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[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2017/07/photo_koyama.jpg" name="児山和弘" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]「企業とサービスにストーリーを描く」オウンドメディアの運営企画会社メディアライト代表。1999年、ゴルフパートナー立ち上げに参画しゴルフ業界に参入。以降、用品販売やオリジナルブランドの製品開発を手掛ける「39ゴルフ」の運営を経て、フリーに転身。2013年メディアライトを立ち上げ、現在に至る。[/surfing_voice]
ゴルファーとして一つ上のステージを目指せるゴルフ用レーザー距離計
すごく軽いし、海外モデルに比べてもコンパクト。日本人は手が小さいので、サイズ的にもホールド感があっていいですね。そして、黒に青の挿し色が入っているのが爽やかでカッコいい。上田桃子プロが契約していますけど、そういう爽やかな印象がニコンにはあります。
実はレーザー距離計が嫌いって人はけっこういて、一番の理由がサーチできないこと。ピンや目標にレーザーを当てられない人が意外と多いんです。
実際「距離が測れないじゃないかっ!」と店頭でクレームになるケースもある。しかし、手ブレ補正があると全然違うんです。レーザー距離計は画面の十字に合わせて測りますが、慣れている人だと脇を絞めたり腕を固めたりとテクニックを使って手ブレを防止するのですが、このモデルは一切そういうテクニックが要りません。
ちょっと慣れれば片手でも手ブレ無しで簡単に測れる。だから、今までレーザーが苦手だった人、嫌いだった人にもおススメできるモデル。結構、画期的だと思いますよ。
ピンまでの距離がしっかりと分かるので安心して打てる
そして、今回新機能として追加になったピンを計測できたことが分かる『ロックド・オン・テクノロジー』ですが、大体ゴルフ場ってグリーンに向かってうけているんですよね。そうすると、一般的なレーザー距離計だと奥の木を計測してしまうことがしばしばあるんです。「アレっ、こんなに距離があるの?」って思うことがよくあります。
そういう時に、ピンを捉えたことが分かる機能があると、その距離をしっかりと打っていけばいいという安心感が生まれる。これは結構大事だと思いますよ。
あと、高低差が分かる機能ですが、これは競技では使えません。あくまでもプライベートのゴルフで利用できる機能ですが、高低差が分かれば、打ち上げや打ち下ろしの程度が分かる。今まで当てずっぽで10ヤード増し、5ヤード増しで打っていたものが、ちょっと変わります。
より緻密なゴルフにつながる。ゴルフの腕前に関わらず、高低差の情報があることで、ゴルファーとして一段上のステージに上がれる気がしますね。
初中級者ほど手ブレ補正を積極的に使ってほしい
次に計測できる距離ですが、カタログを見ると7.5メートルから915メートルまで測れるとのこと。900メートル測る局面はゴルフではありえませんが、レーザー距離計って長い距離が測れるほど有利なんですね。
実際に短い距離を測る時も有利。例えば、軽自動車でも100キロ出せますけど、やはり2000ccとか3000ccとかパワーのある車の方がスーと100キロ出るじゃなですか。それと同じで、やはり計測可能な距離が900メートルくらいないと、150、200メートル先の小さいピンフラッグを的確に捉えられない。それぐらいの精度が必要ですし、手ブレ機能も加え、総合的にストレスなく距離をしっかりと測れる印象ですね。

あと、メガネをかけてもファインダーがしっかりと覗けるという声もありますが、そこはニコンですよね。構えやすさとか、狙いやすさもこだわって作っていて、どんな人でも安心して使えるのが一番じゃないですか。
レーザー距離計というと、どうしても上手い人向けというイメージがありますし、値段も少し高めで手が出しにくいという声をよく聞きます。ニコンでも入門編の2万円くらいのモデルがあって、そっちを使うという手もあります。でも、レーザー距離計に慣れてないと手ブレ補正があってスッと測れた方がいい。
それにこのモデルは高低差を測定できる機能も付いています。こういう上位機種を初中級者の人が使えば、ストレスがなく距離を測れるでしょう。
また、ピンまでの距離だけではなくて、IPや木、障害物などボールを打つ目標ではないところまでの距離を測ることでコースマネジメントができる。そういう意味ではむしろ、スコアが伸び悩んでいる人が使うとスコアアップが期待できると思いますね。
『クールショット 80i VR』の商品データ
ブレない。高低差も測れる。LOCKED ON機能付。
- ブレずに狙えるVR(手ブレ補正)機能搭載
- ピンフラッグが測れたことがひと目で分かる「LOCKED ON TECHNOLOGY」
- 8~1000ヤード(7.5~915m)までの測定が可能
- 勾配で打つべき距離の目安を表示する「ID TECHONOLOGYを搭載」
- 近くの目標物の距離を優先的に表示する「近距離優先アルゴリズム」
- ボタンを押し続ければ約8秒間の連続測距ができる「連続測定機能」
- 距離に関わらず一定して速い測距レスポンスを実現する「HYPER READ」
- 約0.5秒の測定結果表示
- 多層膜コーティングを施した、6倍のファインダー
- のぞきやすい大きな接眼レンズ径
- めがねをかけたままでも見やすいロングアイレリーフ
- 雨やしぶきで濡れても安心して使える防水・防曇構造
- 握りやすいエルゴノミックデザイン
なお、『COOLSHOT 80i VR』と同等の機能性を持つ直線距離専用モデル『COOLSHOT 80 VR』も好評発売中。価格は両モデルともにオープンプライス。
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