ハイバンスを提唱 日本の芝専用『DVR』
Check point!
永井プロの試打インプレッション
基本的にウエッジの入射角というのはキツメに入ってきますので、バンスの役割が非常に重要になってきます。これがイーデルゴルフのフィロソフィーであり、ハイバンスモデルのラインアップが特長的です。カスタムモデルですと27度まで対応できる。
実際に打ってみましたが、ハイバンス性能というのを感じることができました。具体的には抜けの良さですね。ヘッドが強い角度で入ってくるということは、左へ行くミスが出やすいのですが、ハイバンスがしっかりと受け止めて、ソールの跳ね方が左へ行かせない方向に出ていく。ラインがとても出しやすく、ボールの高さ、スピン量を確保してくれます。
ソール形状は、『DVR』、『TRP』、『DGR』の3タイプがありますが、日本の芝に合わせた『DVR』は、ライを変えて何発打っても、打点が一定して同じところに当たってくれる安心感がある。
一方、SWの『DGR』はバンカー専用モデルという位置づけで、ソール形状はいわゆるスクープソール。フェースを開いても良し、スクエアで打ち込んでも◎。特にフェースをスクエアのまま打ち込んだ時のスピン性能が際立っています。
視覚的にも左へのミスを軽減
いずれも素材は304ステンレスですが、軟鉄のようなフィーリング。ライ・ロフト角の調整も可能で、形状的にはネック部分が広くなっていて、ヘッドの先端寄りにスコアラインがついている。シャフトよりやや遠いところでヒットする、というイメージが沸くので、打点のスピードや強さがスピン量に置き換わり、視覚的にも左へのミスを軽減する。フェース面の仕上げはマット調で、打点、フェース向きに集中できるのも◎。
また、カスタムのラインですと、オリジナリティ溢れる装飾を施すことができる。そういった遊び心がありながら、機能美を満たしてくれるのがイーデルゴルフのウエッジです。
既に多くのツアープロが使っており、フィッティングシステムに長けたメーカーですので、自分に合った3つのソール形状、バウンス、フェース角を見つけると、今まで体感したことのなかったウエッジのプレー、強いスピン、方向性を導いてくれるでしょう。
商品詳細
- Grind Type:DVR、TRP、DGR
- ロフト: 46°~48°、50°、52°、54°、56°、58°、60° ※DGRは58°、60°のみ
- Bounce:14°~27°
- シャフト:Dynamic Gold S200、Modus3 Tour105S
- Grip:Tour G(限定グリップ)
- 価格:2万6000円、※ヘッド単体は2万円、カスタムは別途問い合わせ

打点がぶれない
商品のお問い合わせ イーデルゴルフジャパン
撮影協力:マグレガーカントリークラブ