考えて気配りできる人はほとんどいないと思います。同期の社員もゴルフをやっていたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> ほとんどやっていなかったと思います。私は上司から「ゴルフはやっておけよ」と言われたので、素直に始めたのですが。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 始める時、道具はどうしたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 買い揃えました。学生時代にインターンをしていた会社がマルマンを買収していた関係で、なんとなく愛着のあったマルマンで全部揃えました。 <h2>日本酒の販売拡大を目指し中国でゴルフ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> その後、起業してからもゴルフを? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 中国で日本酒を売る会社を立ち上げたので、中国でゴルフをしていました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 中国にも接待ゴルフの文化があるのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 私が取引していたのは現地の日本人がほとんどでしたので、接待ゴルフはよくありました。ゴルフコンペのために上海から車で一時間くらいかけて蘇州まで行ったり。綺麗なゴルフ場も多かった記憶があります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 新社会人時代に覚えたゴルフが、中国でも役に立ったのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> はい、かなり役立ったと思います。その頃はプライベートでもゴルフをやるようになり、年に数回はビンタン島でゴルフをやっていました。 しかしその後、政治的な問題で中国でのビジネスが継続できなくなり、日本に帰国してからはゴルフをやる機会がありませんでした。勤務先の会社もゴルフをやる社風ではなかったし。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> では、ゴルフを再開したのは現職になってからですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> そうです。今の会社を作ってからですね。取引先の方や親会社の役員からゴルフに誘って頂くようになりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> すると接待ゴルフが多いのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 昔のようなバリバリの接待ゴルフではなく、親睦会みたいな感じですね。異業種の方と情報交換をするツールとしてゴルフを活用させて頂いてます。ゴルフはかしこまらずにリラックスして話せるからお互い密度の濃い情報交換ができていると思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> かなり有効活用してますね。ゴルフの実力も昔よりアップしましたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村</strong></span> 今はスコアでいうと90〜100くらいです。パターが壊滅的で3パットが当たり前なんですよ。ですからOKが甘い時はスコアがいいです(笑) パターの上手さは、頭の良さっていうから複雑な心境ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 私も先日、久邇カントリークラブで44パットしました。複雑な心境ですね。 ■私のNEWギア速報 今回ご登場いただいた川村さんは、長年続けているテニスを通じて道具の大切さを知り、ゴルフも道具が大切だと思うようになったのだとか。 「テニスは意外とラケットとガットのテンションが大事で、飛ぶラケットの方が力まずに打てるのですよ。錦織選手も飛ぶラケットを使ってますし。 だからゴルフも飛ぶクラブを買えば力まずに打てるのではないかと思い、ぶっ飛び系のNEW eggアイアンを購入しました」と川村さん。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/IMG_0816.jpg" alt="" width="544" height="650" class="aligncenter size-full wp-image-65367" /> ぶっ飛びアイアンの存在は、YouTubeの動画を見て知ったとのこと。 川村さんは「まだ本番では使っていないのですが、ロッテ葛西で打った時は7番で160ヤードのグリーンをオーバーしましたね。次のラウンドが楽しみです」と、ニューギアに期待を寄せる。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島永悟</strong></span>(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川村和裕</strong></span>(KAZUHIRO KAWAMURA) 1987年2月生まれ、大分県出身。日本大学法学部卒業後、不動産会社、中国での会社経営、キーエンスを経て、DSP国内大手の株式会社フリークアウトに入社、インターネット広告の世界へ。2015年、医療機関の運営・経営支援を行う株式会社キャピタルメディカからの出資を受けて、株式会社アドメディカを創業。趣味はテニス、バイク、ゴルフ、釣り、旅行、スノーボード。ベストスコア87。
    (公開)2021年01月04日
    今回のゲストは株式会社シーラの湯藤善行社長である。不動産デベロッパーとして少数精鋭でニッチトップを目指す同社は、スルガ銀行問題など逆風が吹く市場環境においても堅実に成長を続けている。その経営哲学はゴルフとも密接な関係があるのだろうか。ゴルフをこよなく愛する湯藤社長に話を伺った。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2019年3月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <h2>経営とゴルフと煩悩</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> 本日はゴルフ関係の取材ということで楽しく話せそうです。実は昨日もメディアの取材がありまして、聞かれてもいないのにゴルフの話になっていました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> なぜゴルフの話になったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> 会社経営をしていく上で、煩悩を消し去ることが大切という話がきっかけでした(笑)。何故ゴルフが上手くならないのか? それでも何故、ゴルフは面白いのか? これらを突き詰めていくと「煩悩」というキーワードに行き着くんですよ。 ゴルフという競技は練習場ですら毎回同じ球が打てない。たったの数秒前に、同じ環境で打ったばかりなのに、同じ打球を再現出来ない。よくよく考えると、とても深い。同じように打ったつもりなのに全然違う打球になってしまう。するとゴルフの上達は、体を動かす脳の働きに大きく影響されるのではないかという結論に辿り着き、脳をコントロールする「煩悩」を消し去る必要がある。という話になりました(苦笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> いきなり深いですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> ええ。ゴルフをやるのなら経営にも紐づかせていきたいですし、実際紐づいてます。妄信状態で「飛ばしてやろう」とか「いいショットを打ってやろう」と思えば思うほど、悪いショットになりますよね。妄信状態になるとミスを犯しやすくなるのは経営にも通ずるところがあります。 私たちは過去に経営で失敗しているので、妄信せずに慎重に経営していくことの大切さを学び、煩悩を消し去ることの大切さを強く感じています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 煩悩へと辿り着いたゴルフを始めたきっかけを教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> もうすぐ13歳になろうとしていた1989年の春。ちょうど小渕総理が「平成」と掲げた時期に、父の仕事の関係でアメリカに移住したのです。移住先はオハイオ州にあるアクロン市で、そこは日本人が1人もいない田舎町でした。敷地がたくさんある田舎町なので、周りにゴルフ場が沢山あったのです。 <h2>公園で野球をする感覚でゴルフを始めた</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 田舎町でしたらプレイフィーもリーズナブル? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> もちろん!家の近所にゴルフ場があり、弟と2人でよく遊びに行ったゴルフ場は、ミドルホールが9ホールしかないゴルフ場でしたが、10ドルで回れました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> なるほど!近所の公園に野球しに行こうみたいなノリでゴルフに? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> そんなイメージです。付け加えて言いますと、父がゴルフ好きで、初めは父に連れられて回っていました。父の勤め先がファイアストン社を買収したので、ファイアストンCCで行われるPGAツアーはよく観戦に行っていましたね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> するとゴルフはお父さんから習ったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> はい。父に習ってしまったのが、ゴルフ上達の遠回りの原因の1つですね。父のゴルフ理論は間違っていましたから。これは父には内緒ですが(苦笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 遠回りしつつも、帰国して凄腕ゴルファーとなった道のりを教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> 日本に帰ってきてからは野球に没頭していたので、ゴルフはやってないんです。大学に入学してからもゴルフが出来るほどの財力はなかったので、ほとんどやっておりません。社会人になってからようやく復活しました。 初めて入社したのが日神不動産という会社で、そこの会長がゴルフ愛好家で、私も会社のゴルフコンペに参加させて頂きました。 その次に入社したエスグラントコーポレーションの時は、忙しすぎてゴルフをやる暇がありませんでした。その後、紆余曲折あり、今の会社が軌道にのってきた頃に本格的にゴルフを再開したという経緯です。 <h2>社長業をする上でゴルフは有益</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> なにか理由があってゴルフを再開したのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> 特にこれと言ってないのですが、強いて言うなら社長業をする上でゴルフはやっておいた方がいいと思ったからですかね。それから、周りでゴルフを始める知人が増えてきたという理由もあったと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 社長業をやっていく上で、どんな所が有益だと考えますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> ゴルフは人間性が出るので、お互いのことを知ってもらうには非常に有益ですね。 我々に出資や投資をして頂いた方々の中にもゴルフ愛好家の方が何人もいまして、ラウンドを重ねる事で、お付き合いを深めることが出来たと思います。 お付き合いを抜きにしても、ゴルフは緑溢れる中で朝早くから体を動かすので、休みの日が充実しますし、リフレッシュ出来るのがいいですね。また、少しずつ上達していくことに対する喜びもあります。 <h2>人生が終わるまでに回りたいゴルフ場リスト</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 上達はどのレベルを目指していますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> 今は、まずはアンダーパーの世界にいきたいという想いが強いです。あと一歩の様に感じていながらも中々そこまで行けません。だから面白いのでしょうけど。田村プロのようなシニアになれたら最高ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それは本気ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> はい。そのために元気な内にバリバリ働いて、近い将来会社を誰かに任せ、私はゴルフバッグを担いで世界中を旅しながらゴルフ場を訪れるようになれたら最高です。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 最高の余生ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> 人生が終わるまでに対峙したいゴルフ場をリストアップしてあります。世界中のモンスターコースを一つ一つねじ伏せながら、完全制覇したいです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 壮大な計画ですね。さて、最後の質問です。ゴルフ以外に趣味はありますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤</strong></span> ありません。ゴルフ以外に趣味を持つ事は、ゴルフに対して失礼だと思っています。 ■私のNEWギア速報 今回ご登場いただいた湯藤さんが最近購入したギアはキャロウェイの「ROGUE SUB ZERO ドライバー」と、テーラーメイドの「GAPR LO」の2本。 「アイアンはスイング変化の指標にしているので、ここ3年間はいっさい変えていません。ドライバーはシャフトを交換する際にヘッドも変えました。最新モデルで少しでも真っ直ぐ遠くに飛ばしたい」と湯藤さん。 もう1つのニューギアは、あの名選手に影響を受けて購入したのだとか。 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/ge.jpg" alt="" width="650" height="862" class="aligncenter size-full wp-image-65360" /> 「GAPRはタイガー・ウッズが使っていたから購入しました。まだ使いこなせてなくて出番はほとんどありませんけど」と、湯藤さんは購買動機を率直に語った。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島 永悟</strong></span>(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>湯藤 善行</strong></span> (YOSHIYUKI YUTO) 1976年生まれ。株式会社シーラ代表取締役。国立宇都宮大学工学部建築学科卒業後、日神不動産に入社。その後、エスグランドコーポレーションに入社後、2006年に開発事業部及び建築事業部の担当役員に就任。100棟以上のマンション開発を手掛け、2009年同社役員を退任。2010年、オリックスグループの孫会社をM&amp;Aにて取得し、代表取締役に就任。社名を「株式会社シーラ」へ変更し、投資用マンションの開発分譲業を始める。創業から8年半で33棟のマンション開発を手掛け、マンションの企画・開発から賃貸管理まで、トータルでサポートを行なっている。ゴルフは30年前から始め、本気で向き合い出して10年。世界中の難コースをねじ伏せる事が目標。ベストスコア74。
    (公開)2020年12月27日
