ピンゴルフジャパンは1月10日、都内で報道陣向け発表会を開催した。
発表会には同社契約プロの鈴木愛に加え、元メジャーリーガーの岩隈久志氏も登壇。まずはその模様をダイジェスト動画で観てもらいたい。
今回の目玉製品は『G430MAK 10K』というドライバー。既に発売している『G430』シリーズをベースに、今作はクラウンに8層のカーボンを採用する(カーボン・フライ・ラップテクノロジー)ことで、さらなる余剰重量を生み出し、上下左右の慣性モーメント(MOI)を合計で10000g・㎠(10K)以上になるように改良。弾道のブレが起きにくい構造にしている。
とは言え、高MOIを追求すると「振りにくさ」を感じるゴルファーがいることも事実。その点は可変式スリーブや計4種類の純正シャフトのラインアップにより、振りやすいスペックになるよう調整可能だという。その辺りは古くからフィッティングにこだわってきた同社の得意分野と言えそう。
今作は同時に軽量タイプの『G430MAK 10K HL』も発売。純正シャフトも30g台と40g台をラインアップしているため、低ヘッドスピーダーから競技志向の女性ゴルファーまで使えそうだ。
発表会では、ツアーユースのマッスルバックアイアン『BLUEPRINT』の新モデル『BLUEPRINT T』と、スコアアップにこだわったブレードアイアン『BLUEPRINT S』も同時に発表。
他にも6種類のソールからなるウエッジ『s159』や『PLDミルドパター』、女性用の『ChipR LE』も同時発表。春先から新商品を連発する構えだ。