ゴルフの技術やスコアの良し悪しは評価に直結するものではありません。当たり前の話ですが、まず『人として』どうなのか、なのです。マウント取ったり、ニギりの無理強いをしてはいけません。ゴルフが上手くてもなんにも偉くありません。ゴルファーにとっての最高の賛辞は「また行きましょう」と言われること。そのために避けるべきは『へぼ』じゃなく『やぼ』。ゆめゆめ油断なさらぬよう。
【男よりタチが悪い女のマウント】
とあるSNSで見かけた自称ゴルフ女子の投稿。「最近の某グループのコース、赤ティーの距離短すぎて面白くないよね」。これは問いかけに見せかけた、ただの飛距離マウント。コメントも「谷越えとかの達成感がないと物足りない」だの「そんなにパーオンしたいのかな」だの。どうぞどうぞお好きに後ろから回ってください。
ただ、それを同伴女性に強要しないこと。そもそも、楽しみかたは人それぞれ、飛ばない人もいるという想像力が働かない輩がゴルフ巧者なわけがない。パープレーはおろか70台も出せないのに面白くないとは片腹痛い。先日も知人が「距離が短くてつまらなかった」と言うのでさらっとアンダーで回ったのかと思いきや、89回って。やー、それは言い方を考えたほうがいいね。短いのに攻めきれんかったー、なら会話続くけど、さすがにこれは返事に窮する。
飛ばし屋さんたち、距離が短いとスコアがよくない言い訳ができなくて困るんだなって納得されちゃう危険性があります。ご発言は慎重に。
この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2025年9月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
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