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  • PGA明神正嗣会長に聞く「他団体のレッスンプロが増えてる現状」

    片山哲郎
    1962年8月3日生れ。月刊誌GEW(ゴルフ・エコノミック・ワールド)を発行する(株)ゴルフ用品界社の代表取締役社長兼編集長。正確、迅速、考察、提言を込めた記事でゴルフ産業の多様化と発展目指す。
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    会長就任おめでとうございます。まずは新会長の簡単な経歴から教えてください。 「どこからいきましょうか?」 ゴルフを始めたあたりから。 「わかりました。ゴルフは20歳ぐらいに始めまして、もともと運動が得意だったのと、高校出て大学に行かず、家業の手伝いをしてたんですよ。それで周囲の大人に誘われたのがそもそもです。若かったし、周囲に比べて凄く飛んだから『プロになれば』って言われまして」 その気になった? 「そうなんです(笑)。それで『どうすればプロになれるんですか?』って聞きましたら、ゴルフ場に入ってキャディやりながら研修生になるんだと。それで岐阜の日吉ハイランド倶楽部の寮に入って、住み込みで研修生になったという経緯です」 で、どうでした? 「私は高知の出身なので、中四国ブロックの研修会で予選会に出てましたが、その上位者がプロテストに進むんです。プロテストは年2回、春と秋にありましたが、これがなかなか受からなくて。家業を継ぐ話もあったので、親から『いつまでやるんだ』と言われましてね。十何年かけて1992年の春にようやく合格(12位タイ)しました。 『これで最後にしよう』と思って臨んだのがよかったのかな。開き直れたというか。それとラッキーだったのは、テスト会場の伊豆下田CCのグリーンが高麗芝だったんですよ。それ以前のテスト会場はベントばかりで、予選会は高麗だから全然合わない。あのときのテストは高麗だから、感じがつかめたのが大きかったですね。 他の選手は1週間前から練習ラウンドに入ってましたが、私はレンタカー借りて温泉巡り。それも結果的によかったのかな(笑)」 苦労してようやくプロになった。で、そこからはどんなキャリアですか。 「特にツアーでの実績はないんですよ、そもそも家業を継ぐことになっていたので。家業というのは飲食業と、あとは母親が化粧品販売の会社をやってましてね。いわゆる化粧品メーカーの販売代理店で、私も本社で化粧品の研修受けたり、名刺持って動いてたので、ツアーの道を目指したい気持ちはあったけど、家業のことを全部振り出しに戻すわけにもいかなくて。 その後ティーチングの資格も取りますが、やっぱりプロですからシニアツアーへの想いも強くなる。それで何試合か出ましたが、ヘルニアで断念します。今は64歳で、仕事の中心はティーチング。5年ほど前にインドアを1店舗立ち上げました」

    会長選で60票獲得した

    話を聞いて思うのは、明神さんは「等身大」のPGA会員という印象ですね。過去の会長はツアーでの実績が重視される傾向があったけど、明神さんの場合は一般会員と近い来歴だから現場の気持ちや事情に通じている。で、PGAの組織運営には以前から関わっていたんですか。 「そうですね。もともと地区(中四国)の代議員や委員をやってまして、資格認証やティーチングの仕事が長かったんです。そういった経緯もあったので、吉村前会長のときは資格認証担当の副会長を務めていました」 倉本昌弘さんが4期8年会長を務めて、そのあとが吉村金八さんだった。ただ、吉村前会長は任期中に定年の70歳を迎えるので、1期2年での退任は当初から織り込み済み。そこで今年3月の会長選で槙岡充浩さんとの一騎打ちになったわけですが、選挙の流れは? 「会長選は次期代議員が投票しますが、代議員は全部で102名。そのうち総会に出席したのは88名で、一人棄権したので87名が投票した。その結果、私が60票を得たという流れです」 二人の争点は何ですか。 「そうですねぇ。私は槙岡さんが出るとは思っていませんでしたが、印象を言えば、槙岡さんはPGAが社会に向けてどうすべきかという大きな話だったのかな。私は2年間副会長を務めた経験から、具体的な課題を含めて現実的な主張をしたんですね。そのあたりが、」 わかりやすかった? 「かもしれません。本当のところは、選んだ人に聞かないとわかりませんが(笑)」

