豊富な解錠方法とビジネス仕様の安定性 インドアの「安全」「安心」を支えるスマートロック『RemoteLOCK』とは?

豊富な解錠方法とビジネス仕様の安定性  インドアの「安全」「安心」を支えるスマートロック『RemoteLOCK』とは?
無人インドアの運営に切っても切れないのが「入退室管理システム」の存在だ。出店ブームが加速する中、ゴルフ業界でもこのシステムへの需要が飛躍的に高まっているが、その中でも株式会社構造計画研究所が取り扱うスマートロック『RemoteLOCK』(リモートロック)が導入店舗を増やしている。 同社は1956年に構造設計事務所からスタートし、今では超高層建築物などの設計からソフトウエアの開発まで主力事業は多岐に渡る。『リモートロック』は米国のRemotelock社が開発を手がけており、日本では同社が販売・サービスの提供元を担っている。 第一に『リモートロック』の特徴はセキュリティ面の強さにある。両面テープで貼り付けて後付けする製品とは異なり、扉に取り付け工事を行うため取り外されてしまったり、剥がれ落ちてしまったりするリスクがない。 また、全国に110社を超える施工パートナーがいるため、万が一のサポート体制も事業者にとっては安心だ。そのため宿泊施設の客室やレンタルスペース、オフィス、保育園など、セキュリティが重視される施設への導入が多い。 そして昨今の各種無人施設からの需要が年々増えている。導入施設は無人脱毛サロン「ハイジ」の67店舗(10月現在)を始め、インドアゴルフでは一例として「ワンゴルフ」(福岡県)、「インドアゴルフ牛久」(千葉県)、「ゴルフストイック江戸川店」(都内江戸川区)「ゴルフストイック川越店」(埼玉県)などに導入されている。

暗証番号で開錠できる簡単さと“万が一”に強いスマートロック

『リモートロック』の特徴は、事前にメールで送られてきた暗証番号で扉を解錠する点である。もちろんQRコードやICカードを併用できる機器もあり、インドアの豊富なニーズに応えることができる。 さらに定期通信で機器本体が認証情報を記憶するので、解錠時に通信不良があっても影響がない。さらに鍵は電池式になっており、万が一停電が起きた場合でも暗証番号を入力すれば開錠が可能になっているので安心だ。

豊富なラインナップとランニングコストの安さ

実際の機器は豊富にラインナップされている。インドアゴルフ店舗で最も支持されているのは押しやすいテンキーの『RemoteLOCK 5i』だ。 他にはドアノブ一体型の『7i』、デザイン性のあるテンキーの『8j』、ICカード対応の『8j-F』、QRコード対応の『8j-Q』などの導入実績もある。 利用には製品本体(税込5.5万円~)と工事費(税込4.5万円程度。施工物件や施工会社によって変動)の初期費用が必要だが、月々のランニングコストは1台当たり2200円(税込)と低価格だ。長い目で見ればコストメリットがあるだけでなく、セキュリティ面が担保されている点は優位性が高いと言える。

予約管理システムとも連携

もちろん予約管理システムとも連携済みだ。インドア数百店舗に利用されている『STORES 予約』など数十サービスと連携済み。また、ブリヂストンゴルフアカデミー約90店舗の多くで採用されている、AnotherShotGolf社のゴルフスクール専用管理システム『ASG School』とも連携を開始したばかり。同社の開発・技術責任者の佐藤精一氏もこう語る。 「『リモートロック』は当社運営のインドアでも導入していますが、アメリカでの実績もありトラブルも少ない。機器を外付けするスマートロックが多い中、同製品はしっかりした鍵そのものという点も決め手でした。それとホテルの全客室に比べインドア1店舗は小さなビジネスですが、同社はレアなケースにも対応してくれた。そういったアフターサポートへの誠意に共感したことがシステム連携に至った経緯です。最終的には導入店舗へのプラスにもなると判断しました」 『リモートロック』は製品の導入相談から取り付け・アフターサポートまで、様々な業態のインドアゴルフに対応できる体制を整えている。