OGM、運営ゴルフ場でメガソーラー発電事業に着手
同事業は、ゴルフ場の遊休地を活用して発電事業を行うもので、最大出力約2・5MW(2500kW)のメガソーラーを設置。年間の予想発電量は約240万kWhで、これは一般家庭約700世帯分の年間電力消費量に相当。今年6月下旬の着工を予定しており、12月に設置完了、来年1月には売電を開始する予定だという。今年3月までに認定を受けた施設の再生可能エネルギーの固定買取価格は1kwhあたり約42円(経済産業省・資源エネルギー庁HP参照)となっているから、同社発表の予想発電量で換算すると、年間で1億円ほどの売上が見込まれる。
ちなみに、OGMでは2011年3月より、武蔵OGMゴルフクラブ(埼玉県)および奈良若草カントリー倶楽部(奈良県)において自社施設内での利用を目的とした太陽光発電を行っているが、売電を目的とした太陽光発電は初の取り組みだという。同事業の目的を、OGMの荒井幸雄営業本部長は次のようにコメント。
「当グループでは、太陽光発電事業をはじめとしたエネルギー関連事業を積極的に推進しており、今回は運営するゴルフ場の遊休地を活用して発電事業を展開するものです。自然と向き合い、自然と結びつき、自然を取り込んだ事業を展開することが重要だと考えています。OGMは、今後も先進・安定・満足の企業理念のもと、『1日を、大切にするゴルフ場へ。』をサービスブランドに掲げ、さらなるサービス向上に努め、ゴルファーの皆さまから、より一層愛されるゴルフ場を目指してまいります」
なお、同施設の事業概要は以下の通り。
所在地:栃木県鹿沼市玉田町1120(ディアレイクCC敷地内)
事業主体:オリックスゴルフマネジメント
敷地面積:約6万1700㎡(約1万8700坪)
パネル枚数:約1万360枚(予定)
最大出力:約2540kW(予定)
年間予想発電量:約240万kWh(予定)
問い合わせはオリックスゴルフマネジメントへ、03~5487~0562。