    5900人全員が営業マン

    そもそも、なぜ立候補したんですか。 「なぜかと言いますと、2年前の会長選で我々は吉村さんを応援したんですね。その吉村体制の副会長を私と芹澤信雄さんが務めて、1期2年は決まっていたので、次に推すのは芹澤さんだなと、そのつもりでいたんですよ。ところが芹澤さんは仕事も忙しいから『次期会長は難しい』となりましてね。これまでの経緯を考えると、私が立たないわけにはいかないと。 我々は、吉村さんの考えに共鳴していたし、2年じゃ難しいこともわかってました。できなかったことは沢山あるし、副会長だったから細かい事情もわかっている。今は、引き継ぐのは自分しかいないという思いでいます」 で、肝心な話。明神さんが継承する吉村イズムって何ですかね? 「それは、約5900人(3月末現在5888人)のPGA会員全員が、営業マンになって走るということです。我々は公益社団法人なので、公益事業と収益事業のバランスが大事なんですが、改革することは沢山ありますね」 なるほど。改革の第一は何ですか。 「うん。『改革』って言葉自体はカッコいいけど、よくわからないところがあるじゃないですか。会員に周知するには丁寧な議論が必要ですが、その上で大きな課題は2018年以降『日本プロ』の冠スポンサーがいないことがあげられます。 日清食品さんを最後に冠がなくなって、今年も現時点で未定だから、ダメなら7年連続『冠なし』の状況になる。この問題はかなりデカイです」 無冠だと冠スポンサー料が入らない。金額的なダメージはどれぐらいですか? 「そうですねぇ。年にもよりますが2・5億~3億円だと思ってください」 それは大きい。 「大きいです。以前は電通さんが1社独占でスポンサー営業を頑張ってくれましたが、コロナもあったし、なかなか決まらないので、一昨年かな、オープンセールスに切り替えたんですよ。切り替えたけど、周知できてない面もあって、なかなか厳しいのが現状ですね」 オープンセールスに切り替えて、会員全員が営業に走る。会長自身の営業方法はどんな感じ? 「それが、私の場合はツアー経験もないので、大きな会社とのつながりがないんですね。以前の会長のようにはいかないので、5900人の会員みんなが営業できる体制を作りたいなと。 具体的な方策は固まっていませんが、イメージで言うと、もともと我々のツアーは会員のツテなり紹介でスポンサーを連れてきたケースが多いんですね。その意味でも先ほどの話、会員の力をもっと借りなければ」

    コンサル会社との契約も視野

    スポンサーを連れてきた会員には成功報酬を出すんですか。インセンティブがつくとやる気が出るでしょう。 「そこは難しくて、PGAは公益社団だから、関係者に特別な利益を与えちゃいけないという原則論があるんですね。だけど我々は個人事業主の集まりだから、モチベーションは当然大事になる。特別な利益を与えることなく、モチベーションが上がる方法を模索してるんですが、」 今のところノーアイデア? 「んー、ないこともないけど、話せる段階じゃないんですよ。ただ、そういった話にも関連しますが、外部の知恵を集めるプロジェクトチームの立ち上げも改革案の中に入っています。我々プロゴルファーは業界の中の人間じゃないですか。我々の知恵が及ばないところもありますので、少し費用を掛けて外部コンサルに依頼しようかなと。 他のスポーツ団体を見ると、皆さん外部の知恵を積極的に入れている。我々の考えと世の中の考えが合致してない部分もありますし、合致させるには世間の知恵を借りて勉強しなければ」 業界の内側だけの話じゃなくて? 「そう、もっと大きな話をしていく必要があるでしょうね」 コンサル会社は決定済みですか。 「一応候補は数社あるんですが、名前はまだ出せません」 そのほかの改革ポイントですが、PGAはティーチング団体の色合いが濃いので、ここにも改革の余地があるんじゃないですか。 「おっしゃるとおりで、今やってる講習会はアナログな部分が残ってるんですね。ティーチングの会員はB級とA級がある中で、座学はeラーニングに変わってますが、改革の余地はあるでしょう。会員はそれぞれスクールを持っているので、学びの時間を取ることが難しいんですよ。 そこでPCなりタブレットにコンテンツを入れて、いつでもどこでも好きな時間に勉強できて、論文提出等でクリアできればいいかなと。あんまり先走ったことを言うと問題ですが(笑)、指導技術をもっと掘り下げる必要もありますよね。自分もインドアを経営して思うんですが、現場の技術ってもの凄く進化してるじゃないですか」 特にアプリ系の進化が凄いですね。スマホのカメラでスイング中の骨格の動きもわかるし、そのうちVRも来るでしょう。加速度的に技術が進む中で、申し訳ないけどPGAは遅れている。 「あのぉ、そのあたりは全部を肯定も否定もしませんが、我々はね、レッスン市場はPGAが主流だと思っているので、周辺環境をしっかり調べて、研究して、新しい部分のメリット・デメリットを見極める必要はたしかにある。 ただし基本は大事なんですよ。基礎は基礎として大事にしながら、プラスαの部分を専門的に考えていきたいということです」

