このほど発売したマスターズの『ASTRO TOUR V5』、そして『ASTRO PREMIUM』。推進力のある強弾道を生み出すアストロツアーVシリーズ第5弾ドライバーの『ASTRO TOUR V5』、アストロ史上で最もシャローバック形状、可変スリーブ採用のドライバー『ASTRO PREMIUM』がそれだ。
今回はギアの賢者・ソクラテス永井延宏プロが各ドライバーで2つロフト角のヘッドを検証した。
まずは動画で
『ASTRO TOUR V5』第一印象は深重心感と高い効率
永井 まず『ASTRO TOUR V5』ですが、ソール後方のプレート、ビスが深重心感を想像させ、フェース面近くの5本の溝で衝突エネルギーをロスさせず飛距離に繋げる、強弾道、効率の良いインパクトのイメージがみてとれます。
そして450Cm3ですが、構えると締まった印象。そしてクラウンとソールの間のスペースがはっきり残っている形状です。いわゆるゲンコツ型のヘッドですね。そしてシャフトの延長線上に芯があり、つかまりや操作性の良さが感じられます。
『ASTRO TOUR V5』ロフト角10度の試打検証
永井 フェース面もしっかり見えますので、安心感もあります。打ってみるとフレックスがRだったので、撓りに合わせて打ちました。特筆すべきはヘッドの操作性、つかまりの良さですね。そして振った感じよりも、フェースの弾きの良さで初速が速い。ソールの5本の溝やウエイトが効いていると思いますよ。
『ASTRO TOUR V5』ロフト角9度の試打検証
永井 ロフト10度のヘッドも同じですが、初速が速くてエネルギー伝達が強い。特筆すべきは操作性の良さです。いま流行の米国製と比べると、スプーンとドライバーの操作性の違いくらい操作性が良い。ですので、方向性が出しやす。ゴルフは再現性が大事ですから、再現性の高いベストパフォーマンスを出しながら飛距離も伸びる。そういうヘッドだと思います。
永井 『ASTRO TOUR V5』はロフト角設定も8度、9度、10度、11度と飛距離を探求している中上級者モデル。そして『ASTRO PREMIUM』はロフト角9.5度、10.5度とあり、調整式で幅広いゴルファーに対応できます。使用者層それぞれの求める飛距離性能に幅広く対応できるという点では、両モデルとも申し分ない性能を有していると思います。
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