住友ゴム工業 川松英明執行役員スポーツ事業本部長 年頭所感

住友ゴム工業 川松英明執行役員スポーツ事業本部長 年頭所感
明けましておめでとうございます。 新年にあたり、皆様にご挨拶を申し上げます。 昨年の世界経済は、米中の貿易戦争による影響があったものの、全体としては総じて堅調に推移しました。 国内経済は天候不順や自然災害の発生という一時的な引き下げ要因はあったものの、企業の設備投資の増加や失業率の低下、名目賃金の上昇などにより個人消費は堅調に推移し、実質GDP成長率もプラス成長を続けました。 一方で我々のスポーツビジネスを取り巻く環境は、主要商材であるゴルフ、テニスギアの世界市場規模が微減の中、他社との競争激化など厳しい一年でした。 このような環境下、国内では、ゴルフクラブ「ゼクシオテン」、「NEW スリクソンZ85シリーズ」、テニスでは「REVO CVシリーズ」などの新製品が堅調に推移しました。 海外においても北米を中心にゴルフボールビジネスが拡大し、ウェルネス事業においても新店舗の開業による拠点、会員数が増加しました。 またテニスにおけるダンロップブランドの価値向上のための取組として日本企業としては初となるテニスのグランドスラムのオフィシャルサプライヤーとして全豪オープンテニスの公式使用球を獲得するなど、住友ゴム工業スポーツ事業本部として新たな体制を順調にスタートできた1年でありました。 2019年はより一層のIT化の加速など世界の仕組みの変貌が予測され、競争がさらに厳しくなる中、以下の方針を掲げて『お客様のスポーツライフをもっと豊かに』することに貢献し成長して行く所存ですのでよろしくお願いいたします。 ① 『お客様のスポーツライフをもっと豊かに。』 自分の仕事に誇りを持ち、充実した日々を送ろう ・自分の仕事が、お客様の笑顔に繋がることを想像し、お客様視点で考え、全社の横のつながりをより効率的に活用することで、お客様の期待を上回る"わくわく”する商品・サービスを作り上げよう ・働き方改革を徹底的に進め、公私ともに充実した日々を送ろう ② 真のグローバルプレイヤーを目指し、組織も個人も市場の変化に勝る速さで変化&成長しよう ・「成功の反対は何もしないこと」-常に自ら変化、挑戦していこう ・挑戦することで感性を磨き、経験を増すことで成功につなげよう ・各個人の成長の総和=会社(事業本部)の成長