    進化するITへの対応策は?

    その話は、新しい科目を増やすってことですか。 「その方向性も否定はしません」 資格の更新制度はあるんですか。 「あります」 その更新の中に、最新のアプリやデバイスの使い方も入ってる? 最新技術を学ばないと更新できないとか。 「いえ、入ってないです」 じゃあ何を更新するんですか。 「今のところクルマで言う免許の更新みたいなもので、たとえば『日本プロ』やゴルフフェアもそうですが、いろんな関連イベントにボランティアで参加したり、地区のプロ会の手伝いやレッスン会に参加するとか、いろんなカテゴリーがあるんですよ」 そういうのに参加したらOKですよ、というのが更新制度? 「そうですね。ですからほぼほぼ更新できますし、普通にやってればまず問題ありません」 そうですか。会費はいくらでしたっけ? 「年間4万5000円です」 税別で? 「いや、我々の会費は非課税なんです」 いずれにせよ、PGAは会費が高いって話をよく聞きます。高い安いは個々の価値観ですが、高いという声があるのは、会員資格の費用対効果が低いと思われてる。そこをどうやって解決しますか。 「費用対効果の部分で今、具体的にお話しできることはちょっと難しいんですが、先ほど説明した部分を取り入れながら『会員参加型』のモノをつくりたいという思いはあります」

    乱立するインストラクター団体

    コロナ特需でインドアが増えて、インストラクター不足が起きました。という中で、PGA資格を持たない人間が教えるケースが増えている。 「ええ」 代表的なのがステップゴルフで、首都圏中心に100店舗を超えましたが、ご存知ですか? 「いえ、知りませんでした」 ステップゴルフは店長一人で運営するワンオペで店舗網を広げてますが、自社で指導者を育成する中で、スコア100を切れない指導者もいる。ほかにもUSGTFとかNGF、あるいは無資格者を含めてアウト・オブ・PGAの流れが顕著になってますが、どうですか? 「もちろんそれは、我々の中でも出ている話ですし、なかなか難しい問題だと思ってます。プロかどうかわからない人がいっぱいレッスンしている現実は、世の中がそれを求めてるわけじゃないですか。なので全面的に否定はできないけど、我々にはPGAとしてのプライドがある。 会員はみんな難しいカテゴリーの中で資格を取っていますから、当然、ほかの資格とは違うと言いたいですし、信頼感だってあるはずですよ」 わかります。B級は筆記試験の正解率8割以上、実技は36ホール158打以内等で、195時間の講習がある。A級はB級保持が前提で、4学期110時間の講習が必須など、他団体に比べてハイレベルですから。 その上で「レッスン資格発行団体」の過当競争が起きている。王道はPGAだけど、別にPGAの資格じゃなくてもいいじゃないか、という流れは深刻な問題になりますよね。 「あのぉ、ゴルフとほかのモノを一緒にはできませんが、例えば有名学習塾の中には家庭の奥さんが教えるケースもありますよね。これをゴルフに置き換えると、100切れない人に安く習って満足するのは最初だけで、上達を真剣に望む人はその上のレッスンを必ず求める。いずれきちんと習いたくなりますよ」 会長としては、アウト・オブ・PGAの流れはOKなんですね。 「ですからお客さんがそこに集まってる事実があるわけで、我々がそこまで全部入って行って『あなた(教えちゃ)ダメですよ』とは言えませんよね。繰り返しになりますが、上のレッスンを求める方に対しては、誰にも負けないスキルを身につけて、どこよりも深い知見と内容で勝負する。 そのためには現状に甘んじない研究も必要だし、今はトラックマン等の講習も行ってますが、今後は計測器を使ったレッスンをもっと深掘りしなければと思ってます」

