フォーティーンは4月21日、軟鉄鍛造アイアン『TB―7 FORGED』を発売した。
アスリートゴルファーから上達志向のゴルファーを対象としたアイアンで、「やさしすぎない」「難しすぎない」という軟鉄鍛造のアイアンとしてはバランスの取れたポジションのプロダクトと自信を漲らせている。
その特徴は大きく4つ。「シアターブレード構造」「軟鉄鍛造の無垢な打感」「軟鉄一体鍛造ど真ん中のスペック」「プレシジョン・フォージング加工」というもので、TBシリーズの第一弾プロダクト『TB―5』との比較で説明されている。
『TB―5』は「やさしさ」と「打感」を両立させた軟鉄鍛造アイアンだが、その最も特徴的な構造が「シアターブレード構造」というもの。
今回の『TB―7』にも踏襲された構造だが、バックフェースの中央部から外周部への湾曲肉厚変化により、打感を向上させるという。これはキャビティ部の段差をなくし、シアター(劇場)のような形状にフェース厚をフローさせることで手に伝わる振動と重心を制御。ゴルファーが軟鉄鍛造に求める「打感」と「やさしさ」を両立したという構造だ。
そして同社がPRする「軟鉄鍛造の無垢な打感」とは、芯のある、フェースにボールが吸い付くようなフィーリング。
『TB―7』は『TB―5』よりもヘッドサイズが小さい分、余剰重量分でシアターブレードを肉厚に設計。それにより芯のある打感を実現し、ボールがフェースに吸い付くような感覚をプレーヤーに提供するという。
3つ目の「軟鉄一体鍛造ど真ん中のスペック」とはヘッドのデザインで、ヘッドサイズ、ソール幅、ネック形状で、すべてにおいてバランスが取れており、幅広いゴルファー層が違和感を持たない形状。それにより、競技者から上達志向の高いゴルファーまで対応していく構えだ。
そして最後が「プレシジョン・フォージング加工」で、日本語にすれば精密鍛造加工。単なる精密鍛造加工という意味ではなく、バックフェース面を精密に鍛造し下地を綺麗に整えてから細かなショットで仕上げており、傷に強く美しさを持続しやすくなっているという。

『TB―7FORGED』の概要は以下の通り。
■ヘッド:S20C(軟鉄鍛造)
■仕上げ:ニッケルクロムメッキ・サテン仕上げ
■番 手:#5~P
■シャフト:
1)モーダス105 スチールシャフト(S/106・5g)
2)FT‐70iカーボンシャフト(ワンフレックス/70g)
3)FS‐90i スチールシャフト(S/93g、R/89g)
■価 格:5本セット(#6~P)13万2000円、単品(#5)2万6400円
【問い合わせ先】
フォーティーン
027―387-8760