    今回のゲストはソフトコミュニケーションズ株式会社の秋葉薫社長である。ホームページ・パンフレット等の販促物の制作を通じてマーケティング支援を行う同社は、大手企業を中心に様々な業種の販促活動を支援している。クリエイティブな会社を率いる秋葉社長とゴルフとの関係性を伺った。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2019年2月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <h2>社長ならゴルフをやっておくべき</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフはどのようなご縁で始めたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 起業して三年目くらいの時に、いつもお世話になっている取引先の社長からお誘い頂いて始めました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> その時は、どんなシチュエーションでしたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 会食の席で「社長ならゴルフをやっておくべき」と言う話になり、その方のメンバーコースへ行くことになったのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 当時のゴルフに対する印象はどうでした? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 私は小さい頃からバスケをやっていたこともあり、道具を使うスポーツよりも自分の肉体を使うスポーツの方が好きだと思っていました。それと、ゴルフはお金がかかるというイメージがありました。 新品のクラブを全部揃えると、それなりの金額になりますよね。ですから初めは近所のゴルフパートナーで中古のアイアンとパターだけ買いました。それを持って近所の練習場で一回だけ練習してラウンドデビューしたのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 電撃デビューですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 会食の席でゴルフの日程が決まったのですけど、それが1ヶ月後だったんです。なので、最低限必要なアイアンセットとパターと靴とウェアを買い揃えたのです。キャディバッグも買いました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ドライバーは買わなかったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> はい。デビューまで期間が短かったので、ドライバーは諦めました(苦笑) <h2>富士山に向かってナイスショット</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それでデビュー戦はいかがでしたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 河口湖カントリークラブで雲ひとつない晴天でした。それでティーショットを3番アイアンで打ったら凄くいい球が出たのですよ。真っ直ぐ富士山に向かって飛んでいったボールは、200ヤードくらい先のフェアウェイに着弾しました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 人生初ショットがナイスショットだったのですね! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> ただし、セカンドからはダフリ、チョロ、トップの連続でした。ずっと下を見ていたので富士山を見たのは最初だけ。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それはシビアなデビュー戦でしたね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> そうですね。バンカーが多くグリーンもけっこう難しいコースなので大変でしたね。大変過ぎて、途中どうやって回ったのか覚えてないです。ちゃんと覚えているのは綺麗な富士山とティーショットだけ(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 辛い記憶は脳の防衛反応で消滅すると言いますからね(笑) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> ゴルフは本当に精神的にキツいスポーツだと思います。 <h2>河口湖CCをきっかけに恒例化</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> デビュー戦の後はゴルフとどのように向き合っていったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> デビュー戦に誘って頂いた社長から、これを恒例行事にしようと言って頂いて、ゴルフを続けることになりました。恒例行事は今でも続いていて、毎月一緒に回らせて頂いてます。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 素晴らしいご縁ですね。10年くらい続いているということですが、そこから、どのような経緯でゴルフが上達したのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 最初は特に向上心もなく、迷惑がかからないくらいのスコア(100切れるくらい)で回れればいいなと思っていましたが、5年くらい前に恒例行事とは別のお誘いがあって、ある偉い社長さんと回る機会があり、そこから意識が変わりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 興味深いですね。詳しく教えて下さい。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 偉い社長と回った時にもう一人一緒に回った人がいて、その方はゴルフが非常に上手で、偉い社長と楽しそうに会話しながら回っていたのですよ。その一方で私は、自分のゴルフに精一杯で、ゆっくり会話をしている余裕がなかったのです。その時に、もっとゴルフの腕を磨こうと強く決心しました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 決心してどんな練習を? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> まず不定期に行っていた練習を、週に一回必ず行くというルーチンに変えました。練習方法も自己流では限界があると思いレッスンに通い始めました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフレッスンを生活のルーチンに取り入れたのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 決めた以上は中途半端にやるのではなく、しっかりとやりたかったので徹底しました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それでスコアにも変化が? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 球筋が劇的に変わって、安定的に85前後で回れるようになりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 羨ましい!コンスタントに80台で回れるようになるのが私の目標です。そのレベルに到達するのにどれくらい時間がかかりましたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> レッスンに通い始めてから3年くらいはかかりましたね。スイングを変えたので、最初は苦労しましたよ。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 継続は力なりですね。 <h2>理想のスコアは70台後半</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 理想をいうと、もう少し上手くなりたいのですけどね。アベレージで70台後半、調子が悪くても80台前半で回れるのが理想です。毎回パープレイとかで回っちゃうと仕事やってない感じがするので(笑)、70台後半くらいが丁度いいんです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まだまだ上を目指しているのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> そうですね。やっぱり70台で回っているのが上手い人だと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフ上達のきっかけとなった偉い社長は70台で回る実力だったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 70台で回るレベルでした。それで上手くなろうと目標を立てたので地道に頑張ってます。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 努力は裏切らないですね。私も秋葉さんを見習って練習を頑張りたいと思います。本日はありがとうございました。 ■私のNEWギア速報 <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/m4.jpg" alt="" width="788" height="525" class="alignleft size-full wp-image-65354" /> 今回ご登場いただいた秋葉さんが最近購入したギアは5番ウッドとユーティリティ2本。色々と試打した結果、テーラーメイドのM4を選んだとのこと。 「ユーティリティのシャフトはM4純正のスチールシャフトにしました。アイアンからの繋がりが良くなったのでミスショットの確率が減ったと思います。それでも手で振っちゃうとフックが強くなるので気をつけてます」と 秋葉さん。 以前使っていたユーティリティに比べて、M4レスキューは球がつかまりすぎない所が気にいっているのだという。 ウッドについても「5番ウッドがだいぶ慣れてきたので、次はM4の3番ウッドを購入しようと思ってます」とポジティブな発言を聞くことができた。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>秋葉</strong></span> 薫(KAORU AKIBA) 1973年 山形県東村山郡生まれ。ソフトコミュニケーション株式会社 代表取締役。明治学院大学法学部政治学科卒業。20代の頃は役者としての修行を積む。29歳からコンサルティング会社に勤務し、その後ソフトコミュニケーションを設立。趣味はゴルフと料理。好きな言葉は、困った時はお互いさま。ベストスコア78。
    (公開)2020年12月23日
    今回のゲストは株式会社ジョイプロジェクションの福田哲也社長である。先日開催されたIT企業主催のゴルフコンペでニアピン賞を取ったことがきっかけで筆者の目にとまり、今回登場して頂くこととなった。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年11月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> ゴルフを始めたくてモヤモヤ <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まずはゴルフを始めたきっかけから教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> ちょうど一年くらい前に、大口取引先の社長と打ち合わせをしていたらゴルフの話になりまして、「福田さんもやりましょう」と言われて始めることになりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> もともとゴルフに興味があったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> やってみたいというモヤモヤした気持ちはありました。周りの友人からもゴルフが面白いと聞いていましたので。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> モヤモヤしていた時に大口取引先からのお誘いがあったわけですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> はい。その後、大口取引先の社長に打ちっ放しに連れて行ってもらいました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> どうでしたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> まったく打てなくて、これはマズいと思いました。そんな時にちょうど友人からゴルフレッスンに行こうと誘われ、レッスンを受けることになりました。 <h2>道具の力でニアピン賞</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> そのレッスンの成果がコンペでのニアピン賞? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> 実は、レッスンは6回しか行ってないのです。張り切って8回分のチケットを買ったのですが、多忙で消化できず期限切れになってしまいました。レッスンで基礎は習いましたが、ニアピンを取れたのは道具の力が大きいです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 道具は何を? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> M2のアイアン。自分なりにこだわりのある道具なのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 詳しく聞かせてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> ゴルフを初める時にワールドイーグルというゴルフクラブセットを購入したのですが、それが自分に合ってなかったみたいで全然うまく打てませんでした。   それでおかしいなと思い、知人のアイアンを打たせてもらったところ驚く程打ちやすかったのです。道具でそこまで変わるとは思っていなかったのでびっくりしました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 何がそこまで違ったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> ワールドイーグルはシャフトがSだったけど、知人のアイアンはRでした。Rのシャフトを振るとしなりを感じることができるのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それでRシャフトのM2を購入したのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> 4時間ググって購入しました(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 4時間とはかなりリサーチしましたね。具体的には何を調べたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> 一般人が使用した口コミを徹底的に調べました。本業がインターネット広告の代理店なので、やらせ記事とかは見て分かるので参考にしませんでした。 そして調べた口コミをエクセルで見やすく整理して、各クラブの特徴を整理したのですよ。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まるでマーケティング調査(笑)購入候補のクラブは何種類あったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> 全部で10個くらいありました。最終的に選んだのがM2のアイアンです。アイアンと一緒にドライバーもRシャフトのグローレを購入しました。 <h2>クラブのPDCAを回す</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ヘッドの軽いグローレが自分に合っていると分析したのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> そうです。この先、もっと上手くなってスイングが固まってきたらまた違うのが欲しくなると思うので、クラブのPDCAを回して行こうと思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> PDCAが回ればゴルフクラブの新作が売れて経済が活性化します。ガンガン回して下さい(笑) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> そのためにはもっと腕を上げなければですね。今の目標は今年中に120以下のスコアで回れるようになることなので頑張ります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 目標が明確ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> やっぱりスコアがよくなって行くのは楽しいので。三ヶ月前から友達と月一でラウンドしているのですが、行くたびに上達しているのが実感できるのですよ。一緒に行っている友達も同じくらいのスコアなのでお互い切磋琢磨してます。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> スポーツとしての面白さですね。その他にゴルフの楽しさといったら? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> 気分転換ですね。ゴルフ場に行くのは小旅行みたいな気分です。取引先の方と一緒に行くのも楽しいですし、仕事抜きで友達と行くのも楽しいです。 それからラウンド後のお風呂も好きです。 <h2>ゴルフ場でサウナを満喫したい</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> サウナにも入りますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> 時間があればじっくり入りたいです。サウナ、水風呂、サウナ、水風呂と2セット入るのが理想です。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 私も2セットは入りたい派です。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span> みんなと行った時は、待っててもらうのも悪いのでサウナには入らないのですが、一人だったら長時間満喫したいですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 意外な共通点がありましたね。ご一緒する機会がありましたらサウナを満喫しましょう。 <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/vokay.jpg" alt="" width="788" height="526" class="size-full wp-image-64580" /> 『ボーケイSM7』 今回登場していただいた福田社長が最近購入したギアは『ボーケイSM7』のDグラインド。 60ヤード以下のアプローチが苦手だという話を大口取引先の社長に話した時に、ちょうどいいのがあるからと譲り受けたとのこと。 「これにしてから、アプローチの精度が少しよくなりました。最初に安い初心者用のウェッジを使っていたからこそ、今のウェッジの良さがわかります」と福田社長は語る。 取引先から譲り受けたということで、価格について尋ねてみた。 「1万円くらいだったと思います。良い買い物でした」と満足気な福田社長。 先輩ゴルファーから後輩ゴルファーへと受け継がれた『SM7』は、黒光りして独特のオーラを放っていた。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>福田</strong></span>哲也(TETSUYA FUKUDA) 株式会社ジョイプロジェクション代表取締役。インターネット広告代理店に数年間勤めたのちに起業。趣味はゴルフとウェイトトレーニングと音楽鑑賞。2017年から始めたゴルフは月一のペースで継続中。ベストスコアは121。