    社会活動としてのジュニア育成

    公益社団という性格上、社会貢献活動も大事ですが、特に世の中はSDGsが注目されています。このあたりの取り組みはどうですか。 「そうですね。全国15地区で会員がやってる事業が、数十から100ぐらいあるんですよ。例えば『SDGs地区事業』では、ジュニア育成事業や春休み親子レッスンにも注力しています。 SDGsって言葉自体、項目が沢山あって一言では答えにくいんですが、うちの練習場でも電気代を節約するとか、創意工夫で資源の無駄をなくすとか、いろんな活動をしてるんですね。当然、PGAにとっても大事なキーワードになってきます」 PGAの「ジュニアリーグ」なんかまさにSDGsでしょうね。17番の「みんなで協力」や4番の「教育」にも掛かってくるし。 「なるほど、そうですねぇ。ジュニアリーグは以前からありましたが、コロナで止まって、去年あたりから再度動かしているんです。いわゆるエリートジュニアじゃなくて、普通の子が、チーム戦のスクランブルゴルフで助け合う。そこが特徴になっています」 子供の集め方はどうやって? 「各地区の会員が主体的にやってるので、統一した方法はないんですよ。レッスンしてる方のお子さんやジュニアレッスンの生徒とか、いろんな形があると思います」 明神さんもチームを持っている? 「持ってます。僕の地元は高知だから、チーム名は『高知カツオ』で、いろんなチーム名があるんですよ(笑)。うちのメンバーは7人かな。基本は9~13歳の6人が2人1組のチームになって、その3組で相手チームと競います」 12人になったら「カツオ2」? 「そんな感じで、増えたら別にもう1チームつくればいい。一番大事なことは、チームの全員が試合に出られることですから」 試合以外の普段の活動はどういった感じですか。 「それもバラバラなんですが『高知カツオ』の話をすれば、普段は一緒に練習しなくて、大会になると集まるんですね。中四国の場合、去年は4チームで総当たりのリーグ戦が3試合。5チームの地区は4試合になりますが、このジュニアリーグが全国に12地区あって、総チーム数は60弱。個人的にはこの活動に力を入れたいんです。 ゴルフって個人競技だから、子供が協調性を学ぶにはよくないと思ってたんですよ、以前は。だけどスクランブルのチーム戦は違いますし、一人のミスをもう一人がカバーしながら励まし合えるでしょ? 僕は父親の立場もあるし、自分の子供や周りの子供を見てきた中で、ゴルフにはいいところが沢山ある。今の世の中、コミュニケーションが苦手な子は沢山いて、人と関わるのが不得意なんです。でも実際に接するとみんないい子なんですよ。野球じゃないけど番号つけて、同じユニフォーム着て、助け合いながら楽しくやっている。その光景を見るのが嬉しくて(笑)」

