ヤマエグループホールディングスは12月2日、今年7月より運営する熊本県のゴルフ練習場「津浦ゴルフアリーナ」(旧池田ゴルフアリーナ)をリニューアルオープンした。当日は同社の網田日出人会長や所属プロの竹田麗央らが登壇し発表会を開催。報道陣約20名、関係者40名が集まった。
同練習場は熊本市内中心部から3km圏内、熊本城から車で約10分とアクセスも良く、見晴らしの良い高台に位置する。広大な約200ヤードのフェアウェイが特徴で、駐車場も約80台分完備する。
今回のリニューアルでは、熊本県の練習場で初めて全66打席(1階:33打席、2階:33打席)にモニター付き「トラックマン・レンジ」を導入。全打席をオートティーアップ機にしたほか、パター練習場を新設し、クラブハウスも全面改修した。

同社の網田日出人会長は、
「津浦ゴルフアリーナは開場から30年経過しており、打席やクラブハウスが老朽化していたこともあり、大幅リニューアルに踏み切った。やるからには熊本県で一番のゴルフ練習場にしたい」
と意気込みを語った。

発表会の後は打席に移動して竹田麗央による始球式が行われ、クラブハウスに併設された竹田専用のトレーニングルーム「RIO'S ROOM」も披露された。また、同選手のサイン会や写真撮影会、ドライビング対決などが行われ、多くの来場者で賑わった。
ここ3年コロナバブルに沸いた練習場業界だが、一方で地方の練習場は相続問題や経営難により閉場の一途をたどっている。そんな中、津浦ゴルフアリーナが練習場業界活性化の一端を担うか注目だ。