ワークス perfect pro X HOLD

ワークス perfect pro X HOLD
新「Xパターン」が生み出すショットの安定力

Check point!

永井プロの試打インプレッション

まず、握った印象としては、テーパーがハッキリとついているので、左手は太目でしっかり、右手は細目でソフトにグリップできます。左右の手の役割分担が明確に意識しやすいシェイプです。特に左手の部分でバックラインをしっかりと感じ取れるので、フェースをコントロールしやすいですね。 そして、最も特徴的なのが、従来の『Xライン』から進化させたという新「Xパターン」です。具体的には形状やサイズ、そして配列などを変更したということですが、グリップして一番感じるのは、ホールド感の良さ。細かく施されたXの角というか溝の部分が手にしっかりと引っかかるので、グリップに緩みがありません。メイド・イン・ジャパンの繊細なモノ作りが、この辺りにも見て取れます。 次に、ラバータイプとコードタイプのそれぞれの製品推奨者ですが、ラバーはとてもオーソドックスなタイプなのでどんなニーズにも対応できそうですが、重量が49gあるのでドライバーなら300g以上、アイアンシャフトだと軽量スチールよりもやや重めのタイプに装着すると、さらにバランスよくクラブが振れるでしょう。 また、ラバータイプには右手部分を少し太くした「ミッドサイズ」が加わりました。このタイプは52gと若干重さがあるので、インパクトで手元が流れにくいという特徴があります。どうしても手元が流れてスライスしてしまう人が使うと、ボールが捕まる効果も期待できますね。 一方、コードタイプはまるでクラシックコードを彷彿させるほどのしっかり感があります。それに加えて、50gとやや重めなので手元を意識してクラブを操作したいゴルファーとの相性がいいでしょう。アイアンが得意なプレーヤーが好みそうなグリップです。実際、ベン・ホーガンや陳清波プロといった歴代のショットメーカーもしっかりしたクラシックコードを愛用していたので、そんな気持ちで試してみるのも楽しいでしょうね。

商品詳細

ワークスは、従来品よりもホールド感をアップしたという『パーフェクトプロXホールド』を発売した。同モデルは、『パーフェクトプロ』の代名詞でもある「Xパターン」の形状やサイズ、糸の配列や太さを改良し、既存のモデルよりもホールド感をアップさせているという。その結果、握った時のしっかり感が従来品よりも高いため、汗や雨によるスリップを抑える効果がさらに高まった優れものだ。 ラインアップはラバータイプとコードタイプの2機種をラインアップしているが、ラバータイプには通常よりもテーパー形状を少なくして、右手部分(右利きの場合)を太くした『ミッドサイズ』も追加している。

Xホールドラバー

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Xホールド ミッドサイズ

Xホールドコード

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お問い合わせ ワークス

撮影協力:熊谷ゴルフクラブ、カゴハラゴルフクラブ