    (公開)2020年11月18日
    今回のゲストは株式会社メイクボディの岸本清彦社長である。インターネット業界出身ではあるが、美容エステやパーソナルトレーニングなどの店舗型の事業を中心に業績を伸ばす敏腕経営者だ。そんな岸本社長のゴルフのたしなみ方をうかがった。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年10月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <hr> 練習は3日で4500発 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まずは<strong>岸本</strong>さんのゴルフ歴からお聞かせください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> ゴルフは22歳の時に初めて行きました。新卒で入社した会社の付き合いで強制的に。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 楽天に入社する前ですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> はい、楽天の前です。そこは平均年齢が60歳くらいの会社で、社員のほぼ全員がゴルフ愛好家。上司から「とりあえずゴルフに行くぞ!」と声をかけられ道具を一式もらったのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 絶対に断れないシチュエーションですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> しかも上司から「1日1500球打て!」と言われたので3日間打ちました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 3日坊主?? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 4日後にゴルフだったのです。スコアは148でした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 3日漬けで148なら悪くない。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> その奮闘が認められ、その後も年に2、3回はゴルフに誘われるようになりました。 <h2>楽天でゴルフをしたのは1度だけ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 楽天に入社してからはどれくらいの頻度でゴルフに? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 1回だけ(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフをやる社風ではなかったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 私の所属していた事業部はゴルフをやっている人がほとんどいませんでした。でも、GORA事業部ではゴルフが盛んでした。私もGORA事業部からの誘いでゴルフをしたのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> GORAの方々とコンペをしたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> GORA事業と楽天市場事業の親睦会みたいな感じですね。両事業部の役員とマネージャーが集まってゴルフを楽しみました。 そのときは5年ぶりのゴルフだったので、スコアは168と散々でしたが。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> GORAの方々との実力差が激しかったのでは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 圧倒的な差がありました。役員の方はみんな上手だったのですが、楽天市場のマネージャーはとにかくポンコツで、200以上叩いた人も…(苦笑)楽天時代のゴルフは、それが最初で最後でした。 <h2>重鎮に気を遣わせたくない</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> ただ、起業してからは、先輩の経営者に誘って頂きゴルフに行く機会が増えましたね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 先輩経営者とは仕事でも取引があったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 直接取引はなかったのですが、先輩経営者の周りには有力な経営者が多く、ゴルフを通じて取引先になりそうな方々を紹介してもらっていました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 仕事に繋がりましたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> いえ。名だたる経営者の方々とゴルフで接点を持ち、プレゼンする機会を頂いたのですが、仕事には繋がりませんでした。自分の会社をある程度のフェーズまで成長させないと、名だたる経営者の方々とは取引ができないなと実感しました。 また、重鎮の方は意外と優しくしてくれるということが分かりましたね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 重鎮になればなるほど周りへの気配りが出来ていますよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> だから、ゴルフの実力が100切りできるようになるまでは重鎮の方とゴルフに行ったらダメだなと思いました。下手すぎると逆に気を遣わせてしまうので。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> また一緒に行きましょうと言って貰えるのが理想ですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> そうですね。そのために最低限の実力は必要です。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ちなみに今の腕前は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 起業した頃はスコア120前後だったのですが、今は100から110くらいになりました。同世代の経営者仲間と毎月ゴルフに行くのですけど、みんな少しずつ成長していますね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> スコアがアップした理由は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 一番の理由はコースマネジメントです。スーパーショットを狙うのを止めたらスコアが縮まりましたから。林の中に入れた時に狭い隙間からグリーンを狙うのを我慢して、横に出すようになりました。 <h2>池ポチャ10連続</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> コースマネジメントを意識するきっかけがあったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 福岡にあるミッションバレーゴルフクラブで、池に10回連続で入れたことがあるのですよ。 その時にスコアを崩してコースマネジメントを意識するようになりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ボール足りなくなりますよね? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> そう、みんなにボール借りて打ちましたが、1ホールで20打以上打ちましたよ。それでコースマネジメントの大切さを実感したのです。最近はスコアを狙いにいってるので、マネジメントは特に大事ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> これまでのベストスコアは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 102です。最終ホールで9叩いて100切り出来ませんでした。びびって5パットしちゃいました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 5パットもゴルフの醍醐味ですね(笑) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span> 楽しくゴルフをやるのが私のモットーなので、5パットや池ポチャでみんなが盛り上がってくれるのならそれでOK! <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> <strong>岸本</strong>さんらしいです。これからもゴルフをエンジョイしてください。 <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/newgia_re.jpg" alt="" width="1075" height="716" class="size-full wp-image-64563" /> DIVINE BLOW(ディバインブロウ)のロングアイアン「DB-IU」 今回のゲストである岸本さんは、タイトリストが好きでマッスルバック型のアイアンを愛用しているという。 「初めて買ったのがタイトリストのマッスルバック。かっこいいからずっと愛用しています」と、岸本さんは言う。 しかし、長いアイアンが上手く打てないということで新橋にある工房に行き、シャフトを変更したのだという。 「職人の方に言われるがままシャフトを交換したら、めっちゃ打ちやすくなって飛距離も10〜20ヤードくらい伸びました! そこで薦められたユーティリティを購入したらミスショットが激減してスコアアップに繋がった!」と岸本さんは目を輝かせて語った。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span>さんの購入したギア:DIVINE BLOW(ディバインブロウ)のロングアイアン「DB-IU」 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岸本</strong></span>清彦 (KIYOHIKO KISHIMOTO) 株式会社メイクボディ代表取締役。1982年1月生まれ、香川県出身。楽天株式会社楽天市場事業マネージャーを経て、ヘッドハンティングを受け某IT会社の事業部立ち上げ後、独立。2011年10月、WEBコンサルティングを展開する株式会社ByThinkを設立。2016年7月、株式会社メイクボディ設立。未来のアスリート育成事業及び、サロン「AQUMINA」、パーソナルトレーニング事業「メイクボディラボ」を展開している。ベストスコアは102。
    (公開)2020年11月04日
    今回のゲストはStockSun株式会社の株本祐己社長である。フリーランスの精鋭集団を率いて企業のWEBマーケティング支援を行う同社は、設立からまだ1年しか経っていない(2018年当時)若い会社だ。<strong>株本</strong>社長の年齢もまだ28歳と若く、将来が非常に楽しみだ。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年9月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <hr> <h2>ゴルフは大人の世界</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフの初体験はいつですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 社会人になってからですね。働いていた会社の社長に誘われて打ちっぱなしに行きました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 誘われてどうでした? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 大人の世界に足を踏み入れる感じでした。社長といけばお金も出して貰えるので(笑)、喜んで付いて行きました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフに対する憧れみたいなものがあった? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> あったのかも知れませんね。大学時代にいろんな遊びを経験したけど、ゴルフだけは未経験でしたので。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 初めてボールを打った感想は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> めちゃくちゃ難しい、と思いました。私は早稲田大学のスポーツ科学部出身で、卓球の東京大会で優勝したこともあったので球技は得意だという自負がありました。しかし、ゴルフを始めたことで謙虚な気持ちになりました。 <h2>サラリーマン時代は悲惨なスコア</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> デビュー時のスコアは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 打ちすぎて途中から数えられなくなりました。その後のラウンドでも150以上叩くのは当たり前で、スコアは測定不能という悲惨な状態が何年も続きました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> いつまで続いたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 起業するまでずっと。期間にすると4年間くらいですかね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> よくめげずに続けましたね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> とくにゴルフを断る理由もなかったので(笑)。学生時代の友人と年に3回くらいはラウンドしてました。 <h2>起業したことでゴルフの面白さを発見</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 起業してからゴルフが上手くなったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> はい、起業したことによって先輩経営者からゴルフの練習やラウンドに誘われる回数が増えたので、一気に上達しました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> レッスンも受けたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 先輩経営者と練習場に行くと、必ずレッスンプロがついて教えてくれました。しかもレッスン代はすべて先輩経営者が払ってくれました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 至れり尽くせりですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> それで初めてゴルフの面白さが分かりました。正しいスイングが分かってメキメキ上達したのでスコアも良くなっていきました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフ熱は高まりましたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> かなり高まりましたね。ゴルフの誘いがあるとテンションが上がるようになりました(笑) <h2>ゴルフで年収が2000万円アップ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフは仕事面でもプラスになっていますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> はい、ゴルフ場の行き帰りの車内で先輩経営者の方々と話せるだけでも、私にとってはメリットです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 具体的には? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 車内で様々な会話をする中で、私のビジネスに対するストイックな面や人間性が分かってもらえ、仕事に繋がることが多いのです。いま起業して一年くらいになるのですが、ゴルフの車内だけで年収2000万円相当の仕事を受注しました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それは凄い。ゴルフが仕事に繋がったという話はよく聞くけど、年収2000万アップした人は初めて。 <h2>稟議書を3つ飛ばせるのがゴルフ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 私のような若手起業家が普通に生活していたら、絶対に話せないような立派な経営者の方と長時間話せるのがゴルフの良い所です。