TK2『TYPE-SⅡ』~「包み込む」「つかまる」「逃がす」「操作性」 ゴルファーの微妙な要望に応える~

TK2『TYPE-SⅡ』~「包み込む」「つかまる」「逃がす」「操作性」 ゴルファーの微妙な要望に応える~
共栄ゴルフ工業のスピンアウトブランド「TK2」。TAKUMI JAPANと銘打ったシリーズに新アイアンが登場した。 『TYEP-SⅡ』は、もともとウエッジのシリーズ『TYPE-S』『TYPE-N』がラインアップしており、その流れのアイアン『TYPE-S』の2代目となるのが、『TYPE-SⅡ』だ。 今回、TK2の鍛造アイアン『TYPE-SⅡ』をゴルフマジック代表の鹿又芳典氏が検証した。 [surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2021/05/kanomata.jpg" name="鹿又芳典氏" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]1968年東京都生まれ。ゴルフショップマジック代表。メディアに引っ張りダコで、“ゴルフギアのご意見番”として活躍中。[/surfing_voice]

『TYPE-SⅡ』の製品特徴

製品の特徴は以下だ。 ■厚い打感と操作性を追求するためにバックフェースのデザインを変更 ■操作性を上げるためにネック側に重量を配置 ■重心距離を0.3㎜ネックに寄せることでより操作性の向上 ■S25Cの中でも最も優れたプレミアム素材を厳選して採用

『TYPE-SⅡ』を動画で解説

鹿又芳典氏の一押しポイント

気持ちいいアイアンですね。打感というよりは、少し高音の打球音が気持ちイイ。高音で響くインパクト音がしま す。打感が硬いということではなく、インパクトの情報がプレーヤーに伝わりやすいアイアンだと思います。 アドレスした際にスッと構えられる綺麗なアイアンだと思います。ミッドサイズのアイアンで、すごくシャープでコンパクト過ぎるヘッドでもありません。逆に大きすぎて、ラフでヌケが悪そうなどというサイズ感でもありません。 形状的にも少しグースネックで、日本的なボールを「包み込む」イメージのアイアン。その意味で弾道はつかまる傾向が強いですが、「つかまる」という表現が良いのか、それとも「操作性が良い」という表現なのか。 私の場合は「球が逃げない」という捉え方だと、すんなりショットに臨めると思います。普通に打てば、「球が逃げない」のでドロー弾道で、「包み込む」のでフェードも打ちやすい。スピンもしっかりと入るので、低弾道も打ちやすい。 そんなクラブなので、ロングアイアンも上手に使えるゴルファー向きですね。

商品概要【TYPE-SⅡ】

素材:S25C 製法:精密軟鉄鍛造製法 仕上げ:Wniサテン仕上げ ロフト角(度):#4(22)~ PW(46)まで4度ピッチ ライ角(度):#4(60)~ PW(63)まで0.5度ピッチ ヘッド重量(g):#4(250)~ PW(292)まで7g ピッチ ヘッド価格3万800円

お問い合わせ

TK2 TEL 0790-26-2211