ForesightSports社の弾道計測器『GC3』や『GCQuad』を輸入販売するAMPLUS(アンプラス)は4月より『GC3』の廉価モデル、『GC3アナリシスパッケージ』の販売を開始する。
同社は『GC2』や『GCQuad』を日本で広め、直近では自社オリジナルの『FOCUS』という製品で、米国フロリダ州で開催されたゴルフの見本市「PGAショー」(1月24~27日)に出展。新領域の「AIクラブトレーサー」を世界に披露したばかり。
『GC3アナリシスパッケージ』の投入で、従来製品で価格面がネックになっていたインドア施設にとって弾道計測器導入の敷居が下がる格好だ。
『GC3アナリシスパッケージ』とは?
『GC3アナリシスパッケージ』は一部機能をオプションとし、バンドルソフトウェアをFSX2020から分析専用のFSX Proに変更したという。低価格を実現した(GC3の56%)要因はそこにあるという。
■GC:希望小売価格 124万3000円(税込)~
■GC3アナリシスパッケージ:希望小売価格 70万4000円(税込)~
さらに『GC3アナリシスパッケージ』はテクノレント株式会社によってレンタルでも提供される。月額3万700円(税込)より利用が可能だ。
『GC3アナリシスパッケージ』は『GC3』とどう違うのか?
同製品は『GC3』と同じ筐体であり、『GC3』に標準で備わるクラブヘッド情報の計測についてはオプションとなっているため、用途に応じて拡張していけるようになっている。
■仕様表
また、バンドルされるソフトウェアがFSX2020から、弾道の分析に特化されているFSX Proへと変更されている。パソコンとモニター、もしくはプロジェクターを追加すれば、ゴルフシミュレーターとして弾道の表示が可能となる。オプションのFSX Playソフトウェアを追加することで、コースラウンドも楽しめるという。
■FSX Proの解析画面
■FSX Proの弾道履歴画面
もちろん超高速カメラ技術や、特許を取得しているボール球体認識技術が採用されており、その正確な計測機能を元にしたゴルフシミュレーターとしても発展させることが可能で、インドアゴルフ(シミュレーションゴルフ)市場での利用も想定されている。