    部活の「地域移行」との相性

    この活動は会員の手弁当ですか。 「そこが問題で、手弁当じゃ大変なんですよ。なのでジュニアリーグ自体に冠スポンサーを見つける動きをしてますし、個々のチーム単位でも募っています。 うちの例だと去年は50万円くらい、知人や地元の企業に年間5万~10万円ほど出してもらいました。企業名の入ったワッペンを5万円でウエアにつけたり、要するにコマーシャル代ですね。地元の子供を応援してくれる理解者がいますので、できればリーグ全体にも冠をつけたい」 ジュニアリーグはクラファンを立ち上げて、目標300万円を目指しています。1口5000~50万円ですね。 「そうやって原資を募って、現状の12地区・60チーム弱をどんどん増やしたいですよね。4チーム集まれば1デビジョンのグループができますから、47都道府県で各1デビジョンが目標です」 何年後ですか。 「んー、どうでしょう。イメージ的には4~5年で達成したいんですが、それにはゴルフ全体の人気が上がることも大事だし、大きな冠がつくと一気に広がる可能性もあるし、流動的な部分も大きいですね」 ところで、部活の「地域移行」が注目されてます。少子化と教員の過重労働から中学の部活が維持できなくなっている。そこで市内の複数の中学の生徒を集めて、市内の運動施設が中心になって運動部をつくる動きを国が進めてます。 「はい」 兵庫県の三木市が積極的ですね。市内に25コースあって、ゴルフ場利用税も6億円ある。その贖罪の意味かどうか、三木市長がゴルフ部に前向きなんですが、ジュニアリーグの話を聞くと、この流れにPGAも乗れそうですよね。 「あのぉ個人的に言いますとね、僕はそれをやってますし、僕の活動はそこから始まってるんですよ。第一期生は片岡大育で、地元の学校に掛け合ってゴルフ部をつくりました」 それは、市内の複数の学校で? 「いえ、単校でしたけど」 なるほど。教員以外の地域住民が部活に携わるのは、地域移行の原型になるのかな。 「最初は子供一人からでした。母校の高知中学の子で、一人だけ教えるのは面倒だから『誰か連れて来なさい』と。それで3~4人連れて来て、徐々に増えましてね、のちに全国大会や県アマで勝った子も出ましたけど、すると学校からも注目されて、学校に行って体育の先生を説得したんです」 部活には顧問が必要で、顧問は教員が前提だから。 「はい。最初は、ゴルフ場も練習場も指導者もいないって難色を示されたんですが、『僕が全部面倒見ます』って。おっしゃるように、学校の先生が顧問をしてくれないと部活ができないので、学校に行って掛け合ったんです」 で、部費の予算は学校から? 「出ました。最初は出ませんでしたが、徐々に認めてくれたんです。だけど、似たような話は全国のPGA会員が沢山やってると思いますよ。僕だけじゃなくていっぱいあります。いちいちPRしないだけで(笑)」 そこはPRしましょうよ。特に「地域移行」は大きな社会問題だし、SDGs活動になるし。 「そうですか(苦笑)。僕自身、ほかの中学に体育の選択授業でゴルフを教えてるし、小学校のスナッグゴルフを含めてね、全国の仲間は普通にやってます。言わないだけで。 我々のいいところは、個人事業主である会員が独自に普及活動をしてることなんですね。みんな一生懸命やってますよ。ジュニアの無料レッスンもそう、やればやっただけ、必ず自分に戻ってきますから」

    赤字体質からの脱却も

    PGAの予算書を見ると、当期は「入り」が13億1000万円強で、「出」が15億8000万円弱。赤字予算の改善も必要じゃないですか。 「『入り』で一番大きいのは会費収入で、2億7000万円を超える程度です。各種事業の収入は講習会やプロテスト、大会等もありますが、事業関連は『入り』もあれば『出』もあるので、寄付金以外は入りっぱなしの事業はないんですよ。 それと、公益社団は全体の事業の中で公益事業が過半を占めなければいけません。収支が51対49以上という意味ではなく、公益事業、収益事業、その他事業を公益認定等委員会に申告しているので、活動のボリュームというか、存在の目的として公益が大きい団体なんですね」 とはいえ会長就任の挨拶で「毎年赤字予算は大変だ」と発言されたので、改善は必要でしょう。 「それは、そうです。とにかくPGAの一番の目的は一人でも多くゴルファーを増やすことで、増えれば会員の仕事が増えますし、そのためにはPGAだけではなく、ゴルフツアーや他団体との連携も必要でしょう。 ゴルフ界全体を盛り上げるにはJGAやゴルフ場、練習場や用品協会との連携も大事なので、これから入って行きたいと思ってますし、もっと勉強しなければいけませんね」 インドアゴルフの協会もあります。彼らには勢いがあるけど、新興団体だから主流の団体とは疎遠です。彼らと話し合う機会があれば? 「はい、全然OKです。ただ僕自身知らないんで、わからないものはコメントしようがないですよね。そういう団体があることを今日、認識しましたので(笑)、機会があれば情報交換したいですね」
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