アクシネット ジャパン インク タイトリスト VOKEY DESIGN SM6

アクシネット ジャパン インク タイトリスト VOKEY DESIGN SM6
強い弾道でピンをデッドに狙える ウェッジの本質を知り尽くしたテクノロジー

Check point!

永井プロの試打インプレッション

テストして感じるのは、やはり『ボーケイ』はウェッジとは何かを熟知していますね。まず、ネックがしっかりしているので、ウェッジで重要な高い重心感があり、スピンがしっかりと入ります。あと、方向性がすごくよく弾道もやや低めに抑えられるので、風に影響されずにしっかりと狙った距離が打てる。ピンをデッドに攻められる点が特筆できますね。 今回の『SM6』は、ロフトが立っている46~52度の重心を低く、そしてロフトの寝ている58~62度をやや高くしてロフト角別に最適な重心設計にしているので、芯にボールが当たりやすい。それがボール初速の速さにつながっているので、非常に鋭いボールがラインに対してピュッと飛んでいきます。打っていて、とても気持ちいですね。 前作からすごく進化していると感じますが、これはやはりツアープロからのフィードバックをベースに作り上げているからでしょう。昨今のボールのパフォーマンスやツアーのコースセッティングに対して、プロがウェッジに求める要素は変化しています。ボールは低スピンタイプが主流になっているのでロングショットの飛距離は出るけど、ウェッジショットは止まり難い。それに対応するためには溝の切り方に工夫を凝らす必要があるし、構えた時にしっかり打ち込めるイメージが出やすい形状にした方がいい。 さらに、コースの距離も長くなっているので、ボールを極力曲げずに直進的に攻めることも重要。だから方向性の良さも求められます。『SM6』は、こういったプロのプレースタイルの変化に対して、一つひとつ丁寧に聞いて形にしている印象がとても強い。ウェッジを熟知する『ボーケイ』らしい奥の深さを感じますね。 あと、『ボーケイ』は昨今のアイアンのストロングロフト化に対応するために、最低3本のウェッジをバッグに入れることを推奨しています。今回は、52、56、58度の3本でスコアメイクに重要な70~100ヤード前後の距離を打ち分けみましたが、やはり3本あると思い切ったスイングができるのでインパクトもしっかりする。それが飛距離の合わせやすさにもつながりますので、ウェッジプレーのパフォーマンスを上げたいアマチュアの人達も是非3本入れてみてはいかがでしょうか。 1607-vokey2.jpg アマチュアにも参考になるジョーダン・スピースのウェッジセッティング (46、52、56、60度)

商品詳細

アクシネット ジャパン インクが今春発売したタイトリスト『ボーケイデザインSM6』ウェッジシリーズの人気が急上昇している。小誌が毎月レポートする「定点観測」のウェッジ部門でも堂々の1位。主力小売店からも「前作比110%は確実に売れる」(ヴィクトリア新宿店)とポジティブな声が聞こえてくる。 人気の秘密は、ウェッジのトップブランドでありながら、常に進化し続けていることだろう。『SM(スピンミルド)』シリーズとしては今作で6代目の『SM6』は、46~52度の重心を低く、54~56度は従来の重心位置(中間)、そして58~62度は重心を高めに設定することで、打点と重心が合うようにするという「プログレッシブCGデザイン」を新たに採用した。その結果、ボール初速が従来品よりも速くなり、プレーヤーが思った通りの距離をしっかりと打ち分けやすくなるという新機軸を打ち立てている。 また、フェースの溝と溝の間に精密加工パラレルミーリングを施し、優れたスピンコントロール性能をもたらすという新設計の「TX4グルーブ」を採用したことで、スピンコントロールの向上も実現したという。正確な距離の打ち分けとスピン性能というウェッジで最も重要な点を進化させたことが、人気を後押しするファクターにもなっているようだ。 1607-vokey2.jpg 左から52、56、58度

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