宮里藍プロが、将来を担う若手選手たちへ自信の経験をもとにアドバイス
5月21日(木)から24日(日)まで、「ブリヂストンレディスオープン」が千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースで開催される。その指定練習日となる19日(火)、大会恒例企画となっている若手選手向けトークセッションが行われた。
今年で6回目を迎えた同企画には、アマチュア4名と若手プロ3名が参加。それぞれ約30分にわたり、練習方法や試合への向き合い方、メンタルコントロール、体調管理などについて、宮里プロが自身の日米ツアー経験を交えながら語りかけた。
会場では、普段なかなか聞くことができない「トップ選手の考え方」に触れようと、参加選手たちが真剣な表情でメモを取りながら耳を傾ける姿が印象的だ。
質問の中でも多かったのは、「試合で実力を出し切るにはどうすればいいか」というテーマ。
山下心暖プロは、「試合になると緊張してしまい、1日ごとの波が大きくなってしまう。スコアをまとめきれない」という悩みを相談。これに対して宮里プロは、「普段の練習から試合を意識することが大事」と回答した。
具体的には、「練習ラウンドでも“1球しか打てない”という意識でプレーすること」「感情の起伏や自分のクセに気づくことが重要」とアドバイス。本番だけ特別な状態を作るのではなく、日頃から試合環境を想定した取り組みが必要だと伝えた。
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身振り手振りを添えて優しく説明する宮里プロ[/caption]
伊藤プロは昨年を振り返り、「プロテストに臨む意識についてアドバイスをいただき、その通りにマネジメントできたことが結果につながった」とコメント。今回はプロとしてツアーを戦う中での課題について相談し、「壁にぶつかった時に、最終的には自分を信じてプレーすることが大切という言葉をいただいた。とてもいい気づきになった」と語った。
さらに千田萌花プロも、他選手の質問や回答を含めて多くの学びがあった様子で、セッション後には参加者同士で話し込む場面も見られた。
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緊張しながらも熱心に話を聞く選手たち[/caption]
宮里プロはセッション後、「みんな同じような悩みを抱えていた。それを乗り越えるには、自分自身で良いことも悪いことも経験していくことが大切。自分の中で答えを見つけて頑張ってほしい」とコメント。
近年、国内女子ツアーでは若年層の台頭が加速する一方、競技レベルや情報量の増加によって、技術以外の「セルフマネジメント力」も求められる時代になっている。そうした中、トップを経験した選手が自身の経験を直接伝える機会は、若手育成という側面でも大きな意味を持つ。
ブリヂストンスポーツが継続して実施するこの取り組みは、単なるスポンサー活動にとどまらず、「次世代育成」という観点からもツアーの価値向上につながる試みと言えそうだ。
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右から、伊藤愛華プロ、宮里藍プロ、千田萌花プロ、山下心暖プロ[/caption]