「平和PGMゴルフは、6アンダーが優勝ライン」(青木会長)

「平和PGMゴルフは、6アンダーが優勝ライン」(青木会長)
2016年11月3日(木・祝)から6日(日)までの4日間、国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」(4回目)が千葉県の「総武カントリークラブ 総武コース」で開催される。開催に先立ち、主催の平和及び、PGMホールディングスは、同コースでメディア視察ラウンド・開催記者発表会を開催した。当日は報道関係者約30名に加え、共催である日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長、大会ホストプロである宮里優作プロ、宮里聖志プロが登壇。まずは、PGMホールディングスの田中耕太郎社長が大会のコンセプトを語る。 「当大会は『夢のある開かれた日本最大のプロゴルフトーナメントを目指して』をコンセプトに、この大会を通じ、主催者推薦枠を活用した出場選手選考会、若手ゴルファーやアマチュアゴルファーへの出場機会を創出。将来の日本ゴルフを背負う人材の発掘・育成を行う環境を提供していきます」 実際、同社はチャレンジツアーを年間2試合開催しており、各大会の優勝者(今年度は貴田和宏プロ、中里光之介プロの2名)へ、本大会の出場権を与えている。田中社長が続ける。 「また、当大会はテレビ放送でもライブ中継にこだわり、ギャラリープラザ内にはサテライトスタジオを設営。300インチの大型ビジョンで来場したギャラリーも、インターネット放送が視聴できる環境を整えます。他にも、数多のギャラリーイベントを実施し、子供から大人まで楽しめる仕組みを盛り込んだ大会にします」 続いて、JGTOの青木会長がコースセッティングについて熱弁する。 「今大会の総武CC総武コースは、昨年比で91ヤード距離を伸ばし、トータル7214ヤード・Par70という、現代の用品に合わせたヤーデージに変更。無論、距離のみならず、ただ真っ直ぐ打つだけでは攻略できない、テクニックを使うコースセッティングで、選手たちの技術を引き出すコースに仕上げるつもり。私が理想とするグリーンの状態(コンパクション、グリーンスピード)やピンポジション、ラフの長さなど、すべての条件が揃えば、優勝ラインはメジャー級の6アンダー辺りになるんじゃないかな。難しくて、選手たちからクレームがでるかもね(笑)」 確かに、一流選手たちのバーディー合戦も観ていて面白いが、ひとつひとつパーを重ねながら耐え忍ぶ姿をみるのは、コアなファンにとってさらに見応えのある試合になるだろう。それは、アスリートたちが苦労した末に、勝利をものにする姿に、多くの人は共感し感動するからだ。青木会長のコメントを受け、登壇した両プロは、 「みんな同じ土俵でやっていますから、クレームなんて僕は言わないですよ(笑)。飛ばし屋だけが有利じゃないセッティングは、個人的に好きなので頑張りたい」(宮里聖志プロ) 「PGMさんとは2013年から契約していただき、その恩を返すためにも、ホストプロとして優勝したい。しかも、青木会長に6アンダーが優勝ラインなんていわれたら、10アンダーで優勝してやろう! という気になりますね。期待していてください」(宮里優作プロ) 最後に青木会長がこう締めくくる。 「いまの若い選手たちに言いたいのは、『大会をやってもらっているという意識』、ようするに自分たちがどうやって生活できているのかという感謝の念を持ってほしいね。プレーでも、普段の立ち居振る舞いにおいても、ファンを楽しませることを忘れないでほしいと思うよ」 【大会概要】 名称:HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 主催:株式会社平和、PGMホールディングス株式会社 共催:一般社団法人日本ゴルフツアー機構 後援:公益財団法人日本ゴルフ協会、一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会、一般財団法人日本プロゴルフ殿堂、千葉県、印西市、株式会社BS朝日 協力:総武カントリークラブ、印西市教育委員会、公益財団法人ジュニアゴルファー育成財団 開催日程;2016年10月31日(月)~11月6日(日) ※10月31日、11月1日は指定練習日(非公開) 開催場所:総武カントリークラブ 総武コース(千葉県印西市草深302 TEL0476-46-7111) 賞金:総額2億円(優勝賞金 4000万円) ※写真左から、青木功会長(JGTO)、田中耕太郎社長(PGMホールディングス)、嶺井勝也社長(平和)、宮里優作プロ、宮里聖志プロ