ツアーサポートの舞台裏を見る! 2026年前半戦のパター分析 ヘッドとネック形状の組み合わせは千差万別 ビーヒット代表 長瀬貞之

ツアーサポートの舞台裏を見る! 2026年前半戦のパター分析 ヘッドとネック形状の組み合わせは千差万別 ビーヒット代表 長瀬貞之
2026年度も9試合目を数え、序盤戦での使用パターのヘッドモデルとシャフト形状について、メーカーのツアーレップに話を伺った。 最初に、キャロウェイゴルフの小黒氏に伺ったところ、 「2026年シーズンでは、1試合当たり40〜45%程度のオデッセイ使用プロが出場しています。ヘッドモデルを①ブレードタイプ、②ワイドブレード、③マレット、④ネオマレットに大まかに分類して話を進めると、マレット系が70%程度、ブレード系が30%程度で、オデッセイブランドではマレットが主力となっています」 続いて、ピンゴルフの岩田氏によると、 「2026年シーズンでは、1試合当たり25〜27名程度が使用しています。割合としては、ブレード系とマレット系で約半々の印象です。ピンとしては、硬めの打感でしっかり打ち、距離感を合わせやすい点を前面に打ち出しています。他社と比べると、ブレードタイプやワイドブレードタイプの使用者が多いと思います」 最後に、ベティナルディゴルフのツアーレップを担当する東家氏にも話を聞いた。 「ベティナルディとしては、全体的にネオマレット系をテストするプロが多い。ただし、少しずつですが、ベティナルディの本領であるブレード系にも興味を示してもらっています」 パターのヘッド形状とネック形状の傾向を見出せればと思ったが、やはり組み合わせが千差万別で、判断は難しいものとなった。 ただし、想像通り、ピンパターではブレード系が比較的多く、オデッセイではマレット、ネオマレットの使用者が多い印象だ。 また、今年のパター市場で大きな変化があるのは使用率である。オデッセイは依然として使用率No.1だが、今シーズンはテーラーメイドの「スパイダー」や、アクシネットの「スコッティ・キャメロン」が数字を伸ばしており、競争が激しくなっているようだ。 さらには、ヘッド形状とネック形状(クランクネック・スラントネック)、シャフト形状(ベントシャフト・ダブルベント)の組み合わせや調整によってフェースコントロールを行うため、今後ますますパタークラフトマンが重要な存在になると思われる。
この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2026年6月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ・エコノミック・ワールドについてはこちら