PING『G430』は「飛び」と「打音」が進化したドライバー

PING『G430』は「飛び」と「打音」が進化したドライバー
ピンゴルフジャパンは10月11日、『G430』シリーズのメディア向け発表会を開催した。発表会には同社のジョン・K・ソルハイム社長を始め、契約プロの鈴木愛、セキユウティン、比嘉真美子、塚田好宣、永野竜太郎、大岩龍一なども登壇した。 まずは発表会の様子を動画で観てもらいたい。

「飛び」と「打音」へのこだわり

G430 ピン ピンと言えば一貫して高慣性モーメントと深低重心にこだわった設計で、一発の飛びよりも1ラウンド通しての安定した飛びを重視してきた。しかし今作では「激飛。」をキャッチフレーズに、「飛び」を前面に押し出している。 その根拠が極薄の反発フェースにあるという。フェースの厚さは前作比で中心部6%、周辺部9%の薄肉化を実現。さらに上下打点ブレ時にスピンを最適化し飛距離ロスを抑える「新バルジ&ロール設計」を採用した。つまりフェースの薄肉化とミスヒット時の飛距離ロスを抑える構造により飛びを進化させたという。 G430 ピン もう一つは「快音。」というキャッチフレーズにある「打音」へのこだわりだ。今作では最も振動が発生する箇所を研究。特にソール中央部分に長いリブを2本配置、さらいに後方にも2本リブを配置することで、打点がブレても快音を生み出すヘッドに進化させたという。

『G430』は3タイプのヘッドをラインアップ

今作はこれまで同様、『G430MAX』、『同SFT』、『同LST』の3つのヘッドをラインアップ。 G430 ピン 『LST』では8層のカーボンをクラウン部分に採用して軽量化し、余剰重量を最適な箇所に配置した低重心設計の「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」構造にしている。これにより、強い弾道と低スピンにより、飛びを実現するという。 また『SFT』と『LST』はそれぞれ、同一モデル史上最大のMOIを実現。直進性が増しているという。

3つの純正シャフトをラインアップ

また今作では、シャフト開発を見直し、3種類の純正シャフトをラインアップ。日本専用の高弾道用シャフト「ALTA J CB BLACK」、叩ける中弾道用シャフト「PING TOUR 2.0 CHROME」、ヘッドスピードが速くツアーユースの低弾道用シャフト「PING TOUR 2.0 BLACK」の3つで、あらゆるゴルファーのニーズに応える構え。

FW・HB・アイアンも

G430 ピン さらに『G430』シリーズには、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンもラインアップ。 フェアウェイウッドとハイブリッドには前出の「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」を採用。アイアンは新構造の衝撃吸収バッジを搭載しソフトな打感と打音にこだわっているという。 発売日は11月11日。