住友ゴム工業 川松英明スポーツ事業本部長 年頭所感

住友ゴム工業 川松英明スポーツ事業本部長 年頭所感
新年にあたり、皆様方にご挨拶を申し上げます。 昨年、日本国内経済は個人消費や設備投資に持ち直しの動きが見られ緩やかな回復基調が続きました。世界経済も米国は着実に回復し、欧州、アジア地域では中国、韓国、タイなどで景気の持ち直しが見られ、全体では緩やかな回復基調で推移しました。 一方で我々のスポーツビジネスを取り巻く環境は、米国での新製品ゴルフクラブ販売数の伸び悩みや中国でのゴルフ自粛ムードの継続、アジア通貨安による商品価格の上昇など、総じて厳しい状況がつづきました。 このような環境下ではありましたが、当社は10 代目となるゴルフクラブ ゼクシオ テンが好調なスタートを切ることができ、ゴルフボール「スリクソンZシリーズ」や飛距離特化型ボール「スリクソン -X-」、テニスラケット「バボラ ピュアドライブ」の新製品などが好調に推移いたしました。 北米事業での販売拡大やウェルネス事業での拠点、会員数拡大など全社的には成長を実感できる1年となりました。 既にご報告の通りですが、親会社でありました住友ゴム工業と1月1日より合併し、住友ゴムのスポーツ事業本部としてゴルフ、テニス、ウェルネス事業のさらなる躍進をすべく新たな船出を迎えました。 市場競争はさらに激しく、変化のスピードも劇的に増してきますが、スポーツの“楽しさ”を拡げ、 “新しい価値”を創造し続けることで、お客様のスポーツライフをもっと豊かにすることに貢献すべく、スタッフ一同取り組んで参ります。