どんな大社長でも一回ゴルフをやると「かぶちゃん」と親しく呼んでくれるようになります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それは私も実感するところです。ゴルフを始めたことで大企業のトップの方にプレゼン出来るチャンスが格段に増えました。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 稟議書を3つ飛ばすようなもんですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それは言い得て妙。他にゴルフをやるメリットは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 早起きすること。ゴルフの日は嫌でも早起きしなければいけないので、1日が長く感じて得した気持ちになります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 早起きは2000万の徳?(笑) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> そうなりますね。実際、早起きした時の清々しい気持ちが好きなんです。 <h2>ラウンド前は自宅マンションのゴルフレンジで練習</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 今後もゴルフとは濃厚な関係になりそうですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> はい、色々な方とラウンドさせて頂き勉強したいです。それから、もう少し上手くなりたいですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> スコアで言うとどれくらい? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> 今の目標は100切りです。常に100以下のスコアで回れるようになりたいです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> やっぱり最初の目標は100切りですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span> ラウンド前日はマンションにあるゴルフレンジで練習するのですが、100切りの壁はまだまだ厚いです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> マンションにゴルフレンジがあるとは羨ましい。しっかり練習して100切り頑張って下さい。 <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/vg3.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-64094" /> 今回のゲストである<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span>さんは、初めて就職した会社の社長から譲り受けたクラブセットを今でも大事に愛用しているという。 譲り受けたギアに対して特に不満はなかったのだが、大人の事情でユーティリティを購入したという。 「とんねるずの時計を買うシリーズみたいなノリで『<strong>株本</strong>、ユーティリティを買う』みたいな雰囲気になったので、空気を読んで購入しました」と、<strong>株本</strong>さんは笑みを浮かべる。 なぜVG3にしたのか尋ねると「正直、道具の違いが分かるほど上手くないのでなんでも良かったのです。なので、みんなが納得するくらいの値段のクラブを購入しました。安すぎるの買ってもケチと言われるし」という返事が返ってきた。 意図せず購入したタイトリストVG3 ユーティリティ#4(2016年モデル)は100切りを目指す<strong>株本</strong>さんにとって強力な武器となることだろう。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>株本</strong></span>祐己(YUKI KABUMOTO) 1990年、ドイツ・ハンブルク出身。桐朋高校、早稲田大学卒業。大学在学中に当時社員5人程のWEBベンチャー企業に入社し、新規事業のフランチャイズ系WEBメディアを立ち上げる。その後、大手の総合系コンサルティングファームにて大手金融企業を顧客としたIT系、会計系のプロジェクトを経て、2017年7月にStockSun株式会社を創業。ベストスコア104。
    (公開)2020年10月28日
    今回のゲストは株式会社スポリーの<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span>和也社長である。体育会系学生の就職を支援するという人材紹介サービスからスタートした同社は、今では体育会系以外のあらゆる業界・職種のトップビジネスマンの転職支援まで手がけている。アスリート畑出身の社長がゴルフを始めるに至ったいきさつなどを伺った。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年8月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <hr> <h2>初ゴルフは大学のゴルフ授業</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まずは<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span>さんの初ゴルフについて聞かせてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> 大学時代に「ピンポン玉のような玉をゴルフクラブで打つ」という授業が数回あり、それが初めてのゴルフになります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフの授業ですか。アドレスやスイングなど一から習ったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> その授業はスイングフォームなどの基本を習うわけではなく、ただ遊び感覚でボールを打つというものでした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> その後、本格的にゴルフを始めたのは起業してからですよね。なにかきっかけが? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> ゴルフにまったく興味がなかったのですが、ちょうど一年くらい前に同年代の経営者からゴルフクラブを一式貰ってしまい、始めることにしました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 「貰った以上はやらねば、男が廃る」と言ったところでしょうか。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> そうですね。貰っておいてやらないという選択肢は、私の中にはありませんでしたから(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> さすが義理堅い! しかしなぜ、ゴルフに興味がないのに貰ったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> はじめゴルフに誘って頂いた時は「あまり興味がないから」と断ったのですよ。ところが相手はちょうどゴルフクラブを買い換えるタイミングだったみたいで、「クラブ一式あげるからやりましょう」と誘って頂いたのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 三顧の礼をもって誘われたのですね。それは断りづらい。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> おかげさまでゴルフを始めるいいきっかけとなりました。 <h2>柔道家、ゴルフボールを打つ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフクラブを貰ってからは打ちっ放しなどで練習したのでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> 一番はじめはシミュレーションゴルフでした。ゴルフクラブを頂いた方と二人で。 その時に「あれっ!当たらない!まっすぐ飛ばない!」と、ゴルフの洗礼を受けました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> このままラウンドしたらマズいと思いましたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> ええ。同年代の経営者には負けたくないと思い、神宮や葛西の練習場に足を運ぶようになりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフは柔道と同じで、体幹が重要ですよね。柔道で実績を残した<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span>さんは自信があったのでは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> そうですね。ずっとアスリートの世界で生きてきたので自信はありました。柔道の前は野球をやっていてバッティングがよかったので、ゴルフもそこそこいけると思っていましたが、やればやるほどゴルフの奥深さが見えてきて、上級者との実力差を痛感したわけですよ。 <h2>ゴルフで深まる親交</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 今はどれくらいのペースでゴルフに行かれるのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> 月に2〜3回くらいです。年配の経営者から誘って頂くケースが多いですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフを始めたことによって誘いがくるようになったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> はい、SNSにゴルフの投稿をしたことがきっかけで、様々な方からゴルフに誘って頂けるようになりました。ラウンドの時に別の社長を紹介してもらうこともあり、交友関係が広がってます。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span>さんは人材紹介が事業の柱なので、優良企業の社長と知り合うことで仕事に直結するパターンも多そうですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> おっしゃる通りです。上場企業の社長や大企業の顧問の方などとラウンドする機会にも恵まれているので、ゴルフには大変感謝しています。 <h2>会食だけでは聞けない裏話</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフはスポーツとしても面白いと思いますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> ラウンドしてみて、純粋に競技として面白いと思いました。「さっきは手首曲げすぎて曲がったから今度は気をつけよう」といったように、修正しながらやるのが面白いですね。また、一緒に回った方々と過ごす時間が非常に有意義だと感じます。ゴルフは仕事の面でも尊敬できる方と回ることが多いので学べることも多いです。 さらにプラスアルファで、知らない方と時間を共有して話を出来るところも楽しいですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 普通に生活していたら交わることのないような立場の方と接する機会が多いのは、ゴルフならではですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> そう。社会的に結果を出されている方々と長時間話せる機会は本当に貴重ですね。事業のアドバイスを頂いたり、その方が経験してきた失敗談やそれに対するリスクヘッジを聞かせて頂いたりすることもあって、会食だけでは聞けない裏話ですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> もともと人脈の広い<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span>さんから見てもゴルフは特別なのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> やっぱりゴルフの力は大きいと思いますので、生涯スポーツとして楽しんでいきたいですね。 そして、やるからには中途半端にやりたくないのでレッスンに通おうかなと考えています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 自己流には限界を感じた? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span> インターネット動画やゴルフ雑誌を見て一通り自分でやってみたけど限界を感じました。当たり前の話ですが、ゴルフという歴史の長いスポーツを自己流でなんとかしようと思ったのが、そもそもの間違いでした(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span>さんの体格なら300ヤード飛ばせるようになると思います。期待してます! <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/S__2392081.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-64090" /> 今回のゲストである<strong>丸山</strong>さんが 最近購入したギアはナイキゴルフのVRS コバート 2.0の4番ユーティリティ。 「貰ったクラブセットには6番アイアンまでしかなく、次がドライバーだったのです。たしか4回目のラウンドの時に、みんながユーティリティを使って飛ばしているのを見て欲しくなり、ラウンド帰りにゴルフパートナーに寄って購入しました」と、<strong>丸山</strong>さんは言う。 「今ではユーティリティを重宝しています!」と満足気に語る<strong>丸山</strong>さんに、なぜゴルフクラブから撤退したナイキを選んだのかと理由を尋ねると、「えっ、ナイキ撤退したのですか? タイガーとか使ってませんでした?」と驚きの表情を見せた。 撤退してもなお選ばれる、ナイキブランドの求心力を感じた。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>丸山</strong></span>和也(KAZUYA MARUYAMA) 株式会社スポリー代表取締役。1984年栃木県生まれ。東海大学柔道部→豪州代表コーチ→教員→上場企業勤務→起業。 数社の役員を歴任。現在、キャリア支援事業を中心に、機械メーカー役員、東京都レスリング連盟理事、Y.S.C.C.横浜フットサル ホームゲームイベントアドバイザー等、様々なフィールドで活躍中。ベストスコア110。
    (公開)2020年10月22日
