リクルートライフスタイル(リクルートLS社)と日本ゴルフ用品協会(JGGA)は先頃、東我孫子カントリークラブ(千葉県我孫子市)で『ゴルマジ!20』会員を対象にした「手ぶらでゴルフ場デビューイベント」を開催した。
内容は、ダンロップスポーツが2013年の夏からはじめた「ゴルフ・スタートアップ・ゴルフスクール」のラウンドレッスンを土台にした「レッスン&実践ラウンド」というもので、初開催となった今回は男性3名が参加した。リクルートLS社の青木理恵研究員は、今回の企画について次のように話す。
「ゴルマジ1期目は、ゴルフを始める『きっかけづくり』に取り組んだ結果、練習場に行く人が増えました。2期目は練習場だけでなく、ゴルフ場を身近に感じて、ゴルフを継続してもらう『動機づけ』を提供していきたいと思い、JGGAに全面的に協力をしてもらいました」
参加者は、JR常磐線の天王台駅に11時に集合。送迎バスでゴルフ場まで行き、ラウンドマナーやエチケットなどの講習を受け、昼食後、練習場でのショットやパットのレッスン、4ホールのコースレッスンを楽しみ、午後5時に天王台駅まで送迎を行うというプログラム内容だ。このたび、全面的に協力を行ったJGGAの蓋孝専務理事が次のように説明する。
「今回の企画は、ゴルフのルールやマナーの他に目土やバンカーの整備など、ゴルフ場の利用方法まで学べて参加費は2000円とお得感があります。また、参加者全員にティーやマーカー、グローブをプレゼントするなど、至れり尽くせりの内容がウリです。9月の開催では、18名を募集しています。興味があるゴルマジ会員はぜひ参加してください」
『ゴルマジ!20』が始動して2期目を迎えたが、7月23日現在で協賛ゴルフ場が146、練習場282、登録会員は5321名で、施設利用回数は延べ3449回となっている。
「今年の5月20日から始動した2期目は、昨年対比1.5倍の賛同施設数を集め、順調な滑り出しです」(青木研究員)
今後は、先述した企画を受け入れてくれる協力コースを増やすことが重要になりそう。まずは、入場者を増やす試みに積極的なゴルフ場への営業や告知活動をすることも重要なミッションといえそうだ。
なお、問い合わせはURL
http://airrsv.net/golmaji20/calendar/menuDetail/?schdlId=T000249E10を参照。