マジェスティ ゴルフは、フラッグシップモデルの『MAJESTY PRESTIGIO XII』(マジェスティ プレステジオ12)を7月22日に発売する。
先頃、メディア向けの発表会を、昨年「マジェスティ ゴルフ スタジオ」と名称変更された旧松戸工場で開催した。
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「脱長尺・軽量」!46インチ規制をクリア

同モデルはこれまで、シニアでも楽に飛ばせるように「長尺・軽量」をコンセプトとしてきた。ところが、R&AとUSGAが、いわゆる「46インチ規制」のローカルルール新設を発表したことで風向きが変わった。もちろん競技に出ないエンジョイゴルファーには関係ないとはいえ、心情的に長尺クラブの使いにくさを感じてしまう。
そこで今作で変更したのは、従来のヒールエンド法から60度測定法への変更だ。これはクラブを水平面に置き、ソールを60度の面に当てて計測するため、ヒールエンド法より0.5インチ長くなる。前作は従来法で47インチだったが、今作は60度測定法で46インチ。実質1.5インチも短くなった。
当然、短くなった分の前作からの飛距離ダウンが懸念されたが、今作ではシャフトの素材変更や製造技術を駆使し、47インチと同等の飛距離を実現したという。
【動画】マジェスティ ゴルフ西原社長インタビュー
今作は最高級品とあって、同社が研修を行った認定販売員「マジェスティ ソムリエ」の在籍店舗でのみ販売する。その辺りの戦略含め、同社の西原徹朗社長に動画インタビューを行ったので観てもらいたい。