    この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年7月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <hr> 今回のゲストは株式会社リンクエッジの<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span>幸治社長である。成果報酬型のアフィリエイトASP事業を営む同社は2011年の創業以来、増収増益を続け、直近の売上は40億円に迫るという。そんな超成長企業の社長とゴルフの密接な関係を伺いました。 商社出身の社員と初ゴルフ <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフはこれまで何回くらい行きましたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> 10ラウンドくらい。5年前に始めたから年に2回くらいのペースです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> スローペースですね。初めてゴルフに行ったきっかけは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> 初ゴルフは5年ほど前の社員旅行でした。商社出身の社員から「社長、ゴルフは営業で必要ですよ。社員旅行でやりましょう!」と提案されまして。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それで初ゴルフはどうでしたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> 伊東にある海の見えるコースでとても爽快でした。社員とも仲良くなって最高でしたね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 社員旅行の前に練習して挑んだのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> いえ、ぶっつけ本番です。僕は野球を真剣にやっていたのでゴルフボールも普通に打てました。距離も平均的な成人男性より飛びます。アプローチやパターが下手で、スコアは130くらいでしたけど。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 運動神経の賜物ですね。その後、ゴルフに行った理由は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> 取引先から誘われたり、コンペに呼ばれたりして行きました。お偉いさんから誘ってもらうこともあります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> お偉いさんとは具体的に? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> 大企業の取締役です。お偉いさんとゴルフで親睦を深めて、取引をもっと伸ばしていきたいですね。そのためにはしっかりとゴルフに取り組む必要があります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> なるほど、課題意識はあるのですね! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> もちろん。今の実力では尻込みしてしまうのですよ。 本当はちゃんと練習してマナーもしっかり覚えて、万全の態勢でゴルフに挑みたいのですが、ゴルフの誘いって頻繁にくるものではないので「また今度でいいや」となってしまうのです。 <h2>ゴルフ業界の課題</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 「また今度でいいや」と思っているライトユーザーを、いかにヘビーユーザーにするかはゴルフ業界の課題でもあります。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> ええ〜、僕がゴルフ業界のペルソナですか。じゃあ僕が現代を表してるってことですよね。ゴルフにそこまでハマっていない若者ということで。 でも、周りの社長とかはけっこうゴルフやってますよね? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 私の周りの若手社長は、ここ数年でみんなゴルフを始めていますけど、業界全体で見るとゴルフ人口の高齢化が深刻な問題なんですよ。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> なるほど、若い人がゴルフをやらないと市場が縮小すると。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> そのとおり。<strong>川合</strong>さんのような影響力のある若手社長がゴルフを積極的に活用することで業界が活性化します。 <h2>元女子プロとゴルフデート</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> 実は僕の場合、恋愛もゴルフと接点がありました。昔、元女子プロの女性と付き合っていたことがありましてね(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> えっ、それは初耳です! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> 当時はデートで練習場に行ったりしてました。彼女、めちゃくちゃ凄い球を打つからビックリしましたし、周りからの視線も凄かったです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> アスリートの血が騒ぎませんでした? 「俺だって負けないぞ」と。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> ゴルフテックでこっそりレッスンを受けていたのですが、練習場での彼女の球筋を見て、心が折れました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ざんねん。強い相手がいれば闘争心が湧き、ゴルフに対するモチベーションアップに繋がると思ったのですが…。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> いやいや、相手はプロですよ。実力が違いすぎます(笑) 現実的にゴルフの必要性を感じるのはやっぱりビジネスですね。 弊社の社員はゴルフ部出身の人が多く、みんなゴルフが上手いので社内コンペも開催したいと思っています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 取引先も呼んだら盛り上がるのでは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> それは面白そうですね。僕はチームプレイが好きなので、みんなが集まれるコンペが好きです。来月も熊本の取引先とゴルフをやるので楽しみです。 <h2>やらない理由がない</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> <strong>川合</strong>さんは、能動的にはゴルフをやらないけど、やったらやったで楽しむって感じですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> そうですね。それと、ゴルフが終わったあとの爽快感も好きなので、ゴルフに誘われたら積極的に行くように心がけています。実際にゴルフで大きな取引に繋がったこともありますし。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 大きな取引に繋がったプロセスも聞かせてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> 弊社の専務が、前職の上司に誘われて参加したコンペで、たまたま一緒になった方と取引が始まりまして、創業以来最高の売上に繋がったのです。それもあってゴルフの力って凄いなと思うようになりました。名経営者でもゴルフ好きな人は多いですよね。孫さんや柳井さんなど。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> そうですね。ゴルフがきっかけで大きな取引に繋がったという話は枚挙にいとまがないです。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span> よく考えたら、ゴルフをやらない理由がないじゃないですか! <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> そうですね。ゴルフもビジネスも益々のご活躍を期待しています。 <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/IMG_3348.jpg" alt="" width="649" height="433" class="size-full wp-image-64086" /> 川合さん愛用のキャップ。白地に黒のブリヂストンのロゴが映えている 今回のゲストである<strong>川合</strong>さんはゴルフ歴5年にして、なんとゴルフクラブを一本も持っていない。愛用クラブはゴルフ場のレンタルクラブだという。 そんな<strong>川合</strong>さんでも、ゴルフをプレイする時にウェアやシューズは必須だろうと思い尋ねてみると「ウェアは動きやすい格好で行きます。シューズもゴルフ場で借りてます。あっ、帽子だけはゴルフ場で買いました。グローブとボールもゴルフ場で買ってます」という答えが返ってきた。 ゴルフデビューするには「最低限、ゴルフ道具を一式買い揃える必要がある」という私の固定観念は、良い意味で崩れた。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>川合</strong></span>幸治(KOUJI KAWAI) 株式会社リンクエッジ代表取締役。1984年、岐阜県出身。同志社大学経済学部を卒業後、株式会社サイバード、ngi group株式会社(現ユナイテッド株式会社)と、モバイルインターネット企業を渡り歩く。2011年、株式会社リンクエッジを創業。自他共に認める読書家で年間300冊のビジネス書を読む。好きな本は「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」(日経BP社)。ベストスコア115。
    (公開)2020年10月14日
    <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年6月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> <h2>寝ないでお客様とゴルフ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まずはゴルフとの出会いについて聞かせてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> 六本木で黒服をやっていた時に旅行でハワイに行き、初めてゴルフをしました。 その後、黒服をやっていたお店で店長に昇格すると、お客様からゴルフに誘われることが多くなりました。顔見知りのお客様からの誘いなので断るわけにもいかず、営業後そのままゴルフに行ってました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 一睡もせずに? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> もちろん。しかも、相手はそれなりのお客様なので豪華なゴルフ場に行くのですよ。当時はバブル真っ盛りの頃でプレーフィが今よりも高く、栃木のプレステージカントリークラブに行った時は一人5万円くらいだったかな。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 今では考えられない料金ですね。プレーフィは自腹だったのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> 自腹です(苦笑)。それが月一くらいの頻度でありました。  正直、ゴルフにはあまり興味がなかったので、お客様とのラウンド以外は一切クラブを握りませんでした。 <h2>「外食三大コンペ」で優勝</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 興味がなかった状態から、ゴルフを楽しむようになった経緯が気になります。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> 実は、外食業界には「外食三大コンペ」と言われる大型のゴルフコンペが年に三回ありまして、そのどれかで優勝したいと思ったのがきっかけで、ゴルフ熱が高まったのです。一時は練習場に足を運んでレッスンも受けました。 そして2014年、外食三大コンペの一つ「DDカップ」(ダイヤモンドダイニング主催)でついに優勝することができました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 参加者が100人を超す大きなコンペですよね? すごいです! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> あの時は、たまたま運もよかったのです。開催場所の千葉バーディクラブは何度も回ったことがあるコースなので攻略できていて、パターもよく入ったのです。今のベストスコア(81)も千葉バーディクラブで出しました。 <h2>外食虎塾コンペの輪</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> これまでに仕事面でゴルフを活用してうまくいったケースなどありますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> いま私が塾長を務めている「外食虎塾」では毎年ゴルフコンペを開催していて、親睦を深めるのに役立っています。前回は東京クラシッククラブで開催して参加者からも大変好評でした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> そのコンペは塾生なら誰でも参加可能なのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> ええ、現役の生徒はもちろん、これまでの卒業生も参加できます。上場企業オーナーの講師も参加します。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 名だたる講師の方々と一緒にゴルフを回れると。塾生の方は参加しなきゃ損ですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> 定期的にコンペを行うことで虎塾の輪が広がり、卒業生との絆も深めていけるので今後も続けていきたいと思っています。 また、一緒にゴルフをプレーすると相手の様々な面が見えますよね。この人は意外と慎重なんだとか、大胆だなとか。マナーに関しても細かい人もいれば大雑把な人もいる。ゴルフを通じて互いの性格がわかると、一緒に仕事をする時にも戦略を立てやすいです。 <h2>ゴルフの上手い社長の条件</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 数々のコンペで激戦を繰り広げてきた<strong>安田</strong>さんから見て、ゴルフの上手い社長の共通点などがあれば教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> ゴルフが上手くて仕事のデキる社長は、時間の使い方が上手いです。これは間違いない。 ビジネス、健康、趣味などのライフサイクルの中にゴルフを組み込んで、上手くスケジュールに落とし込んでいる。私の周りには飲食店を100店舗以上経営していてゴルフの上手い社長が何人かいますが、彼らは時間の使い方が非常に上手いですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> たしかに会社の業績を伸ばしながらゴルフも上手い社長は、時間の使い方が上手いです。忙しい時でも知人のイベントには必ず顔を出して、挨拶だけしてすぐに帰ったり。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> そのタイムマネジメントが重要なのですよ。人との付き合いも大切にしつつ、仕事や趣味の時間もしっかり確保する。ゴルフはコースを回るのも練習するのも時間のかかるスポーツだから、タイムマネジメントの上手い社長ほど上達すると思いますね。 <h2>ゴルフ場はレストランが大事</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 飲食のプロの<strong>安田</strong>さんから見て、レストランがおすすめのゴルフ場はどこですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> これは完全に好みの話になりますが、ブリストルヒルゴルフクラブはAWキッチンが入っていて女性ウケがいいと思いますし、イーグルポイントゴルフクラブも好きですね。コースのすぐ横にカフェがあってお洒落。 あとは東京クラシッククラブかな。レストランの雰囲気が抜群によくて、まるでハワイにいるような感覚を楽しめます。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 偶然にも、全部行ってみたいと思っていたコースです! <strong>安田</strong>さんのお墨付きということでますます行きたくなりました。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span> そうですか。ゴルフも料理も存分に味わってきてください。 <h2>■私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/baldo.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-64079" /> 今回のゲストである<strong>安田</strong>さんはゴルフクラブには無頓着で、自分がどんなメーカー、どんなスペックの道具を使っているのか全く気にならないとのこと。 「コンペの景品で新作のクラブとかをもらうけど全然使ってない。どこのシャフトがいいとか説明されても分からないしね」と<strong>安田</strong>さんは語る。 道具に無頓着な<strong>安田</strong>さんの最新ギアは何なのだろうか?逆に興味が湧いてきたので尋ねると「3年くらい前にドライバーを新しくしました。何かのお祝いでDDホールディングスの松村社長から貰ったやつ。なかなかいいドライバーで気にいってるけど、メーカーの名前は忘れちゃった…」と、ブレない返事が返ってきた。 後日、<strong>安田</strong>さんから送られてきた写真によって愛用ドライバーが、BALDO(バルド)の8C CRAFT Trajectory02ということが判明した。美しいデザインのドライバーは使い込まれ、味が出ていた。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>安田</strong></span>久(HISASHI YASUDA) 多数の飲食店を経営・プロデュースする「飲食業界のカリスマ」。また、人気番組「マネーの虎」での過激な発言でもお馴染みである。 独創的なアイデアによる出店は、世間やマスコミの話題を独占。1998年に出店した「監獄レストラン アルカトラズ」は日本最初のエンターテイメントレストランとして注目を集めた。「47都道府県プロジェクト」では各県をテーマとした郷土料理店を銀座を中心に展開。 その功績が認められ「2010外食アワード」受賞。現在、外食虎塾の塾長を務め、店舗プロデュース、講演活動、セミナーなど全国を飛び回って活動している。ベストスコア81。
    (公開)2020年10月07日
