
試打会には契約プロの宮里藍と川崎志穂も参加。同アイアンを実際に打った感想として
宮里
「5番アイアンはプロでも球を上げるために技術が必要なクラブです。その点、今作は5番アイアンでも球が上がりやすいモデルに仕上がっている。
『241CB』や『242CB+』よりも少し飛ぶアイアンになっていますが、嫌な弾き感などもなく打感はほとんど変わらないと思います」
川崎
「アイアンは打ち込んだ際に突っかかってしまうこともあるが、今作はそれがなくヘッドがスムーズに抜けてくれます。
それと長らく5番アイアンに苦手意識がありバッグに入れていませんでしたが、今回の5番は驚くくらい打ちやすい」
と語った。
記者も実際に打ってみた。まず昨年の2モデルよりも飛距離が出るアイアンであるが、一般的な飛び系アイアンとは違いシャープな顔をしている。ツアー系アイアンは球を上げにくい印象だったが、今作は多少打点が下にズレても球が上がりやすく寛容性も体感できた。
特に5番アイアンの打ちやすさはプロが語る通りで、ユーティリティではなくアイアンを打ちこなしたいというゴルファー心理もかなえてくれそうだ。
またシャフトは日本シャフトの『モーダス105』と三菱ケミカルの『ディアマナサンプ』を今作に合わせてアレンジしたオリジナルモデルが装着されており、より打ちやすさが上がっている。特に『モーダス105』は硬いという先入観を持っているゴルファーは試す価値がありそうだ。
