「9ホール会員」、「アンダー30会員」、鹿沼グループが新会員サービスを開始
国内4コースを運営する鹿沼グループは1月より、運営の鹿沼72カントリークラブで「9ホール会員」、「アンダー30」という新しい会員制度の募集を開始。どちらのサービスも、従来のゴルフ場会員権とは一線を画す内容で、気軽にクラブライフを楽しめる仕組みになっているという。
まず、「9ホール会員」から紹介しよう。同サービスは、文字通り9ホールプレーを楽しむ会員制度で、入会金1万円に月会費5000円を支払えば、無料でプレーできるという内容(ゴルフ利用税+保険料60円のみ/平日限定、手引きカート使用)。さらに、クラブハウスの利用(レストラン、ショップ、浴室)も可能で、月次退会も可能だという。同社の福島範治社長は、次のようにコメント。
「思い立ったらすぐにプレー可能です。レンタルクラブ、シューズ(各540円)もご用意しております。気軽に9ホールのプレーで、ゴルフを楽しみたい方、一日を有効に使いたい方へお薦めです」
一方、「アンダー30」は年齢が30歳未満限定の会員制度で、入会金1万円に月会費8000円を支払えば、平日・土日祝のプレーフィが3500円(食事、カートフィ、ゴルフ場利用税、保険料含む)と同一料金なので曜日を問わずプレーが可能。とことんゴルフを楽しみたい、一気に上達したい、お得に・気軽にプレーしたいという若年層ゴルファーに朗報といえるだろう。前出の福島社長によれば、
「入会金もリーズナブルで、待遇は正会員とほぼ同等。プレー料金は曜日を問合わず同一料金なので、気軽に予約してください。当サービスを利用し、30歳を超えて、さらにクラブライフを楽しみたい方には正会員へ移行する際の割引制度もございます。地域限定特典や会員向けのイベントも企画中です」
ちなみに、今回紹介した両サービスとも募集定員100名なので、気になっている読者は問い合わせしてほしい(鹿沼グループ本部:0289‐71‐1031)。入会金に月会費だけで気軽にゴルフが楽しめる両サービスは、まさに、スポーツジム感覚の画期的な新会員制度といえるだろう。これを試金石に、同様のサービスを投入するゴルフ場が増えそうだ。