    今回のゲストは株式会社マネースクエアHDの<strong>山本久敏会長</strong>です。FX専業会社として個人投資家向けに「トラリピ」などの人気ツールを提供する同社の創業者・山本会長は、外国為替証拠金取引(FX)を日本で初めてスタートさせた人物としても名を馳せている。そんな山本会長のゴルフ哲学を伺いました。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年5月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> はじまりは接待ゴルフ <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> いま私の周りでは接待ゴルフが密かなブームになっています。山本会長も若かりし頃は接待ゴルフが多かったのでしょうか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> そもそもゴルフを始めたきっかけが接待ゴルフです。 サラリーマン時代、入社してまだ間もない頃に上司から「ちょっとおまえ、代わりにゴルフに行ってくれ。急用が入った」と声がかかりました。 ゴルフ経験のなかった私は「初心者なので、相手に失礼ではないですか。道具も持っていません」と断りましたが、上司から「気を使う相手ではないし、なんとか頼む」と言われまして、つるやゴルフに連れて行かれたのです。そこで上司が選んだクラブが『ベンセイヤーリミテッド』で、初心者でも打ちやすく、すぐに気に入りました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 上司が買ってくれたのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> いやいや自腹です。道具を買ったその足で打ちっ放しに行きました。上司から一通りレッスンを受け、翌日コースに出ました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 過酷極まりないですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> ボロボロのゴルフだったと思いますよね? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> エクストリームな光景が目に浮かびます。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> ところが、130台で回れたのです。接待相手からも「本当にはじめて?センスあるから上手くなるよ」と褒めていただきました。あれから35年、未だにスコアはたいして変わらず。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 凄い!現在のスコアはともかく(苦笑)、はじめてのゴルフ接待は大成功ですね。 <h2>仲良くなる最短方法はゴルフ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> お客様と仲良くなる最短方法はやはりゴルフだと思います。1番ホールから18番ホールまで相手に気配りすることが大切。 サラリーマンの頃は下手なりにお客様に迷惑をかけないことを心がけていました。何度も素振りせずにパッと打つ、お客様が林に打ち込んだら率先して探しに行く。当時の上司から「時間をかけて相手に迷惑をかけないこと」を口酸っぱく指導されました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 上司の無茶ぶりで始めたゴルフは、その後もビジネスの場面で役立ちましたか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> バブル期はゴルフ三昧だったとの話を聞きますが、実はゴルフはほとんどしませんでした。仕事が忙しすぎたからです。バブルが崩壊し、余裕が出て、ようやくゴルフをする時間が増えました。その頃、経営のこと、マーケットのこと、いろいろ考えました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> つねに前向きなのは、ビジネスでもゴルフでも変わらないですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> いつも前向き。林に打ち込んでも前に隙間があればそこを狙って打ちます。横に出しても失敗するときは失敗する。どうせ失敗するのなら前に向かって失敗する方が私の性格にあっています。 ビジネスも同じで、会社を創業した時から常に前向き。新しいことにもどんどんチャレンジしてきました。ベンチャー企業が時代に取り残されず、早く成長していくには攻める姿勢が大事です。常に全力の気持ちで。パターでもダフるくらいの気持ちで。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> …先日パターでダフりました。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> ただし会社経営はゴルフと違い、ちょっとしたミスが命取りになることもあります。ですから弱点を補ってくれる経営陣と一緒に舵取りをしてきました。私のあとを引き継いだ社長は国内大手銀行出身でとても堅実。外資系金融出身の3代目社長もうまくやってくれると期待しています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 金融機関勤めのゴルファーはスコアメイクの上手な方が多い気がします。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> 彼らは上手い、頭がいいからかな。理論的に考えるからプレイも堅実。先日参加したゴルフコンペでも欧州系投資銀行の方が82でトップでした。弊社が資本業務提携したカーライル・グループの方々とも親睦を深めるためにゴルフに行くこともありますが、みなさん上手です。構えた時のオーラからして違う。私の腕前ではとても敵わない。 ただ、金融関係の人でも下手な人もいます。頭が硬く柔軟性のない人。これまでの金融業界では成功できましたが、これからの時代は難しいかもしれませんね。 <h2>ゴルフは純粋に楽しみたい</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 仕事関係の方とのゴルフではどんなことを考えていますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> 安倍総理がアメリカのトランプ大統領とゴルフをして親睦を深めたといわれていますが、本当にどこまで互いの性格を理解できたかはわからないと思っています。 ゴルフに行けば相手の性格が分かるといいますが、私はそうは思えません。ティーショットを曲げたり、セカンドでダフったりしたら、もう周りのプレイヤーを見ている余裕なんてないわけです。 自分の性格を読まれている、相手の性格を読んでいると思うとゴルフを楽しめない。だから、自分にそう言い聞かせているともいえますよね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> なるほど。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> 私の場合はゴルフで相手のことを深く知ろうというより、そこから新たなご縁、ビジネスのきっかけになればいいと思っています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 世代を超えて縁が広がるところもゴルフの魅力。こうしてお話させて頂くのもゴルフがきっかけですし。という事で締めくくりにベンチャー起業家に一言お願いします。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>山本</strong></span> 若い世代の経営者のみなさま、積極的にゴルフを楽しみましょう! <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/S__13967363.jpg" alt="" width="500" height="557" class="aligncenter size-full wp-image-63783" /> 今回ご登場いただいた山本さんは、インターネットの動画等を見て独学でゴルフを学んでいるという。ある時、動画を見ている中で京都のクラブメーカーであるルーツクラブの存在を知り、試打クラブをレンタルしたところ気に入って購入したとのこと。 「今一番気に入ってるのはルーツクラブ。アイアンが好きで長く愛用している。何がいいかって打感がいい。ちゃんと当たると凄くいい音がするんですよ」と、山本さんは満足気に語る。 山本さんがルーツのアイアン同様、長く使用しているのはドルフィンのウェッジ。 「ドルフィンのウェッジも気に入ってます。最初2本だけ買ったのですが、使いやすかったので買い足しました。アプローチのミスが減った気がします」こう語る山本さんのキャディバッグには、ドルフィンの黒いウェッジが44~60度まで計5本、整然と並んでいる。 ■プロフィール 鹿島永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 山本久敏 (HISATOSHI YAMAMOTO) 株式会社マネースクエアHD 会長兼ファウンダー/MONEY SQUARE INTERNATIONAL CEO/1959年長崎県出身。1998年の外為法改正を経て、1999年に個人向け金融商品として外国為替証拠金取引(FX)をビジネスモデル化することに日本で初めて成功。複数の金融機関を経て、2002年に(株)マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエアHD)を創業、2007年JASDAQに上場、2014年東証一部へ市場変更。その後、本質的な企業価値を長期的に向上させることを目的として、世界的なPE投資会社カーライルと提携しMBOを実施。「外国為替証拠金取引」の名称、自動利益確定ツール「トラリピ」(特許取得済)等の発案者。ベストスコアは非公表。
    (公開)2020年09月30日
    今回のゲストは株式会社ファンタジスタ&パートナーズの<strong>伊田光寛</strong>である。別掲のプロフィールにあるとおり、名だたる企業のブランディングプロジェクトを手がけている大物クリエイターだ。 クリエイティブな仕事に携わる伊田光寛ならではのゴルフとの付き合い方について伺った。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年4月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> 新聞販売でゴルフ代を稼ぐ中学生 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフに興味を持ったのはいつ頃ですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> 通っていた中学校のクラブ活動にゴルフがあったので、始めてみようと思いました。それで新聞を創刊したんですよ。新聞を売ってゴルフ用品を買おうと閃いたのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 中学生が企画・制作から流通まで? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> もちろん全部。近隣中学校の美男美女や喧嘩の強い人の情報を一枚の紙にまとめて、会員に配布するというシンプルなものでしたが、会員数は順調に伸びました。おかげでゴルフ用品を買ったり、練習場に行くお金には困りませんでした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 類稀なるクリエイティブ能力を中学時代から発揮していたのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> だけど最後は「商売をやるな!」と学校から怒られ、敢え無く廃刊したんですけど(笑)。資金源を断たれたことで、ゴルフからはしばらく遠ざかりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 次にゴルフクラブを握ったのは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> 大学の授業、その次は社会人になってからですね。同僚から「ゴルフ出来ると楽しいよ」と誘われ、打ちっ放しに行ったりしていました。 <h2>接待ゴルフは一度もなかった</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> リクルートでは接待ゴルフも? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> いえ、接待ゴルフは一度もありませんでしたね。一緒に行っていた同僚も接待ゴルフはしない方で、どちらかというとアスリート系のゴルフを楽しんでいました。当時のリクルートは、スポーツに真剣に取り組んでいる人が多かったのです。 <h2>豪州のゴルフ文化に感銘</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> その後、リクルートを退社して旅に出たときに、ゴールドコーストのゴルフ文化と出会いました。向こうではゴルフ場とテニス場が併設されている所が多く、プレイフィーも安いので、ゴルフ場が近隣住民の憩いの場になっていたのです。 午後からフラッと立ち寄ってハーフだけ回るおじいちゃんがいたり、子供がテニスのレッスンを受けている間にゴルフを楽しむお母さんがいたりと、客層が日本のゴルフ場とは少し違っていました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> そのゴルフ文化が、伊田さんのライフスタイルに合っていたのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> そう、文化と環境が合っていました。特にロイヤルパインズとエメラルドレイクスというゴルフ場の環境が気に入っています。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> お気に入りのゴルフ場にはどのくらいの頻度で行くのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> 三ヶ月に一度くらいかな。これでも最近は増えたほうです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 頻度が増えた要因としましては? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> 子供がテニスのレッスンに通い始めて、同じ敷地内にゴルフコースが併設されていたからです。 日本のゴルフ場も、ゴルフ以外の付加価値を付けると商業的に面白くなると思いますね。 <h2>ゴルフ場の付加価値</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 具体的にはどんな付加価値が思い浮かびますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> 健診機能とゴルフ場がコラボすると面白いですよね。例えば、いま僕は世界的な生物学の権威である広津先生と一緒に、線虫という生物を使って、尿一滴でがんの早期発見が可能になる「NーNOSE」のプロジェクトを進めているのですが、尿検査ならゴルフ場でも簡単にできますし、本当の意味で健康という付加価値が生まれるじゃないですか。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それは強烈なニーズがありますね。朝一はパター練習よりも採尿が優先になります。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> あとは、子供が楽しめるゴルフ場があってもいいと思います。オーストラリアではゴルフ場に子供が遊べる公園やテニスコート、パターゴルフなどが併設されているので、朝からファミリーで遊びに行くんですよ。 セグウェイでゴルフ場を回るだけのツアーがあっても面白いかな。ゴルフ場を「老若男女が気兼ねなく遊びにいける場所にする」というミッションを掲げてみると、色々なアイデアが湧いてくると思います。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 伊田さんがゴルフ場のブランディングプロジェクトを手がけるのが手っ取り早いような…。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> ゴルフ場だけじゃなくて、街で考えるとさらに面白い取り組みができるかな。 オーストラリアには「フィフティーズ」というリゾート開発地域があって、その地域では50歳以上の人しか物件を購入できないというルールがあります。地域内にはゴルフ場や映画館やテニスコートやプールなどの充実した施設があり、年配の方々がカートで走り回っているのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> カートで街を走っているのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> ええ、その地域の住民はみんな電動カートで走っているんですよ。ゴルフ場に行ったらそのままカートでプレイ。病院に行くのもカート。しかも、みんなカートをカッコよく塗装したり改造したりオリジナリティを出しているのです。老人が元気で活気のある街ですよ。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 日本もバラエティ豊かなゴルフ場が出来れば楽しみが広がりますね。何処かのゴルフ場と組んでプロデュースしてください(笑) <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span> いいですね。まずは、クラブハウスの改革あたりから始めましょうか。 <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/m2.png" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-63776" /> 今回ご登場いただいた伊田さんは、ドライバーが得意だそうで、好きなクラブもドライバー。体幹トレーニングで体を鍛えたのが功を奏して安定感が増したのだという。 そんな伊田さんが最近購入したギアは、テーラーメイドの『M2』ドライバー2017年モデル。赤坂のオフィス近くにあるゴルフパートナーで購入したそうだ。ゴルフ用品は基本的に日本で購入して、オーストラリアに行く際に飛行機の預け入れ荷物で持ち込むのだという。 「ゴルフパートナーに行ったらほとんど新品に近い綺麗な状態の『M2』が安く売っていたので購入しました。ミスショットしても曲がり幅が少なく、ストレスフリーでティーショットが打てるのです。打感もなかなかよくて、クリーンヒットした時に鳴り響く高めの音が気に入ってます」と、伊田さんは語る。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 ■<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>伊田</strong></span>光寛(MITSUHIRO IDA) HIROTSUバイオサイエンス(チーフ・マーケティング・ブランディング・オフィサー)/ファンタジスタ&amp;パートナーズ(コミュニケーションディレクター)/1972年北海道生まれ。95年同志社大学卒業。リクルートを経て独立。国内外の政府や地域から企業、プロスポーツチームまで独自のコミュ二ケーションデザインメソッドを導入することで、多くの実績を重ねる。ベストスコア98。
