本間ゴルフと契約のジャスティン・ローズ 14日に会見

本間ゴルフと契約のジャスティン・ローズ 14日に会見
かねてから噂されていた本間ゴルフとジャスティン・ローズが契約を締結。1月14日、ロサンゼルスで契約発表会を行うが、親会社のHonma Golf Limited と複数年契約を交わしたもので、グローバル化を一気に加速させる算段だ。 キーになるのが元テーラーメイドのトップ、マーク・キング氏がホンマの北米ビジネスに関わったこと。米国の現地法人は2年前に立ち上がり、それ以前は代理店が海外営業の形で販売していた経緯がある。 現在のトップ(COO)は元テーラーメイドのジェフ・レトルノ氏で、60歳で退職後ホンマに転職しているが、マーク・キング氏の正式な肩書はアドバイザー。昨期の北米の売上比率は5%未満、12~13億円の窮状でマーク氏が就任するやいなや起爆剤としてジャスティン・ローズ獲得に至っており、このあたりはかつてヘッドを白にした同氏らしい英断と言えそう。 米市場では『ベレス』が一部の富裕層に高級品として認知されており、顧客はアジア系が中心。今後は白人マーケットに4大メーカー、つまりテーラーメイド、キャロウェイ、タイトリスト、ピンの牙城へ日本ブランドのHONMAを訴求していくことになる。 その主軸となるモデルが『ツアーワールドTW‐747』で、日中米の三位一体経営の手腕が試される。