ガーミンジャパンは5月31日、シリーズでAMOLED ディスプレイを初搭載したGPSゴルフウォッチの最上位モデル『アプローチS70』を発売した。
「アプローチ」シリーズのGPS距離計としては2020年の『S62』以来で、それをベースとしてアップデートした最上位機種という位置づけ。今回はより多くのゴルファーに対応できるようケースサイズが47ミリ(ブラック)と42ミリ(ホワイト、グレー)の計3タイプがラインアップされる。
最大の特長は、色鮮やかな AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用し、ゴルフ場の直射日光下でも色鮮やかな表示で優れた視認性を発揮することだろう。 画面上に表示されるコースマップは解像度が上がり、 林のエリアが立体的に表示され 、よりリアルにコースをイメージしやすくなるという。
また、これまでの登録コース4万2000コースを上回る4万3000コースが登録され、国内は98%が網羅。そのほかにはメールや電話通知機能、Suica対応のほか、最大2000曲が保存できる音楽機能も搭載。
さらにヘルスモニタリング機能では、心拍数、ストレスレベル、体のエネルギー残量を可視化する ガーミン独自のボディバッテリー 、血中酸素トラッキング、睡眠の質を100までの数値で評価する睡眠スコアなど、充実した機能で日々の健康管理からアクティビティ中の体調チェックまでをサポートする機能を搭載している。
もちろん、GPSゴルフウォッチとしての機能も進化している。
■ハザードビュー操作性が向上
バンカーや池などのハザードまでの距離を表示する「ハザードビュー機能」は、画面右側にインジケーター(画像の白い部分)設置。インジケーターを動かすことで簡単に拡大したい部分が表示される。
■マルチGNSSマルチバンド対応により、素早く高精度な位置情報を提供
マルチGNSS対応により既存モデルよりも対応する測位衛星の種類が増加。さらに、GNSSマルチバンド対応により、2周波数帯を受信可能(L1信号・L5信号)になり、コース上で森林に囲われた場所などでもさらに素早く高精度な位置測位が可能。※GNSSマルチバンドテクノロジーは47ミリモデルにのみ搭載
■「PlaysLike 距離(高低差情報)」がアップグレード
『アプローチS62』はコースの標高差のみから推奨距離を表示しているが、『アプローチS70』では、コースの標高差だけでなく風速/風向き、空気密度を考慮し、グリーンまでの実際に打つべき推奨距離を表示。※風速/風向き、空気密度の考慮には「ガーミンゴルフ」アプリとのペアリングが必要。
■推奨クラブを表示する「バーチャルキャディ機能」が進化
過去のスイングデータと風速/風向きを考慮して最適なクラブを提案する「バーチャルキャディ機能」に、『アプローチS70』ではショットの着弾地点予想範囲を表示する機能が追加。各クラブ選択時にどのようなハザードが待ち受けているかをイメージすることが可能。
※過去5ラウンド以上のラウンドデータを記録した「ガーミンゴルフ」アプリとのペアリングが必要。
価格は47ミリサイズが9万9800円、42ミリサイズが9万3800円となっている。
【問い合わせ】
ガーミンジャパン
0570―049530