    (公開)2020年09月23日
    今回のゲストはライク株式会社(東証一部上場)の<strong>岡本泰彦社長</strong>である。保育・人材・介護という時代のニーズに沿った事業展開で成長を続ける同社は、社内のサークル活動も活発でゴルフ部が大人気なんだとか。そんな活気ある企業の創業者・岡本社長のゴルフの嗜み方を伺った。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年3月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> 銀行員時代はコンペの受付係 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフはいつ頃から? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> 一番最初は大学生のとき。テニス同好会の友達が「ゴルフが面白い」と言うので一緒に行きました。大学生活4年間で、2回ほど行きましたね。 その後、広島銀行に就職して本格的に始めたんです。先輩行員の勧めもあり、コンペにも参加しました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 銀行のコンペは大口顧客が参加するのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> 大口のお客さまや銀行の役職者の方です。私は一番下でしたので朝早くから受付係をして、ラウンド後はお風呂に入る間も無くスコアの集計をしていました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> その頃の年間ラウンド数は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> 5回くらいですかね。行員時代は20代前半だったので、同年代でプレーする人が少なかった。ゴルフは銀行のコンペとお客さまとのラウンドくらいでした。 <h2>朝一でお客さまに呼ばれ、ゴルフ場へ直行</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> 大きな声では言えないのですが、実は勤務中にも行きました。 お客さまに「朝一営業に来い!」と言われ、行ったら車に乗せられそのままゴルフ場に。年配のお客さまだったのですが、練習ラウンドの相手に私がぴったりだったようです。 夕方、営業から帰ると上司が「おまえ、えらい日焼けしとるな!」と(一同爆笑) <h2>転職後はリゾート地で接待ゴルフ</h2> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> そんな、いいお客さまとの縁もあったのですが、もともと銀行に長く勤める気はなかったのでベンチャー企業に転職しました。 転職先は旅行業を営んでいたので、仕入れ先は沖縄のホテルなどリゾート地が多かったです。それで営業のアポを入れるのですが「おまえ、まさかそのまま帰るわけじゃないだろうな?ちゃんと1日空けとけよ」と言われるのです。 その1日は決まってゴルフ。こちらは営業で出張に行くのですが、ホテルのオーナーはちょうどいいゴルフ相手がくると思っているので、現地では歓迎ムードでした(笑) <h2>独立後のビジネスチャンスはゴルフ場で</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 創業当初、ゴルフ場での縁がきっかけで立ち上げた事業が業績を伸ばしたと聞いております。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> 今の会社を立ち上げてまだ間もない頃、航空会社の方からゴルフに誘われたのです。そこで一緒に回らせて頂くことになったのが大手通信会社の取締役で、「今度PHSという物を発売することになった。従来の販売チャネル以外の所で売っていきたい」という話題になりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それはハーフ終わってランチ後の雑談の中で? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> そうですね。 「岡本さん、旅行代理店を束ねているのならユーザーとの接点をたくさん持ってるよね。販売したらどう?」と言われて、それやってみますと答えました。 ところが、その方から「でもな、うちが岡本さんの所のような小さい会社と直接取引することは流石にできないから、間に1社挟んでくれ。一次代理店の信頼できる会社を紹介するわ」と言われました。そこで紹介して頂いたのが商社の代理店でした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 鶴の一声があったのですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> そう。まだ創業して間もなかった当時の当社の力では、一次代理店と取引することは難しかったかも知れません。 「なんか、ようわからへんけど行ってこいと言われたから来ました」と、一次代理店の大阪支店長にご訪問頂いて、契約を結ぶことができました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> その契約が今の御社の礎になった? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> はい、それがあったから通信の業界に参入することができました。今でも京都で携帯ショップを運営しておりますし、通信業界向けの人材ビジネスを伸ばすことができたわけです。 あの時、目先の仕事を追って、ゴルフに行かなかったら、今の展開は出来ていない可能性が高いですね。出来たとしても、もっと遠回りしていたと思います。 <h2>社内コンペはプレイファースト</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 御社のインスタグラムでゴルフ部の活動を見ました。社内コンペは盛り上がりますか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> 盛り上がりますが、社員が下手という課題があります(苦笑)。150打つのは当たり前で、120だと「上手いな」というレベルです。先日も40人でコンペをやりましたが、100切ったのは4人くらいで、100~110が2、3人ほど。 だけどみんなスピードは早いんですよ。とにかくボールまでダッシュ。素振りは1回。スコアよりスピードですね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> そこは御社の強みの社員教育が出来ているのですね! <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> 徹底されていますね。ゴルフ場には絶対迷惑をかけてはいけないと。コンペの人数も増やしたいのですが、実力を底上げしないと難しい。ある程度の実力で状況判断できる人間が各組に一人はいないと、進行が遅れてしまいますからね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 社内コンペのディフェンディングチャンピオンは岡本社長? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> 最近は勝っていないです。社員に(優勝の喜びを味わってほしいと思い)ハンディをあげる制度を導入したら勝てなくなりました。初参加の社員は男子40、女子60のハンディ。110で回ったらネット50です。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それはさすがに勝てない。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span> ですが、上手い社員が下手な社員をサポートして、みんなが楽しめるコンペが理想なんです。コンペの当日は、私も社員の打ったボールを探したり、バンカーを均したりと必死です! <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/mizuno.png" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-63764" /> 今回ご登場頂いた岡本社長は、新作クラブが登場すると真っ先に買って試すそうで、家にはゴルフクラブが20セットくらいあるとのこと。試打ではなく買って試すのだという。 そんな岡本社長のお気に入りのギアはとくになし。「弘法筆を選ばず」と豪語する。 たしかに、ホールインワンを過去に4度達成したことのある岡本社長は弘法と言っても過言ではない。そこで、弘法が最近使っているギアを尋ねたところ、今はミズノのアイアンが気にいっていると答えてくれた。 「水野さん(ミズノの社長)が大学の先輩で、本店にフィッティングの予約を入れて頂きました。そこでフィッターの方に調整して頂いたアイアンが調子いいのです。つかまりが程々で球が左にいかないところが気に入ってます」と、岡本社長は満足気に語った。 写真は岡本社長愛用のミズノPRO518。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>岡本</strong></span>泰彦 (YASUHIKO OKAMOTO) ライク株式会社代表取締役。1961年生まれ広島県出身。1985年関西学院大学卒業後、広島銀行を経て、旅行会社へ転職。1993年にパワーズインターナショナルを設立。1996年に商号をジェイコムに変更。2005年東証マザーズへ上場、2007年東証1部へ市場変更。2016年12月社名をライクに変更。保育・人材・介護の事業を展開しながら、関西学院大学のフェローや新経済連盟の関西支部長として若年経営者の育成支援等を積極的に行っている。ベストスコア72。
    (公開)2020年09月16日
    今回のゲストは、有楽町にある交通会館にオフィスを構える弁護士法人アドバンスで代表弁護士を務める<strong>五十部紀英弁護士</strong>(35=2018年2月当時)である。 徒手空拳で立ち上げた弁護士事務所をわずか4年で、スタッフ総勢60名を率いる大所帯に育て上げた辣腕経営者。これまでにゴルフで開拓した顧客の数は十指に余るという。 サクセスストーリーを歩む弁護士は、いったいどのようにゴルフを活用しているのか伺った。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年2月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> 来週ゴルフ行こうよ <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まず、ゴルフを始めたきっかけから教えてください。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> 同期の弁護士から「来週ゴルフ行こうよ」と誘われて始めました。当時、ゴルフクラブを握ったことすらなく、道具も持っていなかったのですが「大丈夫、道具は売ってるから買ったらいいよ。レッスン受けられる場所もいっぱいあるし」と、言われましてね。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> まさか一週間でコースデビュー? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> そうです。ヤフオクで落札したキャロウェイの一式セット(5万5000円)を持って、サンコー72カントリークラブに行きました。レッスンも二回受けて挑んだのですがスコアは135。ボロボロでした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 一週間で135は相当センスがあるのでは。初ラウンドは運動神経のいい人でも150とか160叩くので。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> 野球をやっていたので意外と打てたのです。下手なりに。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それが何歳のとき? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> 28歳です。まだ独立する前で都内の法律事務所で働いていました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> いずれ仕事でもゴルフが役に立つ時が来るという打算があった? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> いや、特に考えていなかったですね。「来週行こうよ」と言われたから純粋に。 <h2>恩恵はスコア80台から</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 純粋に始めたゴルフが結果的には仕事面でもプラスに? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> はい、大変役に立っています(笑)。ある程度出来るようになってからは、いろんなコンペに呼んでもらえるようになり、そのコンペで知り合った人と一緒にゴルフへ行き、また別のコンペに誘ってもらうという繰り返しで、どんどん人脈が広がっていきました。 アポイントを取るのが難しいような方とも普通に会えるようになり、お仕事も沢山頂きました。ゴルフ一回まわっただけで顧問契約して頂くこともあります。「ちょうど弁護士探してたんだよ」みたいな(笑) <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 「ゴルフ外交」の理想形ですね。因みに、ある程度出来るというのはスコアで言うと? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> アベレージで80台。90台だとまだ迷惑かけちゃうかな。私は80台になるまでに二年かかりました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> アベレージ80台ですか。道のりは険しい…。 <h2>ピーク時は月間18ラウンド</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフはどれくらいのペースで? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> 一番多い時で月間18ラウンドです。その時は企業法務でゴルフ場関係のお客さんを沢山抱えておりましてね、50コース分くらいのお客さんがいたのです。それでお客さんのゴルフ場に誘われて、現地調査も兼ねて全部いきました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> それは毎日が楽しいですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> おかげさまで(笑)。仕事もゴルフも大好きなので、ゴルフ関係のお客様が増えるのは嬉しいです。 だけど、あの当時はゴルフをやり過ぎて怪我をしてしまいました。TFCC損傷という病名で、一時期はペットボトルの蓋も開けられない状態でした。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> TFCC損傷ってアスリートが悩まされるやつですよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> はい、野球選手がよくなるやつで、古閑美保さんも。あとバイクや自転車の交通事故の後遺障害でなったりしますね。知人の元ツアープロには「何やってるんですか! アマチュアがプロみたいに回ってるから怪我するんですよ」とお叱りをうけました(笑) それで、しばらくゴルフからは遠ざかっていたのですが、最近また復活しました。昔のように強く振れなくなったのでギアも心機一転新しくしました。以前はアイアンのシャフトはダイナミックゴールドS200だったのですけど、NSプロ950に変更しましてね。 ドライバーもキャロウェイのビッグバーサからグローレの初代モデルに変更しました。手に負担のかからない軽目のセッティングを心がけました。 <h2>怪我の功名</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 怪我がスコアに及ぼした影響は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> それが、よくなったのですよ。ベストスコアも更新して77になりました。手を故障する前はベスト80でしたから、怪我の功名ですね。 ゴルフは弁護士業にも通ずる部分があるんですよ。企業がなにかの法律的なトラブルに巻き込まれても、解決策を見つけて前に進んでいくことで前よりも良くなるというケースはありますからね。弁護士として、ただ単にトラブルを解決するだけではなく、解決した後にお客様がより良い方向に進んでいけるようなサービスを提供していきたいです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 約100社の顧問先企業を抱えている弁護士の言葉だけに、重みがある。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span> 会社経営でもゴルフでもトラブルはつきものですからね。肝心なのはリカバリーです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 法廷でもゴルフ場でも、リカバリーからのバーディを量産してください! <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/09/new_gear.jpeg" alt="" width="1200" height="900" class="aligncenter size-full wp-image-63751" /> 今回ゲストとして登場していただいた<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span>弁護士は最近エースパターをスコッティ・キャメロンのニューポートTel3に変更したそうです。義父が昔愛用していた物を譲り受けたとのこと。 年季と共に錆びついたパターのヘッドを丁寧に磨いて使用したところ、もともと使っていたニューポート2よりも感触が良くて気にいったみたいです。 また、ウェッジもGINZA SIXのオープン時にふらっと立ち寄ったゴルフショップ「the HOUSE」で新調したそうです。GINZA SIXのオープンを記念してフォーティーン社とPEARLY GATES、MASTER BUNNY EDITION、Jack Bunnyがコラボして誕生した限定モデル。51度と57度というロフト角がプレースタイルに合っているみたいで、好スコアに繋がっているとのことです。 ■プロフィール <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span>永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>五十部</strong></span>紀英(TOSHIHIDE ISOBE) 弁護士法人アドバンス(第一東京弁護士会所属)の代表弁護士。中央大学法科大学院修了後、司法試験に合格し弁護士となる。都内法律事務所の勤務を経て独立。2014年に弁護士法人アドバンスとして法人化し、4年弱でスタッフ総勢60名・全国3拠点を構える総合法律事務所へ成長させる。ゴルフ歴8年。ベストスコア77。
