マルマン KS PUTTER FORGED AND CNC MILLING

マルマン KS PUTTER FORGED AND CNC MILLING
名匠・杉山健三氏の理想をカタチにした感性のパター

Check point!

永井プロの試打インプレッション

マルマンのクラブづくりを創業当時から支え続けてきた名匠・杉山健三氏の名を冠した『KS PUTTER』3機種を試打してみました。 まずは、全体的なインプレッションです。一般的なパターヘッドより約50gも重いヘッドと太グリップを採用していますが、このバランスが非常にいいですね。太グリップを装着しても、ヘッドの重さを感じることができ、かといって、重過ぎないから、感性を損なうことなく、ストロークも安定します。 また、ヘッドの座りが抜群にいいので、アドレス時に余計なストレスを感じることなく、ターゲットに集中できることも大きなポイントです。 さらに、センターシャフトのモデルにも関わらず、ライ角を68度~74度(※1度ピッチ)の間で調整可能なアジャスタブルネックを採用。加えて、クラブ長さも32インチ~37インチ(※0.25インチピッチ)で選ぶことが可能ですから、身長や体格、ストロークに合わせて調整することが可能です。 長年、ゴルファーと直接会話してきた杉山氏の「ゴルファー目線での物づくり」という、確固たる想いが随所に伝わってきますね。 1608-maruman_2.jpg 「全体的なバランスが非常にいいです。とにかく構えやすく、真っ直ぐひきやすい」 オートマチック×感性の相乗効果 先述した杉山氏の想いは、実際に打ってみることで、より感じることができます。特筆は、フェースセンターよりもややヒール寄りにデザインされた「オリジナルセンターネック」です。 同設計により、一般的なセンターネックのモデルよりも重心距離が長くなるため、方向性の安定が望めます。また、アドレスした際、ボールが見えやすいという視覚効果もありますから、安心して構えやすく、距離感の出しやすさにも一役買っていますね。皆さんも実際にストロークしてみてください、とにかく真っ直ぐ引きやすいです。 また、同パターは見た目やデザインなど、基本的にはオートマチックな部分を押し出していますが、実は、3モデルともフェースバランスではありませんので、プレーヤーの感性を存分に生かせるバランスの良さも持ち合わせています。「オートマチック×感性」の相乗効果で、抜群の方向安定性と、コンセプト通り、「まるで手で転がすような繊細な感覚と操作性」を両立させた珠玉の逸品に仕上がっていると思います。 また、同一素材の軟鉄をフェースインサートに採用しているので、弾きのよさもありながら超ソフトな打感で、ボールの転がりが驚くほどいいです。 1608-maruman_3.jpg ライ角の調整をスムーズにする、アジャスタブルネックを採用 選べる3タイプ ヘッドは、ピン型、ピンワイド型、マレット型の3タイプを用意。どれもラージヘッドの安心感がありますが、ヘッド形状が大きくなるに連れて、重心も深くなっていきます。ですので、自分の感性をより生かしたいならピン型、オートマチック化優先ならマレット型、両モデルの中間に位置するのが、ピンワイド型といえます。自分のストロークや感覚にあわせて3タイプのなかから選んでください!

『KS PUTTER』FORGED AND CNC MILLING紹介

1608-maruman_1.jpg 画像左から
■ピン型 KS-161P:ヘッド重量378g/総重量544g/重心アングル54.5度
■ピンワイド型 KS-162PW:ヘッド重量398g /総重量564g /重心アングル36度
■マレット型 KS-163M:ヘッド重量409g /総重量575g /重心アングル29度

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撮影協力:石岡ゴルフ倶楽部(アコーディア・ゴルフ)