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  • 高機能なGPS距離計『ボイスキャディ T8』グリーン周りを徹底攻略!

    桑木野 洋二
    中央大学卒業後、本間ゴルフ、マルマンでマーケティングの責任者を歴任。ゴルフ業界における2大プレミアムブランド「MAJESTY」と「BERES」を支えてきた唯一のマーケッター。2018年、マーケティングの何でも屋...
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    『これがあれば、もうキャディは要らないですね』とおもわず口走ってしまった。左腕を覗いたらコースの状況や距離に加えて、グリーンのアンジュレーションまで教えてくれる。 最新のウオッチ型GPS距離計測器はそこまで進化していた。『ボイスキャディ T8』。ブランド名からは音声型GPS距離計測器を想像するが、今ではウオッチ型、レーザー型、スイング練習機まで展開する計測器の総合ブランドである。

    洗練されたデザイン

    GEW5月号の連載で紹介したレーザー距離計測器『CL2』は、コンパクトなボディで計測スピードが速く、正確で使い勝手の良い機種だった。 特にシルバーのボディに赤色をポイントに使ったデザインは、洗練された印象で欲しいと思った。岩橋里衣プロからも最近持っている人が多いですよ、とも聞いていた。それ故、「ボイスキャディ」にウオッチ型距離計測器の印象は薄かったのが正直なところだ。 ところが、ネットで他のブランドのウオッチ型を検索していた時に出てきた『ボイスキャディ T6』の洒落たデザインが気になっていた。

    動画で紹介

    最新プレミアムウオッチ

    距離計測器の一般ゴルファーへの広がりに合わせて、新規参入メーカーも増えた。さまざまなブランドの距離計測器が店頭やECサイトに並ぶ。特に主要メーカーでは、一つのブランドで機能面やデザインに差をつけて、価格帯を変えてシリーズ化しているものが多い。〇〇3兄弟のようなイメージだ。 プレイヤーが自身の使用方法や価値観に合わせて選べるようになっている。 今回テストした『ボイスキャディ T8』は、「ボイスキャディ」ブランドのウオッチ型GPS距離計測器の最高位機種であり、この4月から発売が始まった最新モデルだ。 黒いベルトと黒く丸いボディにカッパーカラーの金具。プレミアム感に溢れたスマートウオッチという外観だ。左手首に装着すると軽く(47・5g )、手首にフィットする。プレイ時に全く気にならない装着感である。ボタンは右の真ん中に一つのみ。画面のタッチ式のようだ。 テストコースは、熊谷ゴルフクラブ、IN10番ホール、404ヤードのPAR4。すでに梅雨入りしているのではないかと思うほどのあいにくの雨模様だった。このような日は、ポケットやバッグから取り出す必要のないウオッチ型は重宝する。プレイしながら左腕を覗けばいいだけだからだ。 『ボイスキャディ T8』の最大のポイントは、グリーンアンジュレーションの鮮やかな表示だと思っているので、早くグリーン周りに行きたいという衝動に駆られながら、ティーイングエリアでコース全体の情報を確認した。ほぼ真っ直ぐなホールレイアウトが表示される。色が明るくきれいだ。 グリーンセンターまで397ヤードの表示。残り200ヤードの赤い線が引かれている。フェアウェイ右のバンカーをタップするとフロントとバックまでの距離が表示された。事前に十分なコース情報をインプットし、自信を持ってフェアウェイやや左を狙った。 トウ寄りで当たりが悪かったが、なんとかフェアウェイの左に残った。2打目地点に到着。左腕の『ボイスキャディ T8』を覗く。残り207ヤードの表示と右下に矢印。 気になって押してみた。すると「飛距離191ヤード、スイングテンポ3.8」と出た。「チーピン目だったし飛んでないな。スイングも少し早かったかな」。毎ショット後に、自動で飛距離と今のショットのスイングテンポを数値化してくれるのだ。ミスの要因の一つがわかる。 次のホールのティーショットはもう少しゆったり振ろうと思った。 グリーンの傾斜を事前に 2オンを諦め、6番アイアンで刻むことにした。念のため、グリーン左のバンカーをタップ。フロントまで162ヤード。左に引っ張らないように意識してセカンドショットに臨んだ。 3打目地点に近づくと画面が切り替わった。赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、グリーンの傾斜が色鮮やかに表示された。これだ、これ。 11種類の色でアンジュレーションを表現しているそうだ。さらに人差し指でスライドすると、矢印が大小で表示され、離れた位置からでもグリーンの傾斜が手に取るようにわかった。 キャディが要らないどころか、それ以上の情報をもたらしてくれる。グリーンが受けていることも確認できたので、残り48ヤード、ピンをデッドに狙った。完璧な事前情報により、ピンハイにナイスオン。 歩きながら画面を覗くと場所に合わせてグリーンが動いた。実際の自分の位置と連動した画面表示になるので、勘違いでミスすることもなくなる。 ピン奥およそ2mにナイスオンしていた。ボールの位置で画面をタップすると残りの距離と高低差も表示される。今回はその必要もない2m前後の距離だったので、ややフックと読んで慎重にパーパットを決めた。 『ボイスキャディ T8』は世界4万コース以上に対応している。さらにマイボイスキャディアプリと連動させれば、ラウンドの記録やスコア統計などさまざまなソフト面の充実を図れる。プレミアム感のある外観と使い勝手の良さ、そして何と言ってもキャディ要らずと言わしめる情報量の多さ、『ボイスキャディ T8』は、二刀流を薦める筆者のお気に入りのモデルになった。
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    練習器具
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