    (公開)2020年09月09日
    この新連載で初登場するゲストは、からくり株式会社の<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span>悠太社長である。別掲のプロフィールにあるとおり、起業するために高校を中退したという熱血経営者。まだ、ビギナーだが、独自のゴルフ観をもっている。 同社の主業務はスマートフォン向けのアプリケーション開発だ。気鋭のIT経営者は、どのようにゴルフへ取り組んでいるのか、ビジネスとの効用を含めて伺った。 <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年1月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a> ベンチャー起業家のゴルフデビューを早めるには? <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ベンチャー起業家はチャレンジ精神が旺盛ですが、ゴルフを始める時期は総じて遅いと感じます。まずはそのあたりについて。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> それは優先順位の問題じゃないですかね。ゴルフはまとまった時間が必要ということもあり、やはり、仕事に時間を割きたいという気持ちが優先するのだと思います。当社の場合は取引先にゴルフ関連の会社があったり、先輩経営者から長年に渡りゴルフに誘われていたり、旧知の経営者友達がゴルフを始めたり、外的な要因が重なって始めました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> つまり仕事に直結するのならゴルフデビューが早くなるということですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> そうなりますね。そもそもゴルフが仕事に全く結びつかないのなら、やる必要性を感じないと思うベンチャー社長が多いと思うのですよ。 もうひとつ言えるのが、ゴルフは魅力が伝わりづらいこと。僕はゴルフを通じた人とのコミュニケーションや自然との触れ合いが好きですが、これって別にゴルフじゃなくてもいいと思っていたのですよ。円滑なコミュニケーションを求めるなら夜一緒に食事をして、飲めばいいですし。ゴルフじゃなければいけないという理由がなかったのです。でも、実際に始めてみたらゴルフでしか得られないモノがあることに気がつきました。 <h2>デジタルデトックス</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフでしか得られないモノとは? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> たとえば仲のいい経営者友達と情報交換を兼ねてバーで飲んでいて、流れで色んな人が合流し、新しい人を紹介してもらうことってあるじゃないですか。それはそれで僕はお酒も好きだから良いのですが、そこで会える人と、ゴルフで繋がる人ってちょっと違うと思うのですよ。 お酒の席はお酒が好きでなくとも同席される方もいらっしゃいますけど、ゴルフで会う方はゴルフが好きでないと来ませんし、ゴルフを楽しむという共有の目標があるのは、その人が好きなことに対してどれほどの熱量を注いでいるのか知るきっかけになります。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 一緒にプレイした相手の人となりが分かるのはゴルフならではですね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> 人となりを知ること以外にはデジタルデトックスです。これがゴルフを今も続けている理由でもあり、僕にとっては重要です。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> デジタルデトックスで実感できた効能は? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> 仕事の生産性が上がりました。ゴルフに行くと物理的にデジタルから離れますよね。それが脳にとっていい休息になるので、デジタルに戻った時に「よし、頑張ろう!」という気持ちになります。 日頃パソコンにべったり向き合っている職業の人間からすると、ゴルフは能動的な休憩になるのだと思います。パソコンから離れることでオンとオフのメリハリもつきますしね。 <h2>筋トレ続かず、ゴルフは続く</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 過去に筋トレにハマっていましたよね? オンとオフのメリハリをつけるのは筋トレではダメなのですか? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> 筋トレはトレーナーをつけていた時は良かったのですが、1人でやるようになったら続かなくなりました。トレーナーとの約束があればジムに行きますけど、それがないと仕事とか他の誘いを優先してしまい…。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> なるほど。ゴルフは基本的に人との約束だから続くと。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> ゴルフは1人じゃ行かないですからね。人とのコミュニケーションを大事にしたい僕にとっては相性のいいスポーツです。 <h2>OKには厳しい</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span>さんはグリーンでOK貰っても拾わずに打ちますよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> 僕の場合、まだまだ実力不足なので、明らかにOKじゃない距離でも「OKでいいですよ!」と言われることが多々ありまして。そこで甘えたくないので打つようにしています。甘いOK貰って出したスコアは本当の実力じゃない気がして納得いかないのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 性格が出ています。真面目にゴルフに取り組んでいるからホールインワンも出せた? <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> ホールインワンはゴルフを始めてちょうど2ヶ月で達成しました。はじめてキャディさんつけて回ったときに。実は狙っていたのです! <h2>パー3はホールインワン狙い</h2> <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 狙った?(笑)190ヤードのパー3でしたよね。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> ぶっちゃけ今でもそうですが、パー3ではホールインワンを狙っています。皆さん、ワンピン以内を狙って、その通りになれば万々歳と言いますが、僕は狙わないと入らないと思っていまして。そもそも最初の頃は、みんなホールインワンを狙って打っているものだと思っていました。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> 意識が高い! 会社経営の目線が高いのは知っていたけどゴルフでも高いとは。 <span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span> ゴルフをやるからには一緒に回ってくれている方たちに、何かしらの思い出のインパクトを残したいのです。 <span style="font-weight: bold; color: #e74c3c;"><strong>鹿島</strong></span> ゴルフも会社経営も、どんどん思い出のインパクトを残してください! <h2>私のNEWギア速報</h2> <img src="https://www.gew.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/kakomi1129.jpg" alt="" width="788" height="525" class="aligncenter size-full wp-image-63424" /> 今回ゲストとして登場していただいた<span style="font-weight: bold; color: #1c4ca0;"><strong>中本</strong></span>さんが最近購入したニューギアはタイトリストのAP3アイアン。購入の動機は、運命を感じたから。たまたま知人の経営者とゴルフショップに行ったその日がAP3の発売日だったそうです。 本人曰く、AP3はインパクトした時にシャフトから骨を通じて脳に伝わってくる衝撃、いわゆる打感(?)が心地よいとのことです。 また、AP3に変えてから周りの人がギアに対して思ったより興味を持っていることに気がついたみたいです。「AP3買ったんだ!使ってみてどう?」とレビューを求められたり、練習場で「おっ、AP3じゃん!ちょっと打たせて!」と言われるみたいです。 話題性のあるギアを持っていると、ゴルフの実力が全然違う人や初対面の人とでも共通の話題で盛り上がることができるというメリットがありますね。
    (公開)2020年09月02日
    ここ半年、周囲のベンチャー起業家が雨後の筍の如くゴルフを始めている。仕事の打ち合わせで顔を合わせるたびに「来月、太平洋クラブ御殿場いきませんか?紹介したい知人もいるので是非!」というような会話が繰り広げられる。ゴルフでの出会いがきっかけで仕事の取引が始まったという話も頻繁に耳にする。 ゴルフに300いいね! 「いやぁ~、大社長の皆さんとゴルフ行った時にホールインワン出しちゃいました!」嬉々として話すIT社長の彼はゴルフ歴半年。仕事もゴルフも心から楽しんでいるように見える。ホールインワンの報告をしたフェイスブックの投稿には300を超す「いいね!」がついている。リア充社長だ。 彼の会社はスマートフォンアプリの制作を行っており、ゴルフを通じて大企業の経営幹部と親密になることで、仕事のチャンスが大きく広がる。楽しくラウンドするだけで人脈が広がり、新規顧客の開拓ができる、こんなうまい話はゴルフ以外では考えられない。 もちろん、ただ単にゴルフをやっていてもチャンスは巡ってこないだろう。重要なのは本業で提供しているサービスの品質。いくら人脈が広がっても本業をおろそかにしていては本末転倒だ。また、ラウンドの最中にあからさまに仕事の話をするのも好ましくない。純粋にゴルフを楽しみ、ナイスショットの喜び・ミスショットの悲しみを共有しながら醸成されていく強固な人間関係こそが肝心。良好な人間関係を築いただけで交渉ごとがスムーズに運ぶということは往往にしてある。 安倍首相やトランプ大統領が、ゴルフ外交を好むのも、良好な人間関係の構築という目的があってのことだろう。 <h2>舞台は西麻布からゴルフ場へ</h2> 冒頭でお伝えした通り私の周りでは、急激にゴルファーが増えている。数年前までは西麻布や六本木で元気にお酒を飲んでいた若手のベンチャー起業家が、夜の飲み会をキャンセルしてまでゴルフに励んでいるのだ。 私自身もゴルフを始めてからは夜の飲み会を早めに切り上げ、翌日のゴルフに備えることが多くなった。 このような変化が起こっている背景には3つの要因があると推測できる。 1つ目は高齢化。ゴルフ=おじさんのスポーツという固定観念が邪魔をして、無意識のうちにゴルフを敬遠するというケースが若者の間には少なからずある。      このような固定観念を持ったベンチャー起業家が、おじさん世代へと近づくことによってゴルフに対する抵抗は減少していく。そのタイミングで誰かにゴルフに誘われると、元来チャレンジ精神旺盛な気質も手伝い「よ~し、一丁やってやるか!」となるわけだ。 2つ目は会社の成熟。ベンチャー企業の創業時は慢性的に忙しい。人事から営業から経理まで、経営者のタッチする業務が膨大にある。事業が軌道に乗るまでは、自由に使えるお金も少ない。ゴルフなんてやっている場合じゃないというワケだ。しかし、いったん事業が軌道に乗り始め、組織が出来上がってくると、時間とお金に余裕が生まれてくる。余裕が生まれると更なる成長を目指したくなるのがベンチャー起業家の性。そんなとき、成長への欲求を満たすために最適なのがゴルフだ。ゴルフには、他のスポーツにはない独特の難度の高さがある。しかも、スコアによって成長の進捗が数値化されるので、成長意欲を満たすにはもってこいのスポーツなのだ。 3つ目は人脈作り。ゴルフといったらエスタブリッシュメント層が嗜むスポーツというイメージが強い。生き馬の目を抜くベンチャー起業家は、エスタブリッシュメント層との人脈作りを目論んでゴルフを始めるのだ。 <h2>腕前は三流でも理論は一流?</h2> ビジネス界で一旗揚げ、それなりの結果を出したベンチャー起業家なら、自分なりの成功パターンというものを1つや2つ持っている。その成功パターンはゴルフに取り組む姿勢にも表れる。 レッスン代や道具に大きく投資をして背水の陣で挑む者、狂ったようにゴルフ場にいく実践至上主義者、大量のゴルフ書籍を読み漁り効率よく上達する知能派、周りには内緒でひたすら練習する努力者、上手な人からのアドバイスをとにかくよく聞く謙虚な者など、十人十色の様相だ。 本連載では、彼らベンチャー起業家を招いてゴルフとの出会い、向き合い方、仕事とゴルフの相乗効果などについて、おおいに語っていただこうと思う。聞き手となる私自身も、インターネット集客支援を生業とする会社を経営しており、ゴルフ歴は一年未満と短い為、業界に長くいる先輩方とは、違った観点からの情報発信をしていくことが出来るかもしれない。  <h2>ゴルフ業界の発展を願う</h2> さまざまなタイプのベンチャー起業家がゴルフを能動的に始めているという事実にフォーカスしていく本連載が、ゴルフ業界発展のヒントとなれば嬉しい。 その可能性を最大限高めるためには、ウィットに富んだベンチャー起業家を招聘し、ゴルフに対する熱い想いを語ってもらう必要がある。それを遂行するのは私のミッション。 これからは、ゴルフ愛好家として、業界の発展に貢献できるようアンテナを張り巡らせつつ、日々のゴルフを満喫していきたいと思う。 <h2>若手IT社長、登場</h2> 次回からいよいよベンチャー起業家が登場する。記念すべき第一号はからくり株式会社の中本 悠太氏。赤いゴルフウェアがトレードマークの彼はベストスコア110。ゴルフ歴は半年。私とはゴルフ開始時期・アベレージスコアが近いという理由で、なぜかライバル的な関係となっている。彼をゴルフ上達へと突き動かす原動力はいったい何なのか。ゴルフが会社の業績に与えるインパクトはどうなのだろうか。時間の許す限り聞いてみたいと思う。 中本 悠太氏がメディアで初めて語るゴルフへの熱い想いに、乞うご期待! <h2>私のNEWギア速報</h2> 一ヶ月程前にスコッティ・キャメロンのニューポート2を購入しました。購入の決め手はパターの上手い弁護士の知人がニューポート2でロングパットをバンバン沈めていく姿を目の当たりにしたからです。 その日、知人はポロシャツもスコッティ・キャメロンという出で立ちで、グリーンに立つ姿は神々しかったですね。それで私の物欲に火がつきました。 スコッティ・キャメロンの前はオデッセイのマレット型のパターを使っていました。自分にはマレット型があっていなかったのかタッチが合わせづらく、3パットや4パットが頻繁にありました。パー3で1オン5パットをやらかした時は……。 ニューポート2に変えてからは、タッチが合うようになり3パットが劇的に減りました。先日まわった千葉国際カントリークラブでは打つパット打つパットOK圏内という状態で、ロングパットも綺麗にカップインできました。総パット数は自己最高の35。ジョーダン・スピースの言う「ブラックアウト=無心」を体験した気がします(笑) <hr> この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2017年12月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 <a href="https://www.gew.co.jp/magazine">月刊ゴルフ用品界についてはこちら</a>
    (公開)2020年08月26日