エポンにノーメッキ加工ウエッジ 『MUKU』『KURO』が誕生

エポンにノーメッキ加工ウエッジ 『MUKU』『KURO』が誕生
エポンゴルフは10月8日、「TourWedge」(ツアーウエッジ)シリーズの「M、S、L」に『MUKU』(ノーメッキ仕上げ)」と『KURO』(黒染めノーメッキ仕上げ)を新たに発売した。 1977年に立ち上げられたエポンは、ものづくりの街として有名な新潟県燕市で数多くの大手メーカーのヘッドをつくり続けてきた遠藤製作所の自社ブランド。遠藤製作所自身は1950年に創業して、70年を超える歴史を、正確で確立した生産技術と設計・開発力を背景に常にゴルファーの期待を超えてきたメーカーだ。 現在発売中のツアーウエッジ「ツアーウエッジ タイプM」(2016年5月発売)は、小ぶりで番手ごとのソール形状に変化を持たせたコントロール重視型モデル。「ツアーウエッジ タイプS」(2018年5月発売)は、大振りでスピン性能とやさしさを重視したセミグースモデル。「ツアーウエッジ タイプL」(2020年11月発売)は、フェースからネックへと連なるふところの形状が独特でシャンクを軽減するグースモデル。というように、シリーズで2年ごとにラインアップしてきた。 モデル名に「ツアー」を冠するように、フェース全面にはオーバーラップレーザーミーリングを施し、ウエット時のスピン低減を抑止。高いスピン性能がゴルファーのスコアメイクに寄与してきたモデルだ。 今回は既存3モデルでロフトバリエーションを含めノーメッキ仕様の18アイテムに、それぞれノーメッキ仕様の『MUKU』、黒染めメッキ仕様の『KURO』が加わり、合計54通りのラインアップに拡充となる。 従来のメッキ加工品に比べ、ノーメッキウエッジは多くの手入れの手間もかかるが、軟鉄本来の打感の良さや安心感と信頼性から多くプロが愛用している。両モデルともマッドな質感になるため、日光の反射が少なく、アドレス時に高い集中力をもって狙い定めることが、できるように設計したという。 『MUKU』は表情の変化をよりはっきりと楽しめ、『KURO』はヘッドが引き締まって見える視覚効果が特徴で、使っていくうちに味わい深い表情へと変化を楽しむことができる。 ノーメッキ製品は、一切表面加工が施されていないため、外気に触れさせてしまうと錆が発生してしまう。そのため、水分を吸収する効果を持つ専用の防錆袋を用意。ヘッド部分以外のシュリンクやネック部にも包装し、全く外気に触れることがないように保管といった徹底した品質管理を行っている。 また購入時に無料でバックフェース部分に刻印サービスも行っており、世界に1つだけのマイクラブを作ることができる。ノーメッキ専用のメンテナンスキットも発売中だ。 ■ 「ツアーウエッジ タイプM」:ロフト角/48度~60度の2度刻み ■ 「ツアーウエッジ タイプS」:ロフト角/48度~60度の2度刻み ■ 「ツアーウエッジ タイプL」:ロフト角/50度、52度、56度、58度 参考のクラブ価格はモーダス3ウエッジ115装着で、『MUKU』が3万1900円、『KURO』が3万2500円となっている。