キャロウェイゴルフ、好調の2017年第3四半期業績を発表
キャロウェイゴルフ社は10月25日、同社の第三四半期(7~9月)業績及び2017年度年間見込みの上方修正を発表した。
それによると同社第三四半期純売上高は、2016年度(昨年)同期を5,600万ドル(30%)上回る2億3,300万ドル。
この売上増は、品種別にはゴルフクラブ(+21%)、ゴルフボール(+20%)、用品その他(+72%)の売上増によりもたらされたもので、同時に地域別にも米国内(+33%)、欧州(+23%)、日本(+28%)その他アジア(+28%)、その他(+23%)と、全地域に渡る売上増の結果だった。
このゴルフクラブ及びゴルフボール部門での売上増は、同社のエピックシリーズの継続する成功及びクロームソフトゴルフボールシリーズの成功を反映したものだった。用品その他の大幅売上増は、2017年度に完了したOGIO及びトラビスマシューブランドの買収成功によるものだった。
この売上高の顕著な増加結果として、そして同時に売上総利益の改善の結果、同社の利益体質も著しく改善されている。
同社事業の季節性により、しばしば第三四半期の損失を報告することがあるが、2017年度第三四半期は、営業利益が1,100万ドル増え、2017年度第三四半期損失(500万ドル)から、600万ドルの利益を達成している。
この第三四半期業績に対し、同社CEOで社長のチップ・ブリューワー氏は「当社第三四半期業績はキャロウェイの素晴らしい年度として続いている。年間これまでの業績を2916年度と比較すると、当社売上は1億5,000万ドル(21&)伸びており、売上総利益も税引き前利益ベースで69%と大幅に伸びている。
加えてこの2年ほどの当社の成功は、ゴルフボール工場、販売、マーケティング、研究開発への再投資や有力ブランドの買収も可能にしている」と述べている。
この第三四半期業績結果を踏まえて、同社は2017年度年間売上見込みを、当初の見込み9億8,000万ドルー9億9,500万ドルから、10億3,000万ドルー10億4,000万ドルの範囲へと上方修正している。
(キャロウェイゴルフニュースリリース 10/25より)