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  • やさしく飛ばす「ゼロスリクソン」試打レビュー 反発エリア176%拡大でミスにも強い

    片山三将
    1965年生まれ、東京都出身。 1992年「月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド」(GEW)を発行する株式会社ゴルフ用品界社に入社。以来、編集&クライアントへの広告・企画を担当。 その一方、国際事業部の責任者...
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    今まで『スリクソン』のドライバーは、難しくて自分には合わない。そう感じていたゴルファーは、その考えを見直すべきかもしれない。 住友ゴムグループのダンロップスポーツマーケティングは先頃、都内展示会場で9月22日から発売するNEW『スリクソン Zシリーズ』を発表した。

    ゼロ スリクソン

    キャッチコピーは「ゼロ スリクソン」。従来のスリクソンドライバー設計の理念を一新し、ゼロから見直し大きく生まれ変わった。 ラインアップは、ドライバー2機種、フェアウェイウッド1機種、ハイブリッド2機種、アイアン2機種だが、来場者の注目を集めたのが、『Z585』(6万3000円)と『Z785』(6万8000円)のドライバー。 NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ 『スリクソン』のドライバーは従来、プロゴルファーや上級者御用達モデルという印象が強く、多くのアベレージゴルファーが、「使ってみたいけど難しい」と感じていた。 しかし、今回の『Z85シリーズ』はやさしく飛ばせるドライバーの代表格ともいえる『ゼクシオ』ドライバーの「フェースカップ構造」を採用、反発係数0.80以上の高反発エリアを前作比176%拡大するなど、誰もがやさしく飛ばせるドライバーに仕上げたという。  

    NEWスリクソン Zシリーズを試打!

    NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ まず、見た目の印象は、『スリクソン』らしい精悍な黒に赤の挿し色を入れたヘッドで強さを想起させる。本物志向でスポーティなカッコよさを演出するのは、従来通りの印象だ。 そして、『Z585』を構えてみた。メーカーカタログには、構えた瞬間からつかまりの良さを想起させるドローバイアス形状が特徴とある。確かにアップライトでヒール後方がバックフェース側に広がっているので、つかまりがよさそうだ。ただ、フェースはスクエアで違和感なくアドレスできるし、テイクバックの始動もしやすい。この辺りに本物志向の『スリクソン』らしさが表れている。   NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ 続いて実打したが、驚くのが振り抜けのよさ。テイクバック、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーのあらゆるスイングの過程において、「少しフェースが被る」、「シャフトの戻りが速い」などちょっとしたクラブ挙動に対する違和感がない。 クラブの動きに淀みがないのでトップから一気にクラブが加速して、フィニッシュまで振り抜ける。フィニッシュも決まるのでカッコよく振れるだけではなく、ヘッドスピード(HS)も確実に上がるから飛距離アップも期待できるというわけだ。 NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ この振り抜きの良さは、シャフト性能にありそうだが、今回標準装着されたのは、同社オリジナルの『Miyazaki Mahana』(ミヤザキ・マハナ)。このシャフトは、高強度東レ「NANOALLOY」をストレート層に採用して軽量化を実現(Rで51g~Sで54g)。その一方、シャフト中央部を柔らかくすることでしなりを大きくし、HSへ転嫁させているという。 一般的にシャフトのしなりが大きくなると挙動を強く感じてしまうが、このシャフトは手元重心設計なので手元が安定し、クラブが暴れない。加速感と安定感を融合したといえ、それが雑味のない振り抜きの良さにつながっているのだろう。つかまり系シャフだとスイングがつまって引っ掛かりやすい、そんなゴルファーは一度使ってみてはどうだろう。 NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ  

    一瞬でボールを捉える感覚がクセになる?

    そして、インパクト感だが、やはりHSが加速するのでボールに当たった時の抵抗感は少ない。ヘッドの低重心化と慣性モーメントの拡大を図るためにカーボンクラウンを採用しているが、カーボン特有の低くこもりがちな打球音ではない。独自のサウンドリブ構造の採用により、高めの短い残響音が特徴で、パシュッと一瞬でボールを捉えるフィーリングが得られる。この感覚は、ちょっとクセになりそうだ。 NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ 一方、『Z785』は『Z585』同様のヘッド体積、素材を採用するが、ニュートラルなヘッド形状でシャフトの脱着が可能なことから、シャフトの選択も含め、クラブを自分で少し操作したいゴルファー向けといえるだろう。 実打した振り抜き感やインパクト感も『Z585』同様だが、ボールのつかまりや上がりが若干抑えられるので、HSが少し速めのゴルファーに推奨できそうだ。 あと、特徴的なのが、バックスピン量だ。昨今はボールもクラブも低スピン化が進んでいるが、HSが速くない人が打つとドロップ気味になりキャリーが稼げないというデメリットもある。それを解消するために、『Z85シリーズ』は少しスピンが入りやすくなっている。ボールがオジギしていると感じる人も一度試す価値がありそうだ。  

    純正シャフトでHS33~48m/sまでカバーする幅広さ

    NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ 『Z85シリーズ』はプロ・上級者からアベレージまで幅広い層が使えるドライバーだが、気になるのがシャフトバリエーション。自分に合うスペックが見つかるかどうかが大切だが、HSスピードのカバー領域は、『Z585』、『Z785』ともにシャフトフレックスによって、33~48m/sまでと幅広くカバー。 『Z785』には『Miyazaki Mahana』同様に標準装着される『Miyazaki miZU 6』は42~55m/sまでカバーするという。また、プラス1万円で『Diamana DF』、『KURO KAGE XD』、『Speeder Evolution V』、『TOUR AD VR』、『The ATTAS』のカスタムラインも用意。HSだけを見れば、標準装着シャフトでほとんどの領域をカバーできるバリエーションともいえるだろう。  

    NEWスリクソン Zシリーズは9月22日発売!

    NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ 以上、9月22日から発売される『Z585』、『Z785』ドライバーの使用感を述べてみたが、メーカーが説明する通り、幅広いゴルファーがやさしく飛ばせるドライバーに仕上がったという印象だ。 従来の『スリクソン』は、練習場でしっかり打ち込んでからコースに出ないとちょっと不安な印象もあったが、『Z85シリーズ』はぶっつけ本番でコースに持っていけるほどのやさしさを備えている。 NEW SRIXON(スリクソン)Zシリーズ
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