AIゴルフコーチ『APEX』って何? 記者が体験してみた

AIゴルフコーチ『APEX』って何? 記者が体験してみた
これからはゴルフもAIで上達する時代が来るかもしれない。 韓国のモアイス社が展開する『APEX』が日本のインドアに初導入された。『APEX』は、AIがゴルファーのスイング中の骨格を分析、診断し、改善方法を提示する、いわゆる「AIコーチ」システムだ。 同製品の元になっているのは、『GolfFIX』というスマホアプリ。日本ではまだ約6000ダウンローと知名度はないが、全世界で既に30万ダウンロードされている。そのノウハウを組み込み、インドアや練習場などの「施設向け」に再構築したのが『APEX』で、英国、米国、韓国、台湾、中国のインドア・練習場に導入されている。5か国語に対応しているのも特徴だ。 そこで、同システムを逸早く導入し、レッスンで活用している「フラッグスインドアゴルフステーションさいたま」(埼玉県)にて「AIコーチレッスン」を体験してきたのでレポートしたい。 フラッグスゴルフスクール AIコーチ APEX モードは、スイングを分析し改善策を提示してくれる「スイング診断」と、例えばスライスやダフリなどトラブル内容を選択した上で改善策を提示してくれる「集中練習」の2つが実装されている。今回は前者を体験した。 フラッグスゴルフスクール AIコーチ APEX まず3球打つだけですぐに診断を開始。分析結果がスコアと共に出た。「残念なスイングでした!」とはっきり表示されるのは若干ショックだが、上達するには厳しさも重要。いくつかスイングの改善点が表示されるが、中でも特に代表的なエラーに絞ったところ、記者は「上半身のスウェー」が問題とのこと。 フラッグスゴルフスクール AIコーチ APEX 改善策をAIが示し、それを自主練で矯正することもできるが、今回は同施設の校長を務める橋本好和プロによるレッスンを体験。エラーを元にに上半身のスウェーを改善するドリルを教えてもらった。 レッスン後に再度打ったところ、あっという間にスウェーが改善され点数もアップ。コメントも「素晴らしいスイングですね!」と表示された。 フラッグスゴルフスクール AIコーチ APEX YouTubeのレッスン動画を観ながら自主練習するゴルファーも多いが、課題は十人十色で、自分で改善するには限界がある。一方、『APEX』を使うことで個々の課題がAIによって可視化され、改善点が明確になる。自主練の精度も上がりそうだ。 また自分のエラーが明確になることで、レッスンの理解度と納得感がさらに増した。橋本好和プロによると、 「『APEX』は100万人のスイングデータを入れており、試合中のプロのスイングや、レッスン中の女性や子供も含めたゴルファーのデータも入れることもできます。これらを使うことで今後は「女性」、「子供」、「高齢者」、「100切り」などのように、カテゴリー別のレッスンも提供できると思います。 『APEX』をレッスンで効果的に使うことで、生徒さんに動きを伝達しやすくなったと思いますし、コーチ同士で知識やレッスンの統一感が生まれます。自主練もやりやすくなるので練習場に行くことが楽しくなるのではないでしょうか」 是非一度、『APEX』のレッスンを体験してみてはどうだろうか。