ゴルフの技術やスコアの良し悪しは評価に直結するものではありません。当たり前の話ですが、まず『人として』どうなのか、なのです。マウント取ったり、ニギりの無理強いをしてはいけません。ゴルフが上手くてもなんにも偉くありません。ゴルファーにとっての最高の賛辞は「また行きましょう」と言われること。そのために避けるべきは『へぼ』じゃなく『やぼ』。ゆめゆめ油断なさらぬよう。
【かなり雑な目標数値だからして】
最初から、それがゴルファーのお作法だと思い込んでいたので自分もゴルフを始めた当初は「100切りが目標」と言っていた。が、徐々にゴルフに対する理解度が高まってくると、そもそもなんで100なの?と疑問に思うように。
その点、切りはいいよね。ボギーペースである上に数字としての切りもいい。目指すべき数値として文句のつけようがない。正統派って感じ。
海外でも「Break 100」って言うらしいから、日本独自の文化ではないようだけど、それでも日本人ほどこの数字を気にしてる民族はいない気がする。でもさ、これってつまり単に切りがいいだけって話だよね。2桁か3桁かって。正統派としては半分ボギーと半分ダボで達成できる
切りを目標にしたいとこだけど、日本人としては「百叩きの刑」「百獣の王」みたいな日本語表現の面白さも捨てがたい。ま、その程度の話だから、うまいこと言いたいだけだから、切れなくてもこの世の終わりみたいに落ち込むことはないってことよ。
この記事は弊誌月刊ゴルフ・エコノミック・ワールド(GEW)2026年11月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
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