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  • TecTecTec! Mini+m、ポーチ不要、磁気で装着の便利さを体験

    桑木野 洋二
    中央大学卒業後、本間ゴルフ、マルマンでマーケティングの責任者を歴任。ゴルフ業界における2大プレミアムブランド「MAJESTY」と「BERES」を支えてきた唯一のマーケッター。2018年、マーケティングの何でも屋...
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    二刀流は流行り?

    大谷選手が、記念すべき日米通算150号ホームランを先頭打者でかっ飛ばした。メジャーリーグのルールをも変えてしまうほどの活躍は、世界中に「二刀流」を定着させた。決して流行りに便乗したわけではないが、筆者は4年前から「二刀流」と言い続けている。もちろん距離計測器の二刀流だ。 以前から、プロや競技ゴルファーの間では、「レーザータイプ」の使用者が見受けられた。目標物にレーザーを照射して、正確な距離を計測する。 1ヤード刻みで事前情報が欲しい上級レベルに必要な機器と思われていた。ところが、ここ4、5年の間に、腕時計型の「GPSタイプ」が充実してからは、アベレージゴルファーに広く浸透した。 上級者にとっても、コースレイアウトやグリーンの前後の距離などが一目でわかる「GPSタイプ」は、メリットが大きいと気付いた。ひとくくりに距離計測器と言っても特性が異なるのだ。 そこで筆者は、技術レベルに関係なく、すべてのゴルファーに距離計測器の「二刀流」を推奨している。筆者の「二刀流」の基本スタイルは、「GPSタイプ」をメインに活用する。ティーイングエリアに到着したらコースレイアウトを確認。 気になる所があったら、「レーザータイプ」で目標物までの距離を計測。目視できないブラインドホールなら「GPSタイプ」のコースレイアウトで予測ができる。グリーンに近づいたら「レーザータイプ」の出番。 ピンフラッグに当てて正確な残り距離を計測。その時、「GPSタイプ」でグリーンエッジまでの距離と奥行きを把握したら、十分すぎる事前情報を手にしてショットに臨める。 では「二刀流」は、どの組み合わせがベストなのだろうか?各社のベンチマークになっている日米の人気商品が良いのはわかっているが、組み合わせると10万円をオーバーしてしまう。それならば、「最新のドライバーを買う!」という声が聞こえてきそうだ。筆者もそっち派である。

    王道外しのこだわり

    昨年、「レーザータイプ」の「TecTecTec!Mini」をラウンド用に購入した。 筆者の二刀流スタイルは、レーザー距離計の使用頻度がそれほど高くない。それに加えて、専用カバーを腰から吊り下げながらラウンドするスタイルが実はあまり好きではない。 この2点から、一定の性能がありつつ、ポケットに入れてラウンドしても気にならないコンパクトサイズと軽さのレーザー距離計が欲しくなった。 「TecTecTec!Mini」の重量は、わずか118g。スマホよりも軽く、サイズは名前の通りでミニサイズ(幅92・7x高さ77・7x厚み40㎜)。それでいて、計測可能距離は800ヤードと長い。測定スピードも約0・5秒と速く、バイブレーション機能までついている。 かなりのスペックである。さらに価格までも安い(1万7600円)。圧倒的なコストパフォーマンスの高さに満足した。あえての王道外しが、こだわり感があって良いな、と思ったりもした。 ただ、以前からWEB上で、「USAアマゾンでの販売台数第1位」というフレーズを目にし、実際に、2016年から2020年まで5年連続で第1位という(TecTecTec!調べ)から、フランスの誇るメジャーブランドである。

    新たなアイデアに共感

    購入から半年以上経って、「TecTecTec!Mini」には満足している。 必要な時にパンツの左ポケットからさっと取り出し、ピンフラッグを狙う。すると間髪入れずにブルッと打つべき距離を教えてくれる。ノンストレスに「PLAYFAST」をサポートしてくれているお気に入りだ。 そんな中、筆者が十分に満足しているのをあざ笑うかのように、先日、まさかの新製品の案内が届いた。 「TecTecTec!Mini+m」という。「+m」が付いているではないか!「+m」って何だよ?と思いながら、新製品リリースを読み込んだ。 ふむふむ、マグネットの「m」のようだ。「ポーチ不要!」とまでキャッチーな言葉が並んでいた。ベルトに専用クリップを着けて、そこに計測器本体を貼り付ける。ポーチを下げるのが苦手な筆者は、このアイデアに共感した。 確かに、ラウンド中に落ちたりしなければ、無駄のないシンプルな動きができそうだ。発想は面白いけど、本当に落ちないのだろうか、実戦向きかどうか。早速デモ機を拝借して、コースで試してみることにした。

    動画で解説

    スマートゴルファー誕生

    テストコースは、熊谷ゴルフクラブ1番ホール、PAR4。長めのミドルホールだ。ベルトに専用クリップを取り付ける。スイングに邪魔にならない位置、左手で取りたいから左後方にセットした。 このマークと本体のマグネットを合わせてしっかり固定する。それでいて取り外し時は簡単に外れる。計算され尽くした絶妙な磁気の強さなのだろう。フェアウェイのIPフラッグに「TecTecTec!Mini+m」を当てる。 軽くてコンパクトな機種は、左手を添えて計測する姿勢を取ると安定する。 ブルッとあっという間に計測完了を知らせてくれた。ホームページによると計測速度は約0・5秒という。このサイズでこの速さ、優れものだ。直線距離237ヤード、やや下りで打つべき距離は235ヤードと表示された。 計測を終え、本体をベルトに装着した専用クリップに貼り付ける。 無駄な動きが一切ない。ポーチに入れてジッパーを上げたり、ふたをしたり、ひと手間が要らない。実にスマートな所作だ。もしかしたらポケットに入れる筆者のスタイルよりもスマートなのではないか。 これでスイングしたり、走ったりしても落ちなければ「あり」だなと思った。アドレスに入る。 148gの重量は腰に着けても、なんとなくこの辺りかなと思う程度で全く気にならない。IPフラッグを目がけて振り抜く。腰に装着した「TecTecTec!Mini+m」は落ちなかった。クリップから少しもずれていない。 不安要素が消えた。それならばもっと激しい動きはどうかと同伴の若者に装着してもらい、ジャンプしたり、走ってもらったり、やや強めなシチュエーションを想定してみた。 実験の結果は全く問題なし。開発段階で数多く検証したのだろうなあ。絶妙な磁気の強さに感心した。セカンド地点へ移動。残り200ヤード以上残ってそうだ。 ピンフラッグに当てる。この距離でも奥の木を拾わずに、手前のピンフラッグをつかまえる。あっという間にブルッと計測完了を知らせてくれた。普段使いでその性能の高さは満足している。 筆者お気に入りの高評価の機種に、今回「+m」でマグネットが加わった。スマートなプレイスタイルへの変化を生む。これで2万2000円。 コスパの高さには驚かされる。買い替えようか、魅力なる新製品だった。「TecTecTec!」の商品は、保証期間1年延長の安心サービスも適応される。 顧客満足度が高いブランドだと納得する。筆者なりの「TecTecTec! Mini+m」の優れた点を3つ上げてみる。・スマートプレイへ変化・驚きの高機能と安定感・安心のアフターフォロー新しいプレイスタイルを提案する魅力的な高コスパ商品だった。 「14本の次は距離計測器」ー。ゴルフを楽しむ大切なゴルフ用品として、自分のスタイルにあったものを全てのゴルファーに愛用して欲しいと願う。
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