ダンロップスポーツマーケティングは3月18日、クリーブランドよりウエッジクリーブランド『RTX6ZIPCORE』を発売する。ロフト別に異なるフェース加工を施した「HydraZip(ハイドラジップ)」フェースと、進化した「ZIPCORE」テクノロジーで様々なライから安定したスピン性能を発揮するウエッジだという。
ロフト別に異なるフェースブラストとレーザーミーリングを搭載した「ハイドラジップ」フェースは、通常のスコアライン(溝)とは別のフェース面の加工。ラフやウエット時などの芝や砂、水分などがボールとフェースの間に入り込むような悪条件下でのスピン性能を向上し、あらゆる状況で優れたスピンコントロール性能を発揮するための構造だ。そして、同構造は、ロフト別に異なる加工で、ロフトが多くなればなるほど摩擦係数が高くなるよう、ミーリングが施されている。
一方で、溝である「ULTIZIP(アルチジップ)」は、最大19本の深く狭い高精度の溝。製造過程でフェース熱処理の時間と温度を調整したことで耐久性が向上して、スピン性能の持続性が上がったという。この「ハイドラジップ」と「アルチジップ」で、従来モデル比で43%スピン性能が上がったという。
また、「ジップコア」テクノロジーでは、ネック部にインサートする軽比重のセラミックピンを大型化し、さらにロフト別に設計することでより大きな余剰重量を生み出すことに成功。その余剰重量は16~21g。その分、打点位置に近い重心位置を実現するとともに、上下の慣性モーメントを増大させたことで飛距離安定性、方向安定性が向上したという。
さらに、ソール形状も多彩にラインアップ。硬い砂や柔らかい砂のバンカーや深いラフなど、シビアなショットを求められる56度・58度・60度には「FULL」「MID」「LOW」の3種のグラインドを、54度・56度にはプロの要望に応えて「LOW+(プラス)」をラインアップ。特注モデルを含めて16モデルが登場する。
それに加えて、バックフェースのデザインが6種類から選べる「マイローテックス」(アップチャージ3300円)や、ロゴやロフト表示のフォントなどのカラーカスタムが可能(アップチャージ1100円)など、自分だけのウエッジを持つことも可能。性能だけではなく、デザインも楽しめるウエッジに仕上がっている。
■価格:2万2000円~
ダンロップスポーツマーケティング
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