今回はピンゴルフジャパンの協力でドライバースペックの調査を行いました。調査の対象はピンゴルフジャパンの契約プロ17名と、クラブ契約フリーでPINGのドライバーを使用する13名のツアー出場者を調査した結果をお知らせします。
調査したデーターの評価はあくまで統計数字でしかありませんが、一応の傾向は見いだせたと思います。
ロフト角では選手のインパクトロフトとスピン量に応じて選んで調整を行うため、選手の飛距離とは別にロフトを選んでおり評価は難しいものでした。
クラブ長では、想像したように45インチから45.5インチでが80%以上を占めており、飛距離優先だけのクラブセッテイングは行っていないことが証明できたと思います。
クラブバランスも使用するシャフト重量とクラブバランスを考慮すれば、それなりのヘッド重量(200g前後)でセッティングされているのが見て取れます。
シャフト硬度はSが71%を占めて、慣性モーメントの大きなドライバーヘッドをコントロールするのに必要な硬度が表れています。シャフトの調子も中・中元調子のシャフトが増えつつあります。
シャフト重量も50g台が83.8%と圧倒的な使用率となっています。
ツアー選手のセッティングではヘッドスピード39.5m/sでも240ヤード近くを飛ばせるようにするというのが大前提です。一方で、一般のアマチュア男性ゴルファーでは41m/s〜42m/s程度でもドライバーの飛距離は200ヤードをそこそこ超えるレベルで、その差はクラブのミート率がプロの場合1.5近くまで上がることでヘッドスピードが遅くても飛距離が出せるように調整をします。
ミート率を高めるシャフト選定や長さ・バランス調整が優先され、意外と短いレングスで飛距離を出しています。近年計測器も充実しヘッドスピード以外にも、このミート率が上がるクラブヘッドやシャフトを探して調整することを重要視するほうが望ましいのではないかと考えています。
